あの作品のキャラがルイズに召喚されました @ ウィキ内検索 / 「274」で検索した結果
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お絵描き掲示板
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お絵描き掲示板/お絵かき掲示板ログ/274
毒の爪の使い魔がステキジャンガ -- 竜 (2013-01-14 06 58 57) 毒の爪の使い魔がステキでジャンガかいてしまいました。すみません上ミスです。 -- 竜 (2013-01-14 07 01 07) 名前 コメント -
歴代スレ
...されました part274 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part273 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part272 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part271 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part270 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part269 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part268 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part267 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part266 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part265 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part264 あの作品のキャラがルイズに召喚されました part262(実質263) あの作品のキャラがルイズに召喚されました part262 あの作品のキャラがルイズに召喚... -
お絵描き掲示板/お絵かき掲示板ログ/74
ソードマスターヤマト トリステイン崩壊 小ネタに、ヤマト召喚があったので、描いてみました -- 腋毛 (2008-08-27 16 14 15) この絵だけ見てると壮大な物語にみえるぐらい素晴らしい! -- 名無しさん (2008-08-27 17 32 15) 俺の肉しみは消えないんだ。誤植編 -- 773H (2008-08-27 20 43 17) まそっぷ! -- zamzam (2008-08-27 20 55 51) 派手すぎw 下のドラゴンボールと同じ人かな? -- 名無しさん (2008-08-27 21 13 34) とりあえず下のほうにちょこんと顔出してるコッパゲに吹いたw -- T (2008-08-27 21 59 10) 俺の新しい脇を見せてやる!ww -- 名無しさん (2008-08-27 22 37 47) ギャ... -
お絵描き掲示板/お絵かき掲示板ログ/270
魔砲の人新作楽しみに待ってますよー(・∀・ )っ/凵⌒☆チンチン -- IM (2011-10-19 03 04 30) 二人とも凛々しくて可愛い! -- 名無しさん (2011-10-24 00 29 43) まさに神の盾 -- 名無しさん (2011-11-14 23 42 36) アルビオンでのエクスプロージョンでしょうか? ストーリーの続きが気になりますね。 -- 新迷彩 (2011-11-15 22 00 49) なのはとルイズの魔法がマッチしてる!!! -- 闇の騎士 (2011-11-16 06 37 16) かっこいい絵ですなー。続きをはやく読みたい。 -- Mの住人 (2012-01-27 03 54 42) かっこいい! かっこいいんだが……ルイズの足が切れてるのがすごい気になるw -- 名無しさん (2012-01-27 07 3... -
お絵描き掲示板/お絵かき掲示板ログ/272
デッドプールさんが召喚されまし……あれ?コープスになってる…… -- 描いたやつ (2011-11-18 21 57 27) デッドプール「マジで?」ヘッドプール「超こえええ!!」レディ「いい度胸してんじゃん!」キッドプール「クソ野郎が!」ドッグプール「滅びるがいい、愚民よ。」ヴェノムプール「KISHAAA!!!」チャンピオンプール「…」 -- 名無しさん (2011-11-18 21 59 45) 名前 コメント -
お絵描き掲示板/お絵かき掲示板ログ/174
一部の完結とイザベラ様 -- 腋毛 (2009-03-11 23 31 30) 沙耶かわいいよ沙耶 -- 名無しさん (2009-03-11 23 55 26) なんでだろう?気さくなイザベラ様と少女のところを見ているとジ~~~ンッとくるのは?腋毛さん、あなた、鬼作の裏ルートが分かっているよ!そして、お見事!!! -- : (2009-03-11 23 59 03) ご立派!な集合絵ですね。 -- 名無しさん (2009-03-12 00 25 05) SUGEEEEEE!! -- 名無しさん (2009-03-12 01 16 15) ……俺は? -- 自転車 (2009-03-12 09 31 39) ↑心の歯車ですよ -- 腋毛 (2009-03-12 09 50 06) どのメンツの中でもマーラ様は存在感あるなぁー -- 名無しさん (... -
