パラドクス

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パラドクス - (2012/12/14 (金) 01:03:48) の編集履歴(バックアップ)


声:ゆかな 双子座の黄金聖闘士
技:廬山昇龍覇、クロスロードミラージュ、フォーチュネイトウォール、ファイナルデスティネーション

愛と運命を司る双子座の黄金聖闘士。
幻覚を操り憎しみと死を司る憎しみのパラドクスという裏人格をもつ二重人格者でもある。

星矢シリーズでは初の女黄金聖闘士でありどのようなキャラになるのかと注目されていたが
紫龍を偏愛する自称愛に生きる女のヤンデレストーカー女
という痛すぎるキャラ設定でオールドファンを震え上がらせることになった。
マルス様のもとで私は地上の愛の支配者になるの!全ての者に愛を与えそして全ての者に愛される、あらゆる愛を統べる者に!
という理由でマルスに従い表向きは温和なお姉様を気取っているが、ひとたびぶっ飛ばされると
女の顔に傷を付けたな!このクズめ!私を愛することができぬなら貴様に生きる資格はない!」とブチ切れ
汚い言葉を吐き容赦ない暴力を振るうキャラに性格が変わる。
二重人格だけどどっちの人格もヤバイという残念キャラである。


問題点

①仮面の掟
双児宮に到着した龍峰の前で素顔で登場したパラドクス。
彼女いわく愛するか殺すかで「愛してあげる」事をとったからだと言う。
「あなたを愛しているのは当然だわ、紫龍様の息子ですもの」とのことだが
光牙に対しても「あなたを愛してあげる、私の愛を受け入れなさい」と
愛する事を強いるなどパラドクスの中では
敵に顔見せて、パラドクスの愛を受け入れる(降伏)か死ぬかを迫るので
仮面とってもOKという解釈になっているらしい。
そもそも仮面の掟は男性社会で女を捨てるための掟なので
解釈がどうしようもなくズレており、そのキャラ設定が気持ち悪いと酷評されることになってしまった。

②過剰なセクハラ描写
幼少時に家族と共に事故にあったところを紫龍に助けられ、
運命の出会いだと思い紫龍と同じ聖闘士になったというパラドクス。
手柄を立てて五感を失った紫龍をマルスに治してもらうために黄金聖闘士になったなどとも言っており、
愛する紫龍の息子を自分なりに助けようと
降伏を迫る と書くと聞こえはいいのだが
いきなり腕をさすり 頬にキスをしてふっとばす
膝枕をする 押し倒して馬乗りになる 体中を撫で回すなど
子供相手にはあまりにもな行為に視聴者をドン引かせた。

(パラドクスの気持ち悪いセクハラ抜粋・クリックで拡大可)
そもそも本命は親の紫龍のはずであり
紫龍の子供だから愛して当然、と言いながらも
「紫龍さまを奪った女(春麗)の子供でも私の愛で許してあげる」と憎しみも覗かせている。
(ただし33話ではターゲットを変えたのか愛を受け入れろと繰り返し一番いい未来、として
「龍峰、一緒に幸せになりましょう」などと龍峰に抱きつきながら求愛したりする。)
無茶苦茶で理解できない論理を振りかざしながらあからさまなウケ狙いのセクハラ描写を繰り返す姿に
視聴者はドン引きすることとなった。

③実力
未来を読める能力を持ち二重人格の切り替えで体力と小宇宙を回復させるなど
強力な設定を詰め込んでいるのだがその実力は微妙なものだった。
まず31話で気合で技を破られ龍峰の廬山昇龍覇で一旦気絶
33話で光牙と戦う時にはその一撃のみで息を切らすなど
黄金聖闘士にもかかわらず体力があまりない。
「心を二つ持つ私は翔宇宙を二倍持つのと同じこと」などと豪語していたが
セブンセンシズに目覚めた龍峰にあっさり倒され
3宮目にして初の青銅にまともに負けた黄金聖闘士になってしまう。

④ヘイト創作?
なぞる必要はないとはいえ原作においても派生作品においても
双子座の聖闘士は圧倒的な強さとカリスマ性を持つ重要ポジションのキャラであったことから
「セクハラババア・しかも弱キャラ」という極端に醜悪なパラドクスのキャラ設定は
ある種のヘイト創作(キャラを貶めるためにかかれた二次創作)ではないか?という不満も原作ファンから噴出した。
実際Ωの脚本にローテーション入りしているシナリオライターの小山真がtwitterにて
「双子座のみなさんの「心が折れる音」ツイートが牡牛座のハービンジャー兄さんを悦ばせたことは言うまでもありません・・・・・・ww」などと発言しており
物議を醸すことを承知の上でスタッフが悪ノリしていたフシがある。
評判の悪い回に引っ張り出されるエロゲライター疑惑の伊藤イツキが脚本を担当していたことも
パラドクスの気持ち悪さに更に拍車をかけており、散々な嫌われキャラとなってしまった。