「グレイファントム」OP



GM:では取りあえずハンドアウトのPC番号順でPC間ロイスをどうぞ
泉楼院:自分は住職のを取れば良いのかな?
浦上:泉楼院さんだね。
GM:1>2>3>4>1で
三井:①に○好奇心と不信感
浦上:親近感と不安
浦上:で。
藤原:桜に信頼と憐憫かな
泉楼院:連帯感○厭気で
GM:厭気が表?
泉楼院:仲間として連帯感はあるけどそろそろUGNから逃げ出したいのでちょっと嫌気を感じてる
泉楼院:あ、連帯感表で
GM:ういうい、藤原さんと浦上さんはどちらが表?
浦上:不安、かな。
藤原:信頼が表
藤原:憐憫は
藤原:きっとかわいそうな人なんだろうという予想を元に(ry
浦上:間違い。親近感表で
GM:了解です。では、最初はマスターシーンから。
GM:場所は、N市公立高校の教室。深夜、空には月もなく室内の灯りは消されており、完全な闇の中である。
GM:それは、月のない夜のこと――。
GM:どことも知れぬ深い闇の中で、誰かが二人会話をしている。
GM:「おめでとう“グレイファントム”。君は、人間を越える力を得たんだ。それが、オーヴァードの力だよ」
GM:ひとりが、もう一方にそう声をかける。
GM:「……これが、オーヴァードの力だというの?ダークムーン」
GM:“グレイファントム”と呼ばれた方は、荒い息をつきながら答えた。
GM:「そう。君は選ばれたんだ。その力を使って、自分の望みを叶えるといい。君は、何でも出来る。挫折や不安……君は、もうそんなものにおびえて生きる小さな存在じゃあない。君は、今日から灰色の亡霊――”グレイファントム”だ」
GM:「“グレイファントム”……それが、わたしの新しい名前……」
GM:「そうとも。この世界は、既に変貌を始めている。君は、我々とともにその変貌を促進する側にいるんだ。さあ、このペンダントを渡そう。選ばれた者の証だ。そして、内からわき上がる衝動に従うといい」
GM:「この力を、どう使えば?」
GM:「そうだな。まずは、軽く練習から行こうじゃないか――――」
GM:ダブルクロス3rdシナリオ集ムーンレスナイト1,『グレイファントム』
GM:という訳でシーンエンド、次のシーン、三井さんのオープニングになります。
三井:ほい
GM:場所は、UGN日本支部支部長室。
GM:三井さんは、支部長の霧谷雄吾直々の呼び出しでやってきています。
GM:「良く来てくれました、三井さん。今回あなたにはN市公立高校に、教師として潜伏して貰いたいのです」霧谷は、あなたの到着を確認すると、資料の入った封筒を差し出します。それは、N市公立高校についてのものです。
三井:「……はい?」<目を点にさせて
GM:「実は、N市公立高校に、FHエージェントが潜入しているという情報がもたらされたのです。まだ、確定した情報ではありませんが」
三井:「あー、いや、霧谷さん。割とそのへんはどうとでもなるだろうし、するつもりですけどもー。教師っていうのもまぁ、こっちきてから色々勉強してるし、なんとかなりますけどもー」
三井:「N市とか、ちょっち私の家に近いし、気まずかったりもしちゃったりでー」
GM:「ええ、そう思って今まではF市に近い場所での任務は三井さん宛に出さないようにしていたのですが、最近事情が変わりまして」
GM:「実は、最高評議会が『例のF市に』日本支部を通さない直属の支部を設立したのですよ」
三井:「あははー。馬鹿じゃねぇの。ぶっ殺すぞコノヤロウ。あ、まぁ、周りからちょっとずつどうにかしてかないとダメなわけですね。いやだわー、ほんと」
GM:「恐らく高確率で問題が起きると……その場合三井さんの娘さんが住んでいるA市にも影響が出るのは避けられないかと」霧谷は、沈痛な表情で
三井:「和夫はともかくかりんは私に似てアレだからしょうがないわねぇ。とりあえず、任務承りました。やっちまうですよ」
GM:「よろしくお願いします。N市には、藤原さんや泉楼院さんといったUGN関係者もいますので、何かあったら協力するようにして下さい」
三井:「はーい。じゃ、ささっと荷造りして行って来ますー」
GM:……といった会話がありまして数日後、三井さんはN市公立高校に教師として派遣される事になります。何もなければシーン終了ですが。
三井:「都会派の妖精教師、桜がN市に降り立つぜ、ヒャーハー、あ、機会があったら一旦もう家帰ろう」
三井:以上
泉楼院:妖精……?
浦上:三井さん、今、おいくつでしたっけ?
三井:34ですが何か?
