アットウィキロゴ

この男、かつてないほどに危険につき

41話 この男、かつてないほどに危険につき


「あれ、こいつなんでこんな所で独立して寝てるんだよ」

◆VxAX.uhVsMはカメラの片隅で草むらに横たわっている女を発見した。
誰の顔か見て、ああこいつかと言うように顔をしかめた。

「仕方ない…どっかにワープさせるか…よいしょ」

ボタンを押して、長谷川はどこかに飛んでいく。
行き先を設定し忘れてどこに行ったか分からなかった。

「やべぇやべぇ…どこか探さないと…あ」

するとすごい量の汗が噴き出してきた。
それほどに大変なことだったのだろうか。

「っべー、まじっべーわー…ちょっと本当にどうしようもないわー」

画面を切って何もなかったことにした。



   ◆       ◇

「……くそ、俺は…殺したくない…でも、百合を……!」

B-3の平野で放送後休憩していた彼は自己嫌悪に陥っていた。
相川友はまだ死んでいない。
つまり彼を自分で殺さなくてはいけないかもしれないという事なのだ。
それは彼にとって悲しいことなのだ。

「………友、どうしてるかなー…会いたくないな…」

友人の安否が心配ではある。
友人が死んでうれしいと思う奴はあまりいないはずだ。
もう放送から何時間経ったかは分からない。
でも、時計も見る気がしない。

「ああ、このまま全て終わってくれないかな…」

そんなはかない願いをするが、無駄である。
彼はまた再び自己嫌悪へと陥ってしまうのであった。



    ◆       ◇



「学校が見えてきたね」
「そうだな…なあ、腹減ったからちょっと休まないか?」
「ん?いいよ」

剛田武と◆xzYb/YHTdIは近くに大きな木のそばに座る。
まるでピクニックに出かけている様だが、そんな雰囲気で無い。

「あー、腹減ったー!食うぞ……」

ドスッ、と言う音が二人の前から聞こえる。
空から何かが降って来たような音であった。
二人とも前を見ると、そこには倒れている猫の獣人がいた。

「うわああああああああ!!なんかふってきたあああああああああ」
「お、お、お、お、、、、おおおちつこう!」

二人ともパニックになっている。
しかし、動かないのを見て二人とも少しづつ落ち着いてきた。

「……生きてないのかな?」
「分からないが、調べるか?」
「怖いけど、調べるしかないよね…?」

二人が死体に近づくと、遠くから小さな音が聞こえてくる。
パン、パン、パン……。
その音の後、目の前にいた女の体に3つの穴が開いた。

「うわああああああああああああああ!!?」
「ぎゃああああああああああああああああああああああ!!!」

二人とも絶叫を上げる。
三発の銃弾、もしかしたら自分たちも狙われていたのかもしれない。
二人とも足がすくんでしまっている。
死の絶望から来る恐怖が襲いかかってきていた。

「くそ、死にたくないんだ……!」

なんとか逃げようとするが、いつの間にか撃っていた男が近くにおり、腹部を撃たれた。

「ぐ、わあああああああああ!?いた、がが……」
「xzさん!?」

桐山和雄は残りの弾丸が二発なのを見ると、剛田武の眉間に銃弾を撃ち込んだ。
何も話させずに、一撃で死んだ。
その瞬間、◆xzYb/YHTdIは死を覚悟した。
駆け巡ってくる思い出。
走馬灯と言う物を見るのは初めてだった。

「ああ、もう少し生きていたかったな…」

桐山は眉間に銃弾を撃ち込み、二人とも動かなくなった。

【長谷川智美@オリキャラ 死亡】
【剛田武@ドラえもん 死亡】
【◆xzYb/YHTdI@非リレー書き手 死亡】



    ◆       ◇



「おーい!そこの人ー!聞きたい事があるんだけど…」
「……なん、って…誰だお前!?」
「僕ドラえもん!22世紀のネコ型ロボットさ!」
「……22世紀?」

青木林の前に現れたのはドラえもんだった。

「……なんだよ」
「剛田武…ジャイアンを見てない?」
「ジャイアン…?残念ながら知らないけど」
「そうか……仕方ないな」

ドラえもんは残念そうな顔をした。
青木林は右ポケットに手を突っ込んだ。
グロック19を握りしめた。
これで撃てば、殺せるかもしれない。
ロボットでも、多分頭を撃てば殺せる。

「ごめんな…」
「ん?何か言った?」
「いや、気にしなくていいよ…じゃあな」

ドラえもんが後ろを向く。
ここが好機だ、と言わんばかりに後ろから銃弾を撃ち込んだ。
腹部を貫通して、中身の機会が見えた。

「な……なんで、なんでこんなことを…?」
「流石機械とでも言うべきか…悪いな、死んでくれよ」

引金をひいて、ドラえもんにあたる。
今度こそ倒れて動かなくなった。
バチバチ、と中で機械がショートしているのが聞こえた。

「……あー、やっちゃったな…これからどうしようか」
「なら、死ぬといいぞ」
「!!」

後ろから声が聞こえてくる。
すぐに振り向き撃とうとしたが、反応が遅かった。
その時にはすでに、撃たれていた。

「が…は、くそ…ゆ、り……」

倒れてのた打ち回る。
既に痛みが無くなってきていた。

「ああ、くそ………くやし、いな…」

もう意識も消えかかってきている。
もうこれで自分の人生はお終いなんだと思う。
仕方ないのは分かっている。
自分は人を殺してしまったからだ。

(こんなんじゃ、百合に合わせる顔が無い…な)

せめて天国で、幸せになりたいな。
いや、違うな…俺は地獄に行くべきなんだよ。

「百合…おまえ、だけは、しあわ…せ、に」

最後に一発その場に、甲高い音が響いた。

【ドラえもん@ドラえもん 機能停止】
【青木林@オリキャラ 死亡】



    ◆       ◇



「……もうこの場にめぼしい場所は、学校しかないな」

桐山は、青木林が持っていた銃を回収して歩いていた。
放送も少なからず近付いているのははかった。

「次の放送が終わり次第…学校に行こう」

この男はきっとだれにも止められない。
悪魔が、現れない限り。

【夕方/B-3】
【桐山和雄】
[状態]右肩に銃創、腹部に刺し傷、
[装備]FNハイパワー(11/13)、グロック19(5/10)、名刀「電光丸」(バッテリー切れ)
[所持品]基本支給品、ゲームセンターのコイン(19)、 FNハイパワーのマガジン(1)、グロック19のマガジン(3)
[思考・行動]
基本:この殺し合いに優勝する、そしてせめてもの罪滅ぼしをする。
1:中央部…学校に向かう。
2:七原と川田はと会っても、容赦しない。
[備考]
※願いは『守ろうとした人を、生き返らせる権利』です。
※マンガ版死亡後からの参戦です。

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2011年07月27日 22:53
ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。