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ルールー

<タイプ> <精霊獣> タイプ ブラウニー
種族 人獣 ジョブ ディフェンダー
HP 300 ATK 5
DEF 5 コスト 10
アビリティ
召喚 マナヘイスト
覚醒 なし
超覚醒 なし
――ふあ~ や~~っと街についたなの!

まったく看板い~っぱい壊しちゃって、
ロロにも“ぶんか”の大切さってのをあとでじっくり教えてあげなくちゃなのね!

さ・て・と! せっかくロロとポポを街につれてきたから、何から見せてあげ……
なんでふたりは木の後ろに隠れてるなの…?

まぁ、しょうがないなのね…。初めてこんなに人間がいるところ見たなのだろうし、
家ブラウニーや森ブラウニーは、本当はこんなふうに生まれたところから出ちゃいけないなのから…。
でも、そんな“しきたり”になんの意味があるなのかしら? 
街にはこ~んなに楽しいものがあふれてるなの。
みんな自由にではいりできれば、ぜ~ったいすっご~く楽しいなのにね…。

はぁ~、でもこれじゃなにもできないなの! つまんな~~いなの!


ルールーがひとりぷんすかとしていると、そこにネズミがチュチュっとやってきました。

「いよう! そこのステキな街ブラウニーのおじょうさん! 今日のネズミ通信はビッグニュースだぜ!」
「ビッグニュース? なになに? みせてなの!」

ルールーはネズミから葉っぱの新聞を受け取ると「…ふむふむなの」と熱心に読み始めました。
そして、ネズミ通信を見たルールーは、大きな目をさらに大きくし、隠れる二人に呼びかけました。

「ふたりとも~! いいことを思いついたなの! 
さすがはルールーさん、人間の本でいっぱいべんきょーしただけあるなのね!」

隠れていたロロとポポはそ~っと木から顔を出して遠くからルールーを見ます。

「んも~、おくびょうなのね… ふたりとも~、事件なの~! 
なんと、ブラウニーの王様が行方不明になっちゃったなの~! 
だからお城の家来たちが探してるなのだって~! 
しかも、見付けた者には、“ほうび”を与えるって書いてあるなの~! 
これは“せんざいいちぐー”のチャンスなの~! 冒険なの~! わたしたちで王様をみつけるなの~~!」

木に隠れながらルール―の話を聞いたロロとポポは顔を見合わせました。

「…だって。 “ほうび”ってなんだろね?」
「ワウワー。 ほうび… にく? にくか?」

ルール―は、ふたりの隠れる木の前まで来ると、
チッチッチと、指を左右にふりながら、ニヤリと笑いました。

「ふふん、ほうびなんか何だっていいなの。
そんなものにがっつかないのが、してぃー派のやりかたなのよ?」
「え~?」
「フワゥ?」

ルールーは、こほんとひとつ咳払いをすると、胸をそらして言いました。

「ほうびはもらわないなの。そのかわり、王様をみつけたら、
“全てのブラウニーが一緒に暮らせるように”ってお願いするなの! 
こういうのを人間の世界じゃ「こーしょー」っていうなのよ!」
「こーしょー?」
「みんなで…一緒に暮らす…?」

「そうなの! 家も、街も、森も、ぜ~んぶのブラウニーのみんながどこでも自由に行き来できて、
そして一緒にくらすことができれば、きっとも~っと楽しい毎日になるなの! 
“大昔に分かれた兄弟”たちが、み~んなでいっしょにくらせるようになるなのよ!」

はじめ、ロロとポポはルール―の話をほけーっと聞いていましたが、
しだいにその目がキラキラ輝き始めました。

「そっか~ いいね~! す~っごくたのしそ~!」
「ウーワワ! ロロ、きょうだいたくさん、たのしい!」
「うふふ♪ そうと決まればさっそく王様をさがしにいくなの!」

ルール―のステキな提案に、気が付くと、ロロもポポも隠れていたことを忘れて、
ぴょんぴょんと跳ね踊ったのでした。
身長 ぎゅってしたくなるなの!
体重 お姫様だっこしたくなるなの!
出身 アケディア解放王国
宝物 人間の女の子にもらった本
好きな食べ物 イチゴのけーき
苦手 バッタ
イラストレーター 小玉
最終更新:2017年03月21日 00:41