浦上:なるほど……
GM:ほら、えーと、ファ、いえ、次のシーンです。シーンプレイヤーは泉楼院さん。
泉楼院:はーい
GM:場所は高校の教室。あなたは転入という形で潜入しており、数日が経過した所です。
GM:「それじゃあ出席を取るよー」教室では、担任の佐和山がホームルームを始めています。
泉楼院:華の高校生生活ぅ~♪
GM:「ええと桜井、いるか?次、泉楼院ー」
泉楼院:「はーい」
GM:「泉楼院出席、と。あぁ、泉楼院、分からないことや困ったことがあれば八重樫に相談するといい」
泉楼院:「そうしまーす」
泉楼院:まあ数日で大体の事はつかんだ感じだろうけど、他人に近づく口実があるのは良いね、と思ってる
GM:「よしよし、次、田中ー」と、佐和山はやる気無さそうに出席を取り終えると、連絡事項を伝えて出て行きます。
GM:するとあなたの隣の席に座っている八重樫若菜が話しかけてきます。
GM:「もう、佐和山先生は何でも生徒任せにするんだから」
泉楼院:「教師なんてそんなもんよ」
GM:「だね。でも、先生の言うとおり、まだ分からないことがあったら、わたしに相談してよね。生徒会長としても、友達としても相談に乗るよ?」
泉楼院:「まあ大分慣れてきたけどねー。あ、そうだ、穴場で美味しいお店知ってるなら教えて欲しいなぁ。これが目下一番の重大事」
GM:「ふふ、そう言うと思ってね。実はまだ案内してなかったと思うんだけど商店街に美味しいあんみつ屋があってさー」
泉楼院:「じゃあ放課後連れてってよ。あはは、楽しみぃ」
GM:「うんうん、あっ、でも泉楼院さん。こういう話しをしておいてなんだけど……帰りは気をつけてね」
泉楼院:「ん? どして?」
GM:「最近、この辺りで通り魔事件が起こっていて。わたしも、ときどき生徒会の仕事で遅くなったとき、帰り道で妙な気配を感じることがあってさ。ああ、多分気のせいだと思うけど」
泉楼院:「ふ~ん、物騒ねえ」
GM:「うんうん。特に泉楼院さんはお店探しに夢中になって遅い時間までで歩いてそうだから、心配だよ?」
泉楼院:(タイミング的に仕事と関係有るのかな?)
泉楼院:「あはは、そんなに食い意地張ってないってば」
GM:「ほんとにー?」と、若菜が疑わしそうな顔で笑ったりしていると。
GM:不意に、あなたになじみのある気配がします。
泉楼院:ふむん
GM:≪ワーディング≫です。
泉楼院:
泉楼院:教室ごと、という訳じゃなくてどこか近くで、って事でしょうか
GM:教室ごとですね。
GM:ただし教室内には若菜を含め、周囲に動いている人間は居ません。
泉楼院:むむむ
泉楼院:(早くも当たりくじがあっちからやって来た、って感じかしら)
GM:そして、知覚判定をどうぞ
泉楼院:2d10
(dice) Mimiru_S -> 2D10 = [8,5] = 13
泉楼院:8か
GM:ふむ。ではあなたは廊下の方角から微弱ながら殺気を感じますね。
GM:ただ、あなたが殺気に気づくと同時に≪ワーディング≫は解かれ、周囲も動きを取り戻します。
泉楼院:(……こちらの存在を勘定に入れて無かった? それで気づかれたから逃げたって事?)
泉楼院:むむむ、とちょっと思案顔
GM:動きを取り戻した教室の中で思案顔のあなたに若菜は不思議そうな顔で話しかけますね
GM:「何?どうしたの泉流院さん?」
泉楼院:「ん? ああ、なんか宿題出てたような気がするなー、ってちょっと考えてただけ」
GM:「え、どの教科?わたし忘れてないかな」と若菜は慌てた表情。
泉楼院:「多分気のせいだから大丈夫」
GM:「そっか、よかった。立場柄、「忘れました」とは言いづらいからさー」と安心した様子。
泉楼院:先程の殺気って、誰に向けてのものかわかりましたか?