お絵描き掲示板/お絵かき掲示板ログ/27
いつも楽しく読ませてもらっています。 -- 名無しさん (2007-11-18 19 14 33) 可愛くてスゲェ和む絵ですね(震えてるデルフが一番可愛いw)。GJです。 -- Nameless (2007-11-18 23 47 10) リリカルルイズのイラストってことでいいんですよね。まさか、描いてくれる人がいるとは思ってませんでした。またイラストになるようなシーンを考えてみます。 -- リリカルルイズ書いてる人 (2007-11-19 17 53 27) 夜更かしするほどおもしろい!続きが気になって気になって仕方なし! -- : (2008-04-05 01 42 55) 続きまっています -- 名無しさん (2008-07-11 23 22 16) 9歳と -- 名無しさん (2008-07-13 13 44 25) ↑途中送信申し訳ありません。... -
お絵描き掲示板/お絵かき掲示板ログ/276
誰か書かないかな… -- 名無しさん (2013-02-13 01 07 03) なにこれすごく読みたい -- 名無しさん (2013-02-13 22 00 12) これもまたありか -- 名無しさん (2013-02-19 11 56 26) 血まみれヤンと同じように死にかけキルヒアイスとか -- 名無しさん (2013-02-22 22 50 32) ラインハルトは素直に従ったりしないだろwww -- 名無しさん (2013-02-23 03 30 58) 先にキルヒアイスやファーレンハイトがいてとりなしてくれるとかは?つまりハルケギニア=ヴァルハラ説 -- 名無しさん (2013-02-23 11 39 45) ゼロの英雄伝説第一話:「トリステインはたおれた」…ハルケギニアの歴史がまた1ページ -- 名無しさん (2013-03-01 02 ... -
虚無の王-27
前ページ次ページ虚無の王 「ルイズ!ルイズ!どこに行ったの?ルイズ!まだお説教は終わっていませんよ!」 迷宮にも似た植え込みの中で、六歳の幼女は身を竦めた。 神様は魔法の才能を二人の姉ばかりに与えて、末娘に分けてやる事を忘れてしまったらしい。 或いは、二人に与えた才能の巨大さに不公平を反省し、その妹からは取り上げる事に決めたのかも知れない。 運命の動機がどうであれ、ルイズの小さな体に眠る魔法の才が、領地の片隅で酒場を手伝う平民の小娘と大差が見られない物である事は、動かしようの無い事実だった。 その物覚えの悪さを、母に叱られるのは、礼拝所へお祈りに行くくらい、当たり前の行事となっている。 そして、幼いルイズが逃げ出すのも、いつもの事だ。 何故、魔法が使えなければならないのかも分からない幼児にとって、母親の見せる厳しさは、天災の様な、理解を超えて... -
ゼロの黒魔道士-74
前ページ次ページゼロの黒魔道士 足音が増えるって、頼もしいって思うんだ。 心細くなったりしたときに、仲間がいるって嬉しい。 ましてや、これから悪いヤツと戦いに行くってときには、ね。 ……でも、仲間、かぁ……なんか、不思議な感じもするなぁ…… 「しかし、奇妙な場所だよね、ここ……」 真っ直ぐなのに曲がった道、 空に線の痕を残しながら動く星、、 真っ逆さまに昇っていく雨…… ギーシュに改めて言われるまでもないぐらい、 不思議で奇妙な場所を、ボク達は歩いていた。 「『記憶の場所』って言うそうよ。入ってきた人達の記憶を映す……」 「あー、うん。その点は、うん、もういい。理解している」 「なんだ、もう見たの?」 「聞カナイデクダサイ」 ルイズおねえちゃんの質問に、ギーシュは固い口調で答えた。 思い出したくない物を、見てしまっ... -
ゼロのエルクゥ - 27
前ページゼロのエルクゥ 「んん……」 浮かび上がるように、意識が覚醒していく。 目覚めの感覚。それも、満ち足りきった、至高の眠りからの、だ。 「…………」 パチリと目を開くと、見慣れた木目の天井がある。……自分、柏木耕一に与えられた部屋の、ではないが。 窓から差し込む夏の陽射しに目を細めるが、耳に入ってくる空調の駆動音に、暑さは覚えなかった。 「すー……すー……」 すぐ隣に、小さく息づく体温を感じる。体が動かないように気をつけながら首だけを向けると、濡れ羽のように光る黒髪を湛えた頭がちょこんと肩に乗っかっていた。 最愛の恋人である、柏木楓だった。胸のあたりに規則的な呼吸の吐息が直接降りかかって、くすぐったい。 一時は、二度と感じる事が出来ないかもしれないと思った幸せな重みを噛みしめながら、耕一はその髪を軽く指で梳い... -
ゼロな提督-27 b
前ページ次ページゼロな提督 禅譲。 トリステイン王の地位をマリアンヌからアルブレヒト三世へ譲る。それがゲルマニアへ の対応策。 これは『アルブレヒト三世はトリステインへの侵攻などしたくない』という、その一点 に賭けたものだ。そしてクリアすべき問題点は、皇帝の名誉。 帝政ゲルマニア皇帝アルブレヒト三世は、権力争いの末に親族や政敵をことごとく塔に 幽閉し皇帝の座をもぎとった男。野心の塊で冷徹な合理主義者。そして広大な版図をまと め上げる政治的才覚の持ち主。ただし、始祖の血をひかないため権威やカリスマに欠けて いる。 今回の軍事同盟も短期的には『レコン・キスタのハルケギニア内での躍進を抑える』と いう利害の一致ゆえ、そしてトリステインを対アルビオン戦におけるゲルマニアにとって の防壁とするためだ。 長期的には、始祖の血をひく後継者を得る、王... -
