アットウィキロゴ

トロイ

<タイプ> <聖戦機> タイプ 機甲
種族 人獣 ジョブ ディフェンダー
HP 600 ATK 100
DEF 110 コスト 70
アビリティ
召喚 なし
覚醒 なし
超覚醒 【白】トロイア・アロゴ/【黒】オデュッセウス・ドリー
チェンジ
無数の傷を負い、無残に打ち捨てられた巨大な神馬――
トロイは、忘れ去られた神の地でひとり、ただ静かに横たわっていた。

それは、かつて神の血を引く者たちを殺すために作られた。

トロイはその使命を全うするため、自らを生み出した者に報いるため、
敗戦濃厚な戦争の一手逆転の秘策として、神の戦士たちをその体に秘めて、
生まれた時より死を覚悟しつつ敵地へと乗り込んだ。
結果、無事使命は全うされたが、敵地における混戦の中、その体は激しく損傷し、
味方の勝利の凱歌を眺めながら朽ちていった。

その残骸は、そのまま打ち捨てられ、時と共に忘れられ、
トロイも、かつての戦いの記憶も、トロイが横たわるこの地も、次元の彼方へと流れて行った。

「こりゃあまた…壮大な…古の神殺しの『武器』か…
何の因果かよ、こんなすごいもんが、こんなところで眠ってるとはなぁ…」

しかしあるとき、何の巡り会わせか、とある男が偶然にこの地を訪れ、横たわるトロイの姿を見つけた。
男は、聖木で作られたその巨大な体をひと撫ですると、感慨深そうに頷き、つぶやいた。

「そうかよそうかよ…まだ戦いたいか…」

トロイの意志を汲み取ったかのように、男は敬意の込もった、きわめて