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酒に呑まれる奴の生活は大抵荒んでる

馬頭崎鴉花子(めずざき あかね)は、多少困惑しながらではあるものの、しっかりと地面を踏みしめながら、推定無人の民家が立ち並ぶE-4エリアに足を踏み入れる。
彼女の目的は人を殺すことにあらず。幼馴染のアサミを見つけ出し、出来る限り死者を出さずにこのゲームから脱出するのが彼女の目的だ。
彼女は考える。仲間がいるほうがどちらかというとこのゲームを有利に進めることができるんじゃあないだろうかと。
現にアカネは一人その候補を見つけている。
網笠を深く被り、デイパックを肩から提げて、玄関のドアに靠れかかっている若い男の人を、彼女は最初に立ち寄ろうとした民家で発見した。
最初は死んでるんじゃあないかなと思ったが、彼が鼾を掻いていたために、すぐにただ寝ているだけと彼女は気付く。
「あのぉ~すいません。起きてくださ~い」
アカネの声に彼はあからさまに嫌そうな顔のまま目を覚ます。
この時アカネは寝起きドッキリの仕掛け人と同じようななんともいえない気分を味わった。

「……何だテメエ」
「あの……初めまして。馬頭崎アカネです」

名前なんざ聞いてねえよ。と男は言いたそうだった。
「お前さんよ。何で俺に声をかけた? 普通命が欲しけりゃあこんな飲んだくれんトコにゃあこねえぜ?」
男は、デイパックからブランデーの酒瓶を取り出すと、おもむろに口に運び、ボトルを傾けて口に思いっきり流し込む。

彼の頬はすぐさま茹蛸のような深紅に染められる。彼が今酒に酔っていることを分かりやすく物語っているのは言うまでもない。

「お嬢ちゃんも飲むかい?」
「いえ……結構です。一応未成年なんで」

アカネはもちろん低調に断った。過去にアサミに身体が異様に熱くなる変な薬を飲まされて以来、怪しいモノを口に運ぶのをずっとためらっていたのだ。

「まあいいや。じゃあ気兼ねなく一人で飲むとするか」
男は再びブランデーを口に運び、それを流し込む。

「で……お嬢ちゃん。アンタ自分の行動を軽率すぎると思わんのかね」

ブランデーを口元から放した途端、突然男は表情を変えた。
「俺は危険人物かもしれないぜ? S&W M29やチェーンソーのような凶悪な武器を持った『このゲームに乗った奴』かもしれない。アンタの見解はどうだい? 俺を疑えているか? 俺に対し警戒できているか?」

「そんなわけないですよ。私はそう信じてる」
アカネからの即答に、男は面食らった。

「…………負けたよ。俺もこのゲームには乗っちゃあいないさ……梁紅軍(リャン ホンジュン)だ。宜しくアカネ」
「宜しくですね。ジュンさん」
「ジュンさん!?」
「だってホンジュンだから……」

A:崖崖崖崖崖崖崖崖崖崖
B:崖街街森廃平坂坂鉄浜
C:崖平森森平湖湖砂坂浜
D:崖廃森森ス砂砂平坂浜
E:崖鉄平廃平坂坂街浜
F:崖崖崖崖崖崖崖崖崖崖

現在地はE-4民家内だヨっ!

【名前】馬頭崎鴉花子(めずざき あかね)
【状態】健康
【装備】なし
【道具】基本支給品一式、水色の縞パン(H76~80のSサイズ(アカネは履けない))
【思考】基本:アサミの保護、ゲームからの脱出
1:ジュンさんを信用する
2:酒は飲まない
【備考】
※支給品は確認しましたが縞パンであることは紅軍には秘匿しています

【名前】梁紅軍(リャン ホンジュン)
【状態】健康、不機嫌
【装備】ブランデーの酒瓶(飲用、半分消費)
【道具】基本支給品一式
【思考】基本:あー……それでいいんじゃねえの?
1:突然起こされて不機嫌
2:まあゲームには乗る気はないしよしとするか
【備考】
※ほろ酔い状態ですが、正常な思考です

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最終更新:2008年09月22日 17:42
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