鋼の使い魔-27
前ページ次ページ鋼の使い魔 昼下がりのトリステイン魔法学院。 ルイズは一人、風通しを良くした自室で机に齧りついていた。 「ん~……う~……ん~……」 つらつらと便箋に書き連ねては、クシャリと丸めて捨てる。 床にはそんな具合に丸められた便箋があちこちに転がっていた。机には、開かれた詩集と『始祖の祈祷書』、そしてペンに綺麗な便箋が置かれている。 ルイズはギュスターヴ達が王都に出かけている間、部屋に残って祝詞を考えていたのだった。 座学では優良な成績を誇るルイズだったが、なにぶん、詩というのは感性の世界である。魔法という世の真理に触れられない、という潜在化のコンプレックスは、 自然ルイズにそれらへの食指の発達を阻害する一面があり、なかなか名文、美文が思いつきもしなかった。 しかも今回は王家の婚儀で使う詩である。色々と制約がつく。... -
ゼロの魔獣-27
前ページ次ページゼロの魔獣 アルビオンへの隠密行から一週間―。 狂乱の四日は思い出の彼方へと過ぎ去り、呆けたような日常が戻ってくる。 アルビオン王家の滅亡、『レコン・キスタ』の台頭、呉越同舟のトリステイン・ゲルマニア・・・。 政治屋にとっては最高の売り込み時であり、歴史屋ならば「嵐の前の静けさ」と評する動乱期であろうが とかく一介の学生にとっては退屈な日々が続いていた。 もっとも、あれだけの死闘を繰り広げてきたのだ。何一つ変化が無かったわけではない。 螺旋階段を上るが如く、慎一の周囲にも徐々に変化が見られていた。 先ず、慎一を見る周囲の目が変わった。 ギーシュが大々的に自らの手柄話を語った結果、 『最優秀助演男優賞』 の慎一にも好奇の視線が向けられるようになった。 この頃には、初めの頃の慎一が持っていた、抜... -
ゼロな提督-27 c
前ページ次ページゼロな提督 ラ・ロシェールから遠く離れた空に、アルビオン艦隊が滞空していた。戦列艦だけでな く、地上へ降下し占領活動を行う地上部隊を乗せたガレオン船などの輸送艦も列をなして いる。 旗艦『レキシントン』号にも竜騎士20騎と多数の陸戦隊が待機している。が、ラ・ロ シェールやトリスタニアのような大きな街を占領するとなると、相応の人数がいる。それ ら全てを戦列艦に載せる事は出来ない。なので輸送船が上空で待機していた。 旗艦の艦橋にはワルドの報告を受けるボーウッドがいる。 「アンリエッタ姫への治療は終わりました。ですが傷による錯乱が激しいため、現在は『眠 りの雲』で休んで頂いております」 「そうか、ご苦労だった」 報告を受けるボーウッド艦長の隣には、艦隊司令長官及び貴族議会議員である政治家、 そして真っ青な顔で汗を拭くのに忙しいサー... -
ゼロの女帝-27
前ページゼロの女帝 キィン!ガキィン! 刃と刃が打ち鳴らされる。 「はぁっ!」 黒髪の少年が小柄な体に合わぬ大きな剣を一閃させると、また一人ガリア正規兵の鎧を纏った男が倒れ付す。 「悪ィな」 少年はそう一言声をかけると、もう後ろも見ずに次の相手へと挑みかかる。 「とゆーか」 金髪のキザっちぃ少年がゴーレムを兵に挑ませながら少年に語りかける。 「メイジが殆どいないんで助かってるといえば助かってるんだが、この兵の数は一体何なんだ」 「しかたないでしょ」 赤髪の扇情的な雰囲気の少女が炎を放ちつつそれに答える。 「王の勅命で処罰されようってんだから警備も相応でしょ。 ましてかのオルレアン公の娘さんよ? 話漏れたら反逆罪覚悟で救い出そうとする貴族がいくら出てくることや らっと」 「そ、それにしてもルイズ... -
ウルトラ5番目の使い魔-74a
前ページ次ページウルトラ5番目の使い魔 第74話 鳴動する世界 えりまき怪獣 ジラース 宇宙海獣 レイキュバス 登場! アルビオン王党派とレコン・キスタの決戦が、ヤプールによって利用され、 両軍ともに傀儡となりかける最悪の事態を、二人のウルトラマンと少数の勇敢な 者たちによって回避してから、およそ半日後、タルブに展開したトリステイン軍 本陣では、アルビオンへの上陸を命じたアンリエッタとマザリーニの激論が 交わされていた。 「繰り返して命じます。トリステイン軍はアルビオン王党派と合流して、 レコン・キスタ軍を撃滅します。すぐに準備なさい」 「なんですと! 無茶をおっしゃいますな、艦隊で軍隊をあの空飛ぶ大陸に 渡らせるのに、どれほどの時間と資材がいるとお思いですか?」 反対意見を述べるマザリーニ... -
ゼロな提督-27 a
前ページ次ページゼロな提督 予想通り、トリステイン城は混乱を極めていた。 うららかな陽光とは対照的に、城内は叫び走る人々の喧騒で満ちている。 遠くから、誰かの叫びが響いてくる。 「報告を聞いた枢機卿が、胸を押さえて!お、お倒れになられました!水メイジを呼んで 下さい!」 走り回る侍女や小姓は、婚礼のため着飾った服に足を取られ、転んだりぶつかったりし ながら必死で走り回る。一張羅が破れてしまった者も多い。 ゼッサールの大声が飛んでくる。 「大臣を呼ぶのだ!陛下の、謁見の間に集めよ!緊急に御前会議を開く!!」 魔法衛士隊が右往左往している。パレードに参加していた官僚や大臣、有力貴族が多数 いたため、会議の構成員の所在が掴めず、走り回って探しているようだ。特にグリフォン 隊の隊員は隊長がいなくなり、指揮系統が混乱して行動不能に陥っている... -
蒼い使い魔-27
