「一体、ここはどこなんだろう」
どこに行くでもなく、暗い街の中を歩く篠原。
命からがら、水没して行く富坂市から脱出したはずだったのだが…。
ヘリコプターから出して貰った縄梯子に捕まった、その瞬間に意識が遠のいて。
気が付いたら、こんなところに。
(何でこんなところにいるんだろう?ここは…一体どこなんだろう)
辺りを見回してみる。
どこにでもあるような、ちょっと都会とは違う街並み。
一番近くにある家屋を照らしてみる。
…木造で、2階建て。
別段、珍しい家というほどでもない。
(…ますます、ここがどこだか分からなくなってしまった)
辺りの家を何軒か見て回ったが、結果は同じだった。
家の中には家具等があったが、人は誰一人としていなかった。
「でも…何で、こんなことを」
「実験」と称し、人に
殺し合いをさせるなんて。
正常な神経ではとても思い付かないだろう。第一、そんなことをさせて何になると言うのか。
(…春香!そうだ、春香は!?)
デイパックに手を入れ、PDAを取り出す。
(確か、これに名簿とか言う物が入っているはず…!)
PDAを操作し、名簿を呼びだして名前を見て行くが…「藤宮春香」の名前は書かれていなかった。
その事実に心から安心する。
「良かった…」
その後も名簿を見て行くと、ある人物の名前が目に止まった。
…佐伯優子。
災害に乗じて、留置所から抜け出した凶悪犯…と報道されていた。
しかし、ジオセクションで本人を目撃した時、自分にはそれが信じられなかった。
…本人を見た時に、何か裏があると思ったのだ。
だからこそ、佐伯を追跡していたと思われる刑事にも嘘を付き、逃走を間接的に助けた。
「本人に会ったら…どうしよう。真相を聞いてみようかな」
本当に、犯人なのか。
違うとしたら、真犯人は誰だったのか。
会えるかどうかは分からないが、もし会えたなら聞いてみようと思った。
「そうだ…他に何が入ってるんだろう」
あの変な奴の説明では、武器も入っているらしいが…。
例え武器が手に入っても、人を傷つけたくはない。
そう思って、デイパックからそれらしい物を出す。
「…何だろう、これ」
出てきたのは、武器とは到底思えないような機械。
画面やらボタンやらが付いている。
附属している説明書を読んでも、よく分からない。
「【デコーダー:真実への扉を開く鍵。】…真実への扉?鍵?意味が分からないな…」
【一日目・深夜/F-6】
【篠原一弥@絶体絶命都市2】
[状態]:健康
[装備]:なし
[所持品]:支給品一式、デコーダー@S.T.A.L.K.E.R.
[思考・行動]
基本:人殺しはしたくない。帰りたい
1:一体、これはなんだろう
2:佐伯優子に会えたら、幾つか質問したい
※Aエンド後からの参戦です
≪支給品紹介≫
【デコーダー@S.T.A.L.K.E.R.】
篠原一弥に支給。
「Shadow of Chernobyl」にて、Pripyat市内某所で手に入る。
真エンドを見るためには幾つかのフラグを埋めた上でこれを持ってChernobyl NPPに向かう必要がある。
しかもその上で特定の場所に行くと…。
最終更新:2011年08月04日 23:55