アリス
| <タイプ> |
<守護者> |
タイプ |
テイルズ |
| 種族 |
人獣 |
ジョブ |
アタッカー |
| HP |
500 |
ATK |
70 |
| DEF |
80 |
コスト |
50 |
| アビリティ |
| 召喚 |
なし |
| 覚醒 |
なし |
| 超覚醒 |
バリエアップA |
「あー! 見つけたわ! あそこよ! もう一人の私!」
「そうね、見つけたわね。もう一人の私」
アリスがまったくあさっての方向を指さしているのを見て安心し、
そっと透明な脱衣車から出てきたマルジー・スナークを、ダークアリスがひょいっと抱き上げました。
「すごいわ! 二人とも息がぴったりね!」
と、その隙に脱衣車に隠されていた“夢のカケラ”をラプンツェルが魔法の髪でヒョイと取り出します。
「うふふ。でも、“夢のカケラ”もずいぶんとひいきよね!
見つかりそうになるといちいち赤く光って教えちゃうんですもの。
きっと“あの子の夢”に封印されてるって闇も、すっごくいたずら好きにちがいないわ!」
「とにかく、雪の女王も今度は素直に“カケラ”を渡してくれたし、あとはあの子のカケラだけね」
アリスたちは、シェヘラザードに教えてもらった“夢のカケラ”のうち2つを集めました。
これで残る“夢のカケラ”は<赤の女王>が持つひとつだけです。
「えぇ、もうすぐ“あの子の夢”を元通りにできるわ。
色んなところに行かされたけど、<夢の管理人>としてはひと安心ってところね」
アリスは手元にある4つの“夢のカケラ”を取り出して眺めます。
「私は、たくさんの塔の外の世界を見ることができて、とっても楽しかったわ!」
「…でも、それももうおしまいね。あの子が素直に返してくれるとは思えないけれど…
さっさと<赤の女王>を探しにいきましょ――あら? どうしたの?」
いよいよ大詰めよ、とばかりに笑いながら話しかけたダークアリスですが、
一方のアリスは何か困ったような顔で“夢のカケラ”を見つめていました。
「えぇ、ちょっとおかしいの。この“夢のカケラ”はじめはきれいな真珠色をしてたわよね?
それが、だんたんと赤くなっていってる気がするの…」
たしかに、アリスのもつ“カケラ”はほんのりピンク色をしていました。
「あら本当、シェヘラザードの言っていた、
“あの子の夢”に封印されている“闇”というのに、何か関係あるのかしら?」
「そうね… でもカケラのままだとそれも良くわからないわ」
夢の語り部シェヘラザードは、アリスたちに“あの子の夢”に隠された秘密を教えてくれました。
その中には、かつて世界を滅ぼしかけた闇――おそろしい魔女が封印されているというのです。
そしてその魔女を“混沌に組する者たち”が狙っている、と。
しかし、純粋な心を持つ夢の世界の住人たちは、“その名前を口にしただけで呪いを受ける”とのことで、
名前までは教えてもらえませんでした。
「なら、今集まっているカケラだけでも繋ぎ合わせて確かめてみればいいんじゃない?
夢のことなら、たいていのことはどうにかなるでしょ。
<夢の管理人>であるあなたも、<悪夢の女王>である私もいるんだから」
「…そうね、ありがとう、もう一人の私。」
「ふんっ …さっさとやりなさいよ、もう一人の私。」
アリスは4つの“夢のカケラ”をならべて、つんつんつんと、ひとつずつ軽くつつきました。
すると、カケラたちが光に包まれてふわふわと浮かび上がります。
「“あの子”の夢よ――あるべき姿へ戻りなさい!」
アリスがバットを振るうと、“カケラ”たちが一つに集まり始め、
ひとつ、またひとつと輝きを増しながらくっつき“夢の結晶”へと戻っていきます。しかし―――
「ちょっと、どういうこと!?」
先ほどまでキラキラと真珠色に輝いていた“夢の結晶”が、突然黒い茨に包まれたかと思うと、
真っ赤に染まり、少し欠けた、大きな「赤い月」のようになってしまったのです。
そして、真っ赤に染まった“夢の結晶”はふわりと揺れると、そのままどこかへと飛んで行ってしまいました。
「行っちゃった… 今の、何?」
アリスたちは“夢の結晶”を包んだ黒い茨から、何やらおぞましい気配を感じ取っていました。
それはとても不気味で、暗く淀んだ気配でした。
「今のが、シェヘラザードが言っていた魔女の“闇”なんだとしたら、とっても恐ろしいものだわ。
あれはもう夢の一部なんかじゃない。むしろ“呪い”よ。
あんなものが解放されたら、きっと<悪夢の女王>の私にも手に負えない悪夢になるわ」
「一度こわれちゃったから、封印というのが弱まってしまったのかしら…?」
「たしかに… ラプンツェルの言う通り、“あの夢”の持ち主――
『黒い森』で眠る“あの子”が起きかけているのかもしれないわ…」
思いもよらない事態と、“夢の結晶”の中に封じられていた闇の強大さを目の当たりにした、
アリスたちは暗く沈みこみました。
「でも、このままほっとくわけにはいかないわ。
飛んで行った“夢の結晶”を探して、なんとかしてもう一度しっかり夢に封じ込めなきゃ!」
アリスの言葉にダークアリスはいぶかしげな顔で尋ねます。
「どうやって? いくら<夢の管理人>でも、あれは荷が重いんじゃないかしら。
“魔女の呪いに染まった夢”なんて悪夢、私でもあつかったことがないわ」
たしかに、とアリスはう~んと考えこみましたが、
すぐにいいことを思いついたとばかりに、ぱぁっと明るい笑顔を浮かべました。
「そうだわ! 私、<夢の管理人>の夢を紡ぐ力と、<悪夢の女王>の夢を悪夢に変える力だけじゃ、
あの闇を再び封じ込めることはできないかもしれない。
でもそこに、夢を壊す<赤の女王>の力が合わされば、なんとかできると思うの!」
~『スカーレットテイル』その12の①~
| 身長 |
1.22[meter] |
| 体重 |
23.6[kg] |
| 職業 |
夢の管理人 |
| 夢の管理人の仕事① |
壊れた夢の修復 |
| 夢の管理人の仕事② |
行き場のない夢の保護 |
| 夢の管理人になる前 |
人間の少女 |
| イラストレーター |
輪くすさが |
最終更新:2017年03月13日 10:01