前ページ次ページ蒼い使い魔 一週間後、ようやく休暇がとれたシエスタとともに、バージル達はシルフィードに乗りタルブへ向かう。 「あの…ところでなんで僕も行かなきゃならないんだい…?」 居心地悪そうに座っているギーシュが呟く、 「あんたねぇ、この空間に私一人でいろっていうの?」 キュルケに言われるがままギーシュはあたりを見る、 なるほど、ルイズとシエスタ、そしてタバサから妙なオーラが立ち上っている。 ギーシュは「なるほど…」と小さく呟き肩を落とす、そしてその渦中にいるであろう人物、バージルを見る。 当の本人はそんな雰囲気はどこ吹く風、静かに本を読んでいた。 そんな微妙にピリピリした空気の中、ルイズが口を開く 「ねぇバージル、あんた、ここ数日一体どこに姿くらましてたの?」 「少し遠出していただけだ、戻ってきたのだから問題はないだろう」 「そうじゃなくって! 場... -
薔薇乙女も使い魔 27
back/ 薔薇乙女も使い魔menu 「――・・・やらなければ、いけないのか?」 「ええ、そうよ。ジュン、あなたが自分の手で、やらなければいけないの」 ジュンは、震える自分の右手を見つめる。 「ルイズ、でも、なんで僕がエレオノールさんを、この手で」 「地球、nのフィールドという秘密を、守るためよ。・・・あたしだって、つらいの」 「そんな・・・!どうして僕が、僕が、この手で、エレオノールさんの・・・」 ルイズも、肩を震わせて俯いたままだ。 ジュンは自問自答し続けた。 どうして、どうしてこんなことになったんだ!? どうして僕が、この手で、エレオノールさん・・・ ある日のハルケギニア、トリステイン魔法学院。 本塔最上階の学院長室では、今日もオスマンが重厚な造りのセコイアのテーブルに肘を つき、鼻毛を抜いていた。 おも... -
ナイトメイジ-27
前ページ次ページナイトメイジ うららかな昼下がり、ルイズは自室にて机の上を見下ろしていた。 「これね」 その隣にいるベルもまた腕組みをして机の上を見下ろしている。 「これよ」 もちろん机が珍しいわけではない。 2人が視線を注いでいるのは机の上に置かれた300ページほどの古びた一冊の本。 皮で装丁はされているが、時の経過には勝てず表紙はぼろぼろで茶色く変色しているといった有様だ。 「でも、これが本当の始祖の祈祷書なの?聞いてた以上に偽物っぽいわね」 ベルは祈祷書を摘んでぴらぴら振り回す。 「乱暴に扱わないでよ!」 それをルイズが奪い取って机の上にバンとたたきつける。 強く叩きすぎて天井からホコリがぱらぱら落ちてきた。 「何か、こうドキドキするわね。これに私が使える魔法が書かれているかも知れないのよね」 「多分ね」 「どんな魔法が使えるようになるのかし... -
ゼロの夢幻竜-27
前ページ次ページゼロの夢幻竜 『女神の杵』は、ラ・ロシェールにある宿の中では一番上等な宿である。 アルビオンに渡る貴族達のみならず、他国からフネを利用してやってくる裕福な商人達にとっても、旅の疲れを癒すにはもってこいの場所だと呼ばれている。 ルイズ達一行はそこに泊まる事になった。 ただし、ルイズ、ワルド、そしてラティアスはキュルケ達をそこにおいて別の方向に向かう。 それはアルビオン行きのフネが出るという大木の桟橋だ。 ラティアスが下を行くルイズ達を見つめながら前に進んでいると、目の前に少々小高い丘が現れる。 そしてその上には……異常なまでに巨大な樹があった。 太い幹、四方に伸ばした長大な枝を見る限り、樹齢にして数千年は生きていたのではないかと思わせるほどのものだ。 高さにしても、先の方は夜空に吸い込まれるように消えているので一体どれくらいの高さなのか見当がつか... -
お前の使い魔-27
前ページ次ページお前の使い魔 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 夕日が落ち、薄暗くなっていく世界を見ていた。 そんな世界を見ていると、どうしようもなく悲しくなってしまう。 寂しくなって、遠くから見ていた世界に近づいてみる。 いくつかの小さな明かり灯った家を覗き込むと、家の中には楽しそうに話をする人々がいた。 大きな体躯に牛の頭を持つ獣人はお父さんだろうか? 頭に鳥の髪飾りを付け、ふんわりと笑う女性はお母さんだろうか? 背中に羽を生やし、楽しそうに笑う少年と少女は息子と娘だろうか? あんまり幸せそうだから、仲間に入れてもらおうと入口のドアに手をかける。 すると、背中を誰かが引っ張った。 振り向くと、そこには沢山の人がいて、沢山の手が伸びて、沢山の呪詛の言葉が溢れてた。 あまりの恐さに、大きな悲鳴を上げてへたり込む。 ... -
虚無と狂信者-27
前ページ虚無と狂信者 シエスタは衛士に連れられ廊下を歩いていた。自然と溜息が漏れる。 その右手に視線を移す。少女のものとは思えないほど、無骨で、傷だらけの手だ。 こんな風にするまで、どれ程の鍛練をしてきただろう。どれ程の時間を費やしただろう。 そして、それほど賭けて積み上げた技術も、何の意味も為さない。 ここから逃げることも拒否することも、愛する人の元に向かうことも。 何もできはしないのだ。 「護身……か……」 己の身を護ることが武の本質とするならば、この結果は間違いなくそれに近いだろう。 金は得られ、大切な人は守られる。 けれど、どうしても悲しかった。 ふと、曽祖父の言葉が思い出される。 「シエスタ、おぬし程の才があればわかるだろう。武を極めたものにとって実際に戦うなど下の下、 もし、武の真髄に近づくならば、危うきには近寄れぬ... -
ウルトラ5番目の使い魔
