46話 それじゃあな
学校の屋上…そこは人により解釈が違うだろう。
少なくとも、今この時には悪い印象しかない。
そう、全ての男である黒幕◆VxAX.uhVsMがいるからだ。
「よう…YR氏」
「Vx氏、なんでこんなことを……」
「ん?
殺し合いの事?暇つぶしに決まってんじゃん」
「ひ、暇つぶし……?」
「そそー、暇つぶし、ひつまぶしじゃあねーぞ」
そんなつまらないギャグを言う。
しかし、それで笑えるのは一人だけだ。
「ふざけないでくださいよ…」
「え?何を?」
「貴方は暇つぶしのためにこんなことをしたんですか!?
ym氏だって6L氏だって9Q氏だってxz氏だってWYG氏だって…8n氏だって、皆あんな風に楽しく話していたじゃないですか!?」
「残念だねぇ…考え方が甘い…本当に残念だよ」
「何が残念なんだよ!ふざけるな!皆は死んでしまったんだぞ!」
「そうかそうか…まあいいや」
「何がいいんだよ!」
『落ち着いてくれよYRちゃん』
「この状況で何を落ち着けるのか…!」
◆YR7i2glCpAは心に余裕が無い。
だからもう耐えきれる事が出来なかった。
「なんで、こんなことをしたんですかVx氏!他に理由がなにかあるんですよね…?」
無駄な質問だ。
それは分かっていたはずだ。
でも心のどこかで理由があったと信じたかった。
こんなことをしても、仕方なくないが仕方ないような理由が。
「はっ、残念だけど答えは変わらないよ…ただの『暇つぶし』だ」
「ぐ、がああああああああああああああああああああ!!!」
撃つ、撃つ、撃つ。
撃ち続けた、弾が切れても撃ち続けた。
空撃ちでも、何でも良かったのだろう。
「……もういいや、お前らは帰っていいよ」
「お前はどうするんだよ…ふざけるなよ!」
「俺はこのまま敗北を認めて尻尾を丸めて消えますよ…」
「それじゃあな」
◆VxAX.uhVsMはいつの間にか目の前から消えていた。
そしてその場には3人が残っただけだった。
「……Vx…氏」
「あの機械が脱出装置か…行こう二人とも」
『そうだね』
「……はい」
三人は機械の前に行く。
脱出装置、簡単にそう書いていたスイッチがある。
「生存者が島から強制送還されます…か」
「本当に二人とも助かりました…感謝します」
『いや、僕じゃなくて清丸ちゃんに言いなよ…』
「二人共に助けられたんですから…二人に対してですよ」
三人の最後の会話が終わった。
もう彼らは話すことはなかった。
スイッチが押され、その場から3人が消え去った。
【◆YR7i2glCpA@非リレー書き手】
【球磨川禊@めだかボックス】
【遠藤清丸@いちろ少年忌憚】
【◆WYGPiuknm2@非リレー書き手】
【以上四人生還】
【バトルロワイアル 終了】
最終更新:2011年07月29日 15:58