アットウィキロゴ

神経衰弱ゲーム~BR仕様~

7:神経衰弱ゲーム~BR仕様~

座礁した遊覧船はかなり大きく左舷側に傾いていた。
皐月眞矢は支給された刀、村田刀を携えながら座礁船の中を歩く。
「レストラン」と看板がある扉を開けると、確かに内部はかつてはレストランだったようだ。
テーブルや椅子が殆ど左舷側に滑り滅茶苦茶になってしまっているが。

「誰だ?」
「……!」

そしてレストラン内には灰色と濃灰色の毛皮を持つ人狼の青年がいた。

「私は殺し合うつもりは無いけれど」
「本当か? ……俺も、だ」
「……私は皐月眞矢、あなたは?」
「俺は森井俊政。永倉萌って言う桃髪の子を捜してるんだ、知らないか?」
「いや、見てない……私も藤堂リフィアって言う狼獣人の同級生捜してるんだけど」
「見てないな……」

少し互いの知り合いについて会話をしていると、厨房があると思われる入口から誰かが出てくる。
ブレザー姿の竜人の少年だった。
その手にはリボルバー拳銃らしき物が握られていた。
竜人の少年はいきなりリボルバーを二人に向け、引き金を引いた。

ダァン! ダァン!! ダァン!!

「ぐあ……」

銃弾は全て俊政に命中した。
眞矢は形勢不利と判断しレストランの外へと逃げ出した。
竜人少年――本庄忠朝は眞矢は無視して、床に倒れた俊政の元へと歩く。

「ぐっ……がっ……」

俊政は何とか起き上がろうとしたが、激痛で呼吸もままならなく、もうどうにもならない。
喉の奥から鉄錆の味がする熱い液体が込み上げてくる。
竜人少年が仰向けの自分に向けて銃口を向けるのが見えた。
その双眸はどう見ても正気では無いように見える。

「……萌、ちゃん……」

銃弾を頭に撃ち込まれる寸前最期に呟いたのは、以前の殺し合いで共に行動した少女の名前だった。

竜人少年、本庄忠朝は壊れてしまっていた。
殺し合いで惨殺されたと思えばまた殺し合い。しかも以前の殺し合いとは人数が30人程多い。
それは自分が今回生き残れる可能性がますます低くなると言う事。
少年の心を砕くには十分過ぎた。

「ふっ、ふふふふふっ……ふふふふっ……」

その口から零れるのは、不気味な笑み。
忠朝は俊政の所持品を漁り、鉈を入手すると、ふらふらとレストランの出口へと向かった。


【森井俊政@俺得バトルロワイアル2nd  死亡】
【残り85人】


【早朝/E-6座礁船内部レストラン】
【本庄忠朝@俺のオリキャラでバトルロワイアル
[状態]精神崩壊
[持物]基本支給品一式、回転式拳銃:MAS M1873(残弾1/6 予備11mm×17R弾12発)、鉈
[行動]ふふふふふふふふふふふふふ
[備考]原作死亡後からの参戦。伊藤文子についてどうするか不明。


◆◆◆


船の中から聞こえた銃声で、船の外に出て森の中を進もうとしていた眞矢は、
先刻の森井俊政が殺害されたと判断した。
座礁船からはタラップが下ろされており、辛うじて濡れずに島に上陸する事が出来た。

「早く行こう」

あの少年が自分を追ってくる可能性もある。
早々に眞矢は森の奥へ足を進めた。

「……あの竜人の少年、どこかで見たような……うーん……思い出せない」


【早朝/E-6座礁船外の森】
【本庄忠朝@俺のオリキャラでバトルロワイアル】
[状態]健康
[持物]基本支給品一式、村田刀
[行動]今回は殺し合いしない。リフィアを捜す。
[備考]原作死亡後からの参戦。本庄忠朝の容姿のみ記憶、但し容姿に見覚えあり。

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2012年09月09日 18:52
ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。