「ウルトラマンメビウスTV本編終了後の世界」から「ウルトラマンA」を召喚 第1話 合体変身!! ルイズと才人 第2話 黒衣の悪魔 第3話 見よ! 双月夜の大変身 第4話 奪われた『破壊の光』 第5話 大ピンチ!! ルイズを救え 第6話 双月夜の大決闘!! 第7話 降り立つ光の巨人 第8話 ダイナミック・ヒーロー! 第9話 WEKC結成!! 第10話 変身宇宙人の謎を解け!! 第11話 危機迫る!! トリステイン王国最後の日 第12話 WEKC初陣!! 第13話 落日の決闘!! 第14話 剣の誇り (前編) 第15話 剣の誇り (後編) 第16話 間幕、タバサの冒険 第一回、タバサと火竜山脈 (前編) 第17話 間幕、タバサの冒険 第一回、タバサと火竜山脈 (後編) 第18話 遠い星から来たお父さん (前編) ... -
毒の爪の使い魔-27
前ページ次ページ毒の爪の使い魔 アンリエッタからの依頼を受けた翌朝―― 朝靄の中、ジャンガ、ルイズ、ギーシュ、キュルケの四人は馬に鞍を付けながら出発の準備をしていた。 キュルケはあまり馬に乗る事は無いらしいが、苦手と言うわけでもないらしい。 その事を指摘したルイズへ逆に、魔法の成功ゼロよりはマシ、と言ってからかう位だから、問題は無いだろう。 「ねぇ、ジャンガ?」 キュルケとの口喧嘩が一段落したルイズはジャンガに尋ねる。 馬の鞍に荷物を括り付けているジャンガは顔を上げずに答える。 「何だ?」 「何で馬を使うの? あんただったら普通に走るだけで十分だと思うけど?」 荷物を括り付け終えたジャンガは、ため息を一つ吐く。 「…別に。ただ、夕べの怪我が治りきってねェから本調子じゃねェだけだ…」 「そう…」 それだけ言うと、ルイズは右手に目を落とす。 ... -
ゼロのアトリエ-27
前ページ次ページゼロのアトリエ 「さてと、皆さん」 この間まで、城下に裏切り者が!すわトリステインの一大事!と怯えていたコルベールも、最近はようやく落ち着きを取り戻して、いつもののんきな彼に戻っていた。 もともと彼は政治や事件にはあまり興味がない。 興味があるのは、学問と歴史と…研究である。 だから彼は授業が好きだった。自分の研究の成果を、存分に開陳できるからである。 そして本日、彼は嬉しそうに、でんっ!と机の上に妙なものを置いた。 「それはなんですか?ミスタ・コルベール」 生徒の一人が質問した。 果たしてそれは、妙な物体であった。長い円筒状の金属の筒に、これまた金属のパイプが延びている。 パイプはふいごのようなものに繋がり、円筒の頂上には、クランクがついている。 そしてクランクは円筒の脇にたてられた車輪に繋がっていた。 そしてさら... -
ゼロのペルソナ-27
前ページ次ページゼロのペルソナ 話し合いが終わり、退出しようとしたタバサはアンリエッタに呼び止められた。 「先ほどは偉そうなことを申し上げてしまいましたわ。ごめんなさい」 「気にしていません」 アンリエッタはタバサの手を取り、両手を包みこんだ。 「アルビオン王家は絶え、ロマリアがなくなって、始祖の流れを継ぐのはもはやわたしとあなただけなのです。 これからは手を取り合いましょう。 ……ウェールズさまとの約束を果たすのもこの戦いが終わってからになりますね」 最後は自分に言い聞かせるようにして言った。微笑んでいたがどこか悲しげだった。 タバサはどういえば分からず黙っていた。 「それからシャルロットさま。あなたに会いたいという人がいます」 「誰ですか?」 「あなたのよく知る人です。そしてあなたの王位継承を推した人です。 わたしは一緒に話をしようとも申し上げ... -
るろうに使い魔-27
前ページ次ページるろうに使い魔 剣心は今、シエスタに誘われて、草が生い茂る壮大な平原へとやって来た。 視界一辺を、見渡せるほどの雄大さと、陽の光が照りつける美しさが、そこにはあった。 隣では、私服姿のシエスタが、思いを馳せるような目で平原を見ていた。 「それにしても驚きました。ケンシンさんとうちのひいおじいちゃんが、同じ国から来たなんて…」 あの後、剣心はタルブの墓標跡地へと赴き、そしてシエスタの曽祖父の墓を見た。 刻まれている文字は、ハルケギニアではさっぱりわからない字体だったが、剣心は何とかそれが読めた。 「海軍少尉佐々木武雄 異界ニ眠ル」 ここでもう、剣心は確信した。彼は間違いなく、自分と同じ日本から来た人間なのだ。それも遠い未来から。 何故未来の遺産がこんなところに置いてあるのか、その理由は知る由もなかったが、こうして今、その実物が安置... -
ゼロの黒魔道士-27
前ページ次ページゼロの黒魔道士 「お、俺の左腕を――使い魔ごときにっ!こんな、こんな小童ごときにっ!!」 デルフが貫き、壊したのは、ワルドの左肩だった。 咄嗟に体を捻られてしまい、致命傷にはならなかったみたいだ。 でも、さっきまで杖を持っていた手を、潰せた。 「ワルド……忠告するよ。もう……降参して」 ワルドに静かにデルフを突きつける。 ……もう、これで終わりにしたかったんだ、 ルイズおねえちゃんを……悲しませるのは。 ―ゼロの黒魔道士― ~第二十七幕~ ただ生あればこそ 「相棒ぉ~、もう一思いに殺っちまったほうが早ぇんじゃねぇか?おれっち今絶好調よ?」 キラキラ輝くデルフが言う。 「でも……でも……」 こいつは、確かに酷いことをした。 でも、それでも。ワルドはルイズおねえちゃんの婚約者だった人だ。 ルイズおねえちゃんは裏切られて悲し... -
ウルトラマンゼロの使い魔-029
