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伏姫

<タイプ> <調停神> タイプ 八犬勇
種族 人獣 ジョブ ディフェンダー
HP 500 ATK 80
DEF 70 コスト 50
アビリティ
召喚 なし
覚醒 なし
超覚醒 伏姫神
アーツ
八犬陣 【マテリアル】周囲にいる自ユニット全ての防御力と移動速度を上げるマテリアルを、その場に設置する。
生まれた時より心無く、造られた心を与えられた少女は、
自ら裂いた腹より出でた、八つの珠に囲まれていた。
「伏姫神よ 伏姫神よ あなたの御身は特別なもの あなたの御身は里見のもの
我ら八珠は御身の命 あなたを生かす 御身の命」
少女に語りかける珠たちをぼんやりと見つめ、少女は尋ねた。
「…して 伏に何をお望みで?」
少女の問いに反応するように、八珠は緑碧から真紅に染まった。
「伏姫神よ 伏姫神よ あなたはあなたの映し身たる 八匹の犬士を探すのです」
「…探して どうするのですか?」
「導きなされ 導きなされ 紅き瞳と 黒き焔の 八武者の元へ」
「…何故に?」
しかし、そう尋ねる少女の瞳に光は無く、その言葉にも意志がないようで――
八珠はくるくると少女の周りを回り、答えた。
「里見の夷狄を屠るため 里見の夷狄を屠るため それが里見の剣となる」
「…伏は――そのために造られたのですね?」
「いかにも いかにも 全ては里見の御為に」
さもありなんと、愉快そうに上下に揺れながら回る八珠。
その赤い光に照らされて仄赤く染まる少女の顔が、ほんの少し強張った。
「…八珠よ もう一つだけ聞かせてくださいまし」
一度目を閉じ、再び開いた少女の目には、薄らとした光が浮かんでいた。
「もし その望みを叶えたら――」
少女は、にっこり笑って言った。
「――伏は死ぬることができますか?」
八珠は、少女の問いに逡巡するように、ほんの少しだけ動きをとめた後、
再び愉快そうにくるくると回って告げた。
「伏姫神よ 伏姫神よ それがあなたの望みとあらば 全てを果たしたその後に」

ああ、悲しきは少女よ、悲しき姫よ、そなたを求むる獣と武者は、そなたを探し、そなたを求め、
潰れそうな心で遠い空を彷徨っているというのに、そなたはまだ遠くに旅立とうというのか。

「全てを果たせば 必ずや 必ずや」

[[[それが…あなたの…望みと…あらば]]]

~『紅焔八犬伝』 弐の②~
身長 義あらばお答えしましょう
体重 礼あらばお聞きなさいますな
欲するもの 真の自身の心
望むもの 叶わぬ望みの終わり
里見義実
好物 三食団子
イラストレーター 夜汽車
最終更新:2017年03月27日 00:52