GM:誰に、かは分かりませんがあなたには一つだけ分かります。
GM:少なくともあなたに向けたものではありませんでした。
泉楼院:成程
GM:そうして思案にふけるあなたの耳に、授業の始まりを告げる鐘の音が聞こえてきますね。と、そんな所でシーンエンド。
泉楼院:あいあい
GM:次のシーン、シーンプレイヤーは藤原さん。
藤原:へいよ
GM:あなたの携帯に、霧谷から連絡が入りますね。
GM:「こんにちは、藤原さん。今日は良いニュースと悪いニュースがあるのですが、どちらから聞きますか?」
藤原:「ではいいニュースから頼む」
GM:「良いニュースですが、N市には先だって赴任した泉流院さんに加えて、追加の人員として三井さんが派遣されることが決まりました」
藤原:「随分と増えるな」
GM:「藤原さんの耳にも入っているかと思いますが「例のF市」への最高評議会の強引な支部設立の問題がありますので……」
藤原:「成る程な。何はともあれ人手が増えるのはこちらも助かるよ。それで、悪いニュースは?」
GM:「悪いニュースですが、N市公立高校付近で、オーヴァードやUGN関係者が“グレイファントム”というジャームによって襲撃される事件が発生しています。あなたには、この件を調査し解決していただきたいのです……三井さんの派遣も「表向きは」その為とお考えください」
藤原:「随分と悪いな」
GM:「何分人手が足りないもので」
GM:「幸い三井さんには教職に就けますのでN市公立高校には教師として赴任して頂きますし、泉流院さんも既に潜入済みです。連絡先はメールで送っておきますので必要があれば協力して事に当たってください」
藤原:「理解した。出来る限りのことはやっておこう」
GM:「よろしくお願いします。こちらでも追加情報が入りましたら連絡を入れるようにしますので」
藤原:「おう、期待している」
藤原:電話を切ったあたりでシーンエンドかな
GM:です。悲しいことにこれでも増量済みなんですよ支部長(ほろり)
GM:元は台詞2つだけとか……という訳で最後は、浦上さんです。
藤原:いや公式はこんなもんだとw
浦上:はい
浦上:そういえば、GM、浸食率は上げなくて良いんですか?
GM:あ、オープニングなので。ミドルに入ってからは上がります。
浦上:了解
GM:上の3人のオープニングより後の時間軸になります。
浦上:ミドルでみんなと同じ時間軸に逆行するんですね
GM:ですです。
浦上:では、赤く染まった海の浜辺で……(違
GM:場所は高校の廊下。授業も終わり、帰宅しようとするシーン。
GM:それはミスター伝説
浦上:では、クラスメートの皆さんにさよならを言いながら、帰り支度をしています
GM:ではあなたが廊下に出た所で声をかけてくる女生徒が居ます。
浦上:八重樫会長、でしたっけ?
GM:いえ、シナリオロイスの七海弓花です。
GM:あなたとは席が近いこともあってときどき話すことがある相手ですね。
GM:「あっ、浦上君。今から帰りなの?」
浦上:なるほど
浦上:「ええ、特に部活もやっていませんし。七海さんも?」
GM:「うん……あのさ、これから時間あったりする?」
GM:「その、ちょっとね」そう弓花が言いかけた瞬間声が掛かります。
浦上:「大丈夫ですよー……っと?」
GM:「あ、浦上!ちょうどよかった。探してたんだよ!今日は、生徒会の仕事無いから一緒に帰ろうと思って……あっ、弓花?」
GM:こちらが噂の八重樫会長になります。君たち二人を見てびっくりした表情。
浦上:「こんにちは、会長」
GM:で、挨拶をする浦上さんの横で弓花は表情を消します。
GM:「そっか。お疲れ若菜。ごめん浦上君、わたし、先に帰るね」
浦上:「はい、さよなら、七海さん。また明日」
浦上:八重樫会長と七海さんが知り合いだという事は、僕はあらかじめ知っていたのでしょうか?>GM
GM:いえ、今はじめて知りましたね。
浦上:では、いつものようにのんびりとした口調で
浦上:「ははぁ、お二人はお知り合いだったんですか」
GM:「うん。弓花とは友達でえっと。ちょっと待って、弓花も一緒に帰ろうよ」と、若菜が戸惑いながら弓花に言いますが
GM:「……いいよ。ふたりで帰ればいいじゃない。わたしはお邪魔みたいだしさ。それに、わたしには用事があるから」と、うつむきながら返す弓花
浦上:「そうですか、残念ですが、用事があるのでは仕方ないですね」
GM:「うん。じゃあ、ふたりとも仲良くね」そういうと、七海はカバンを手にあなた方ふたりの前から去っていきますね。
浦上:朗らかに手を振って見送ります
GM:後には戸惑った表情の若菜、つまり八重樫会長と朗らかに手を振って見送るあなたが残されシーンエンド。
浦上:GMGM、何でいきなりこんなラブコメライクな立ち位置なんですか、PC1
泉楼院:PC1だからだろ!
GM:うん、その、なんだ。PC1だからさ!!
藤原:PC1だから仕方ない
三井:大丈夫だ、問題ない
浦上:なんだこの追い詰められ感……!
GM:まだまだ出番はてんこ盛りだから浸食値だけは心配ないよ!!
藤原:そんなヒロインで大丈夫か?
泉楼院:一番良いヒロインを頼む
泉楼院:神は言っている――PC1はラブコメをしろと
浦上:この設定で!?
三井:ああ、やっぱりダメだったよ。
三井:あいつは設定を読まないからなぁ
藤原:次は、中の人に頑張ってもらうよ
浦上:OPシーンですら空気読んでない感バリバリのこのPC1でか……!
GM:がんばれ、PC1!
三井:エアリード機能か
泉楼院:がんばれおとこのこ
藤原:頑張れ主人公
浦上:なんてこった……!


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最終更新:2010年10月01日 16:06