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伏姫

<タイプ> <調停神> タイプ 八犬勇
種族 人獣 ジョブ ディフェンダー
HP 500 ATK 80
DEF 70 コスト 50
アビリティ
召喚 なし
覚醒 なし
超覚醒 伏姫神
アーツ
八犬陣 【マテリアル】周囲にいる自ユニット全ての防御力と移動速度を上げるマテリアルを、その場に設置する。
伏は生きていなかった。少なくとも自分ではそう思っていた。
物心ついた時、彼女は人と違い、何も感じることができぬ空匣であった。
だから、自分は生きてはいないのだろう――幼くも、そう思っていた。
彼女が数え三つになった頃、八つの珠が与えられた。
それには、八つの人の徳なる心が納められていた。
空匣であった伏は、かくして仮初めの心を手に入れ、人から見ればとても清く美しい、徳高き姫となった。
そして、そんな自分を称える周囲の者達を見るにつけ、
自分は生きているのかもしれない――そう思い始めていた。
そんな彼女に恋をした者がふたつ。ひとつは清廉な武者、ひとつは獣。
しかし、ふたつの想いは伏を苦しめた。
人であろうと、獣であろうと、伏は、どうしてもその想いを受け止めることができなかった。
なぜなら、彼女の八つの心に、「愛」の字は無かったのだから。
人として正しく優しい心を持った伏は、想いに応えられない自分に苦しんだ。
こんなに苦しいのなら――その想いは呪い――姫にはそう思えてしまった。
だから、この呪縛からふたつの愛を、自分を、解き放とうと、自らの――腹を裂いた。
流れ出す命…広がる赤…赤い、光…。
目を開き、伏は見知らぬ地にて息を吐いた。珠が、死を赦さなかったのだ。珠は語った。
「伏姫神よ 伏姫神よ あなたの御身は特別なもの あなたの御身は里見のもの
我ら八珠は御身の命 お隠れなるは罷りなりませぬぞ 全て里見の御ために」
「やはり…そうなのですね…」
伏は、悲しそうに笑った。

――紅焔八犬伝 弐
身長 信あらばその目の通り…
体重 仁あらばお赦しを…
出身 異界東方国・南総
欲するもの 真の自身の心
科せられた使命① 里見家の再興
科せられた使命② 八珠の犬士探し
イラストレーター Tomatika
最終更新:2017年03月27日 00:45