小川拓也は俗に言う『DQN』と呼ばれる人種である。
少しかじっているボクシングのパンチを生かしたカツアゲ、恐喝、暴行………とにかく、あまり大袈裟ではない『小悪党』だから更に性質が悪い。
「…ッハァ!やってやろうじゃないの!」
優勝者には一つどんな願いすらも叶える権利が与えられる。
女、金、名誉。どんなものでさえ思いのままに手に入る。
たった47人殺せば、一生遊んで暮らせるのだ。悪くない話ではある。
次に、ランダム支給品なるものを確認してみる。出てきたのは鋼鉄のグローブ。説明書には『銃弾20発を耐えきる耐久度』と書かれていた。
「来たんじゃねえのこれ。さあ、まずは適当に…」
その時、視界の隅に一人の女の姿を拓也は視認した。
相手はこちらが気付いていないと思い込んでいる。拓也は口角を上げ、下品な笑みを浮かべて鋼鉄のグローブを構え、一気に女との距離を詰める。
パァァァアアアアアン!!という破裂にも似た音がした。
それは、女の顔が砕け散った音ではない。拓也の拳を、女の右手が受け止めた音だ。
手に女が力を込めると、グローブごと拓也の左手首を握り潰した。
「ぎゃああああああああああああああああああっ!!」
拓也の絶叫。次に女は右の拳で拓也の腹を捉える。それは勢いよく腹を破り、そのまま中身をまき散らした。既に絶命した拓也の頭に、女はとどめの拳を叩き込んだ。
残ったのは、頭が潰れた無惨な死体だけだった。
◆
『参加者、小川拓也の殺害を完了。残り46人』
code;003という『女の姿をした兵器』は、機械的に呟いた。
彼女ーーーというと語弊があるかもしれないが、code;003は
主催者たちに用意された『サクラ』役である。フォルムは人より明らかに強度が高い。
全ての動作のスペックは各種の格闘技動作がプロ級、それに見合う作られ方をしている。ありとあらゆる能力を最高まで引き上げたまさに『殺戮機械』。
【小川拓也@オリキャラ】 死亡
【残り48/50人】
【深夜/f-2】
【code;003】
基本:参加者を減らす。
※主催のサクラなので、死亡状況などを常に把握しています
【小川拓也】
19歳のDQN。ボクシングを習っており、それを悪事に利用するクズ。
一応彼女は居るが、ヤンデレ気質のため困っている。
【code;003】
◆9QScXZTVAcと◆VxAx.uhVsMにより開発された殺戮兵器。
code;001と002も存在するが今回は未導入。
| 変態ラプソディ |
投下順 |
『主人公』 |
| GAME START |
小川拓也 |
GAME OVER |
| GAME START |
code;003 |
[[]] |
最終更新:2011年07月27日 23:25