...を遊んでやがる。ダダ274号にギギXY07、並びに08、09。早く任務を遂行しろ』 と命令されると、ダダはこう返答する。 『もう施設内のほとんどの人間は小さくして捕まえてやったダダ。任務完了まで後少しダダ』 『だが肝心の標的を捕まえれてないだろうが。どれだけ人間を捕まえようと、肝心の標的を 捕らえられなかったら意味がねぇんだぞ。お前らがそうしてる間に、逃げられたらどうする』 『それは……』 言いよどむダダを、ギギが鼻で笑う。 『無計画に作戦を進めるからだ。やはり我らギギの頭脳を活かして、施設を余すところなく調べ上げ、 緻密で完璧な計画を立ててから行動するべきだったのだ』 『そんな悠長なことしてたら、日が暮れるダダ! 作戦はダダ時間222以内に完了するべきダダ!』 『ええい! だからお前らで争ってんじゃねぇ!』 すぐに口論になるダダとギ... -
ゼロと魔砲使い-27
前ページ次ページゼロと魔砲使い ロマリアを飛び立って二日後。途中再びオルレアン邸で一泊したルイズ達は、何事もなくトリステイン王宮へと到着した。 前回のことがあったためか、ルイズの顔を覚えていた門衛は、ルイズの要求通り直ちに上へのつなぎを取ってくれた。 シルフィードも今回は王宮内の厩舎で、たっぷりとお肉がもらえるのでご満悦である。 但し、タバサから念話で(しゃべったら実験動物として捕まる)と脅されているせいで、いまいち挙動におびえが見えていたりするが。 厩舎の世話係は、「大丈夫。怖がらなくてもいいよ~」と話しかけてくれるものの、その優しさについ話しかけそうになるのを押さえるのに必死と、あまりにもぐだぐだな悪循環があったりするのだがそれは別の話。まあタバサが付いていられたので、実際には何も無かったのだが。 そしてルイズとなのはは、再びこの国の三巨頭... -
虚無と最後の希望 Level27
前ページ次ページ虚無と最後の希望 level-27「芽」 『同等のサイズでの有機生命体としては異常な身体能力です、一部の能力値だけで見ればエリートやブルートをも凌駕しています』 ブリッヂにてモニター越しにカッターと話すアンダース教授。 作戦の為編成していたスパルタンとODST大隊が解散してから一時間、アンダースから連絡が入った。 『筋繊維の密度が非常に高く、正確な筋力測定が出来るならば驚異的な数値を弾き出すでしょう。 そのため膨れ上がった筋繊維が各関節の可動範囲の低下を招き、人間と同じ動きは十全にこなせないでしょう』 肥大化している筋肉と筋肉が干渉し、腕や足の間接が一定以上曲がらないなど弊害。 だが瞬発的な動作を可能とする速筋が多い上、持久力に富んだ遅筋も多く見られるとのこと。 しかし流石に人体強化手術を受け、さ... -
ルイズと無重力巫女さん-74
前ページ次ページルイズと無重力巫女さん 大抵の人間は、突然の形勢逆転というものに対してかなり弱いところがある。 それが自分の得意分野――――例えば研究や芸術作品、そしてギャンブルなどであるならば尚更だ。 順調に勝ちを進め、あと一歩で勝利を我が手に…というところでそれを他人に掠め取られた瞬間、多くの者が動揺してしまう。 何故?どうして?一体何が…?冷静さというモノが消え失せ、燃え盛り延焼する山火事の如き焦燥が頭の中を縦横無尽に駆け回る。 中には的確に状況を把握し、何が勝ちを取られた原因だったのかを探れる者たちもいるが、それはほんの一握りの人々だけだ。 大多数の者達は焦燥から錯乱へと名前を変えた山火事に頭の中まで焼かれて、無様な醜態を見せる事となる。 そう…今目の前で大人たちが繰り広げている、会議という名の醜悪な口喧嘩の様に。 霊夢はそん... -
ゼロのロリカード-27
前ページ次ページゼロのロリカード 太陽がまだ昇っていない朝方。月も雲に隠れ暗闇が広がっていた。 そんな中、学院全体に漂う不穏な空気に鋭敏に反応したのは、僅かに3人だけであった。 アーカードはムクッと起き上がり首をコキコキと鳴らすと、横で寝息を立てているルイズを起こした。 タバサはすぐに着替えて杖を取ると、階下のキュルケの元へと向かった。 アニエスは剣を抜き、扉の前で奇襲をかけるべく静かに息を殺した。 「一体なんなの?」 ルイズはわけもわからず促され、手早く着替えながらアーカードに問い掛ける。 「感じんか?」 アーカードに言われ、ルイズは疑問符を浮かべながら神経を集中させる。 なんとなくだが・・・ピリピリしているような気がした。 「なんだか変な緊張感がある・・・・・・のかな?」 「んむ、それが分かれば充分だ」 その瞬間、怒声と叫び声... -
ウルトラ5番目の使い魔-27
前ページ次ページウルトラ5番目の使い魔 第27話 悪魔の忘れ形見 怪獣兵器 スコーピス 宇宙海獣 レイキュバス 登場! 「これがラグドリアン湖か、広いなー」 あの惚れ薬のどさくさから一晩が過ぎ、夜通し馬を駆けさせたルイズ、才人、ギーシュ、モンモランシー、 ギムリ、レイナールの一行は、目的地のラグドリアン湖の東岸にまでやってきていた。 時刻は地球時間で言えばおよそ午前10時過ぎくらい、一旦街に寄って食料を買い込み、馬に揺られながら 朝食をとりつつ来たために、けっこう遅くなってしまった。 陽光を浴びて、湖畔はダイヤの破片をばらまいたように輝き、馬に揺られ続けた疲れもいっぺんに吹き飛ぶ ようだった。が、一行が景色に見とれる中で、唯一余裕のないギーシュがせわしげに言ってきた。 「のんきなことを言ってないで、ここに... -
ウルトラ5番目の使い魔-74b
前ページ次ページウルトラ5番目の使い魔 前半部からの続き。 そのころ、この戦争を犠牲なくして終結させうる唯一の希望は、シルフィードを 一路北上させて、ロンディニウムへと急いでいた。 「これで、この戦争も終わるんだよな」 山林地帯の上空を飛びながら、才人はこのくだらない争いが、とっとと終わって、 残りの夏休み期間をのんびりと昼寝でもしてすごしたいなと、ため息をついた。 「ほんとに、こんなつまんない戦争はさっさと終わらせて、バカンスの続きと しゃれこみたいわねえ」 「今回はあんたに同調するわ。こりゃもう戦争なんてものじゃないわ、 頭をなくしたドラゴン同士の醜悪な茶番劇よ」 キュルケやルイズも、うんざりといった様子で、彼女たちが思い描いていた 戦争の美のかけらも無い戦いに、これ以上つきあいたくないとつぶやいたが、 タバ... -
