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ヤツフサ

<タイプ> <聖魔> タイプ 八犬勇
種族 人獣 ジョブ アタッカー
HP 550 ATK 80
DEF 80 コスト 60
アビリティ
召喚 なし
覚醒 なし
超覚醒 サクリマックスHP W
トランス
いつからそうであったのか。
犬は狂おしい程にあの方を欲し、あの方を手に入れるために――首を刈った。
敵の首をとればあの方をくれる、そう犬の主人が約束したからだ。
そうしてあの方と夫婦となった犬は、いたく満足であったが、
なぜ一介の畜生である自分にそれほどまでの想いが宿り、
そのようなことがなし得たのか不可思議ではあった。
その想いは、呪い――悲しい目であの方は言った。
そうか、そうかもしれぬなぁ――だがそれよりも、犬には、ただその目が許せず、
あの方が心から自分のものにならぬのが赦せず、情動に駆られ――首を刈った。
あの方は、その度に悲しい笑顔をうかべ、最後は犬を呪いから救うため――自らの腹を裂いた。
果たして、犬にかけられた呪いは解け、黒い情動も消えたが 
死したあの方への想いだけは、既に犬の血肉と化しており一向に消えなかった。
結局、だから犬は――首を刈った。
首を刈れば、またあの方に逢える――いや、それこそがあの方との絆を繋いだ所業――
いや、消せぬ想いを晴らすため――いや…これもまた、あの方の優しさがもたらした、呪い、なのか…。
そこまで考え、犬はやはり、その見慣れぬ赤い隻眼に、いつものように告げることにした。
「やい 儂の女房を探す手伝いをしろ 
そのかわり 誰かの首を望むなら この刃と牙で刈り取ってやる」

――紅焔八犬伝 壱
全長 8.8[meter]
重量 1.2[t]
かつての主家 里見家
育ての母
伏姫
恋敵 丶大法師
イラストレーター もりお
最終更新:2017年03月27日 10:59