ソニア

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ソニア - (2013/01/01 (火) 20:12:17) の編集履歴(バックアップ)


マルスの娘。ホーネットのハイマーシアン。
声:久川綾

マルスの娘でありエデンの姉。詳しいことは不明だがエデンとは母親が違うらしい(メディアは継母)。
火星士のなかでも上位に位置する「ハイマーシアン」であり、マルス側についた白銀聖闘士を指揮する。
父マルスに対する忠誠心は厚く、父の野望を叶えエデンを新たな世界の王にすることを望んでいる。
特に理由の説明はないが、聖闘士ではないのに女聖闘士のように仮面を付けている。

幼い頃にメディアに命じられ初めて殺した聖闘士が南十字座の一摩(蒼摩の父)という過去があり
蒼摩の仇でもある。蒼摩はソニアに激しい敵意を抱いていたが
ソニアが一摩を殺したことを悔いていることを知り、敵討ちの行方は先行き不透明になっていく。

アリアに対しては一応父の方針には従い新たなアテナとして扱っていたがあまり良い感情を持っておらず、
アリアが死んだ際には父上に逆らったのだから当然の事と言い放っている。
家族以外には非情で冷徹だが、家族からのソニアへの感情や絆の程は不明である。


問題点


①たった一人のハイマーシアン
ソニアしか居ない上位火星士ハイマーシアン(しかも大して強くない)という点が批難の対象になることが多い。
マルスの配下の戦士・火星士(マーシアン)の設定の作り込みが甘く
いつの間にかマルスの手駒は「マルスに寝返った聖闘士かもしくはマルスが任命した聖闘士」がメインになるという
酷い展開のワリを食った感があるため脚本や構成のマズさの犠牲になったキャラと見る意見も多いが、
ソニアというキャラクター自体にも無意味な点が多いため存在意義そのものまで問われがちである。
ハイマーシアンとは一体なんだったのか・・・

②重要度がいまいち不明
仮面をつけている、メディアは継母でエデンは異母弟であるなど説明不足なままの謎が多いが
闇の遺跡で蒼摩に同情され本筋とはあまり関係なかった仇騒動がとりあえず一段落ついてしまい
十二宮編に入ってからは存在を忘れるぐらいに出番が減っている。
(黄金聖闘士登場によりハイマーシアンは出る幕がなくなったため仕方ないと言えば仕方ないのだが・・・)
弟のエデンに対しては彼の手を汚させたくないと前線に赴くのを止めようとしたり
腑抜けている姿を心配し喝を入れるなど姉としての情を見せているのにエデンからは殆ど顧みられることもなく、
敬愛する父マルスや継母メディアからの扱いもただの手駒以上の表現はなくなんだかぞんざいである。
重要じゃないからこんな微妙な扱いなのか、「誰からも愛されていない利用されているだけの女」という湿ったキャラ表現なのか・・・
敵の側近、主人公の仲間の仇であるなど落としどころが難しそうなキャラなのに書かれ方はいまいち杜撰である。