もう一人の『左手』-27
前ページ次ページもう一人の『左手』 . 「敵突入部隊、接近してきます!!」 「指揮官は分かるか!?」 「そっ、それが……」 「どうしたっ!?」 「ウェールズ殿下本人が率いているようですっ!!」 その瞬間、『レキシントン』の幕僚たちを、沈黙が包み込んだ。 ――ウェールズ殿下が、来る……!! かつての自分たちの主君にして上司。 アルビオン史上類を見ないほどの大反乱を巻き起こした国王ジェームズ1世の虐政。だが、失望させられ続けてきたアルビオンの国民にとって、皇太子ウェールズは、王家に残された最後の希望だった。 その若き王子が、自らこのフネに乗り込んでくる。叛徒逆賊として、我々を殺すために。 ならば我々はどうだ? ボーウッドは自問する。 いかに敵とはいえ、杖を向けることが出来るか!? あのウェールズ殿下を、直接その手に掛ける事が出来るか!? ... -
ウルトラ5番目の使い魔、第三部-74
前ページ次ページウルトラ5番目の使い魔 第74話 水精霊騎士隊、暁に死す 宇宙怪獣 エレキング 登場! 突然、ド・オルニエールに湧いた温泉を使って『裸の付き合い』を目当てに温泉浴場を作った才人と水精霊騎士隊の少年たち。 血と汗と涙の努力は報われ、完成した温泉欲情もとい温泉浴場には学院の女生徒たちや魅惑の妖精亭の店員たちらの多くの招待客が訪れた。 しかし、噂を聞きつけてアンリエッタ女王陛下までがお忍びでやってきてしまった。 波乱……いや、嵐がド・オルニエールに訪れようとしている。これから始まる、男たちの全てをかけた大決戦。湯煙の先に待つのは天国か、それとも地獄か。 温泉浴場が完成した翌日。運命のその日は真っ青な晴れで風もおだやか。空には小鳥たちが舞い、平和と幸せを謳歌していた。 トリステインのあちこちから招待されてきた女の... -
ゼロのドリフターズ-27
前ページゼロのドリフターズ 首都ロンディニウムの大通りを歩いて行く一人の少年。 彼――平賀才人は、昼間に散々遊び回って疲れた子供達を寝かしつけて持て余した暇。 眠気もなく、テファもシャルロットも当分帰っては来ない。 慣れぬ街だが折角のお祭りということもあり、外へ出て気ままに夜を楽しむことにしたのだった。 結構な人の波と熱気ではあるが、東京住まいのサイトにとっては特段珍しいことでもない―― † ――東京でも、日本でも、地球ですらない。 ハルケギニアと呼ばれ、さらに空に浮遊しているらしいアルビオン大陸。 全くもってわけがわからない。フィクションでありファンタジーであった。 トンネルを抜けると雪国――どころか、光る扉をくぐればそこは異世界だった。 最初はドッキリか何かとも思った。けれど月が二つ、言い知れぬ不安が襲うくらいに大きく... -
異世界BASARA-27
前ページ次ページ異世界BASARA 名乗りを上げた幸村にゴーレムはその腕でパンチを繰り出す。 一度戦ってみて分かった事だが、この怪物は動きが単調過ぎる。故に回避するのは容易であった。 迫るゴーレムの拳を跳躍して飛び越え、さらに左手に持った剣を振り下ろしてその腕を切断した。 (…何だこれは…) ゴーレムの腕を斬り落としながら、幸村は自分の体に違和感を覚える。 (体が妙に軽い。それに力がみなぎってくる…!) ふと、自分の左手に奇妙な文字が光り輝いているのが目に留まる。 彼は力が湧き上がってくる原因はこれだと気づいた。 しかしすぐにゴーレムに視線を戻す。今は戦…それも主の手柄が懸かっている戦の最中だ。 残った腕を振り上げたゴーレムに、幸村は全速力で走って行った。 距離を詰めた幸村に、腕が振り下ろされる。だが今度は逃げなかった。 真下... -
デュープリズムゼロ-27
前ページ次ページデュープリズムゼロ 第二十七話 『特製ワインは恋の味』 トリステインに置ける戦勝ムードに落ち着きが見え初めてきた頃、ルイズとミントもまた魔法学園にて、いつもと変わらぬ平穏を取り戻していた。 しかし、それは『取り敢えず』であって何もかもが以前のままとは行く訳が無い。 ルイズは『虚無』の力に覚醒した。それは夢の中で出会ったミントの世界の魔法使いファンシーメルがルイズへと向けたかつての予言道理に… とにもかくにもタルブ戦役の祝勝パレードとアンリエッタの女王就任式の後、当然の如くミントとルイズはアンリエッタから城へと招かれ、直々に感謝の言葉を向けられた。そしてその場で幾つかの案件が決定される事になる。 艦隊を消し飛ばしたルイズの虚無、それと単身一騎当千の力を振るったミント、特にマザリーニの士気を呷る為の出任せのせいで一気にその存在を... -
Zero ed una bambola ゼロと人形-27
前ページ次ページZero ed una bambola ゼロと人形 夜も深け舞踏会もそろそろお開きになろうかとしていたとき、ルイズは一足先に会場を抜け出していた。 部屋に戻る途中に一人のメイドとすれ違う。 「あれ? シエスタ?」 声をかけられたシエスタは足早にその場を去ろうとした。 「ちょっと! まちなさいよ!」 ルイズはその場から立ち去ろうとするシエスタの手を掴み引き止める。手を掴まれてしまい、慌ててしまう。 ―怖い、怖いのだ。だってこの人はあの――の主人。この人の傍にはアレがいつもいるから…… ― シエスタは顔を強張らせ辺りを見回す。 「な、何よ。何か言いたいことがあるのなら言いなさいよね」 そんなシエスタにルイズは苛立ちを感じ、声を荒げた。 だがシエスタはそれには答え... -
ウルトラマンゼロの使い魔-074
前ページ次ページウルトラマンゼロの使い魔 ウルトラマンゼロの使い魔 第七十四話「闇をけちらせ」 吸血魔獣キュラノス 石化魔獣ガーゴルゴン 古代暴獣ゴルメデ 登場 サビエラ村を襲う吸血鬼の脅威。それを調べるタバサとミラーの前に現れたのは、こうもり怪獣バットンだった。 しかしこのバットンは彼らの目をそらす身代わりでしかなく、真犯人は別にいたのだった。 その正体はいたいけな少女の振りをして村に紛れ込んでいた吸血鬼エルザと、彼女に協力する 美しき夜の種族、そしてその神である吸血魔獣キュラノスであった! 一時は彼らの罠に嵌まってしまった タバサたちだが、タバサの機転により闇を脱してミラーナイトが大変身! 光の力を以て暗闇の化身、 キュラノスを討ち取る! ……そう思われたが、キュラノスは奥の手を用意していた。その名... -
魔法少女リリカルルイズ27
前ページ次ページ魔法少女リリカルルイズ ゴーレムの右腕から音を立てて火矢が飛び出す。 ねらいはシルフィード。それに、その背中に乗っているタバサ、キュルケ、ルイズ、ユーノの4人。 「少し右」 きゅい。 シルフィードは体を少し傾けて、火矢がうまく追ってこられるように進路を変えてやった。 「ねえ、タバサ。この方法、やっぱり無理があるわよ」 キュルケは風にばたつく髪を押さえている。 「大丈夫」 「でもね、あの火矢をおびき寄せてゴーレムに当てるなんて無理がありすぎるわ。フレイム・ボールも敵を追いかけるけど、使ったメイジに当てるなんてできないのよ」 「フレイム・ボールとは違う」 タバサは横目で火矢が地面をえぐった後を見る。 「追いかけるという性能では、火矢はフレイム・ボールよりずっと下。だからできる」 「それはよくても……タバサ... -
ベルセルク・ゼロ-27-2
前ページベルセルク・ゼロ 2体の遍在が同時に駆け出す。 「へへッ! どんな小細工も本気を出した俺っちと相棒にかかりゃお茶の子サイサイよ!!」 自信満々に声を上げるデルフリンガーをガッツは地面に突きたてた。 「あらら? あ、相棒!?」 ガッツの足元には大剣ドラゴンころしが横たわっている。 先ほどガッツが後ろに下がってみせたのは、前後に挟まれるのを防ぐためではなく、このドラゴンころしを拾うため。 「ひ、ひどい!! やるだけやって、用が済んだらバイバイってワケ!? 男の人っていっつもそう!! この人でなし!! 冷血漢!!」 デルフリンガーは涙交じりの悲鳴を上げた。 「剣を持ち替えようが同じだ! 死ね!!」 即座に距離を詰めたワルドが杖を振りかぶる。 「ガッツ…!!」 ルイズは胸の前で両手を握り祈った。 ワルドの誤... -
ベルセルク・ゼロ-27-1
前ページ次ページベルセルク・ゼロ それは突然だった。 『あの最悪の映像』を最後に失われたはずのガッツの右目に映りこむものがあった。 倒れ付す王子、ウェールズの姿。眼前に迫り来る白い仮面の男。哄笑に歪むワルドの顔。 伝わってくる感情はただ、恐怖。 聞こえてきたのは自分の名を呼ぶ声。 今、ルイズの身に何起こっているのかはわからない。 だが――気付けば、ガッツは駆け出していた。 まったく面倒なことだ、と舌を鳴らしながら。 「……!!」 何だろう。声が聞こえる。 「……ズ!!」 よく聞き取れない。何を言っているんだろう。何だかとても必死な様子だけれど。 「ルイズ!!」 ああ、わかった。私の名前を呼んでいるのか。 ……。 「ッ!?」 ルイズは目を開けると慌ててその体を起こした。 何が... -
ルイズと無重力巫女さん
東方Projectの博麗霊夢が召喚された話 ルイズと無重力巫女さん-01 ルイズと無重力巫女さん-02 ルイズと無重力巫女さん-03 ルイズと無重力巫女さん-04 ルイズと無重力巫女さん-05 ルイズと無重力巫女さん-06 ルイズと無重力巫女さん-07 ルイズと無重力巫女さん-08 ルイズと無重力巫女さん-09 ルイズと無重力巫女さん-10 ルイズと無重力巫女さん-11 ルイズと無重力巫女さん-12 ルイズと無重力巫女さん-13 ルイズと無重力巫女さん-14 ルイズと無重力巫女さん-15 ルイズと無重力巫女さん-16 ルイズと無重力巫女さん-17 ルイズと無重力巫女さん-18 ルイズと無重力巫女さん-19 ルイズと無重力巫女さん-20 ルイズと無重力巫女さん-21 ルイズと無重力巫女さん-22 ルイズと無重力巫女さん-23 ルイズと無... -
ウルトラ5番目の使い魔、第二部-74
前ページ次ページウルトラ5番目の使い魔 第七十四話 あの星空に願いよとどけ 軍艦ロボット アイアンロックス 登場! コツコツと、靴底が石畳の道で歩みを刻む音がふたつ、夜の街角に小さくこだましている。 誰もいない通りを、特に目的地も定めずに歩くふたりの少女。その足音のひとつは大股でやや強く、もうひとつは小股で軽くおとなしい。 月明かりと街灯の明かりに別々の場所から照らされて、ふたりの金糸と緑糸の髪がそれぞれトパーズとエメラルドの光のように輝いていた。 「今日はお月様がきれいだね」 「ええ、そういえば今日は今年最後の双月の満月だったわね……あっというまの一年だったような気がするわ」 空を見上げて言ったシーコの言葉に、ビーコも歩を止めて答えた。 眠れずに、なにげなくビーコの誘いで散歩に出たシーコたちふたりを出迎えたのは、漆黒に広がる無限... - @wiki全体から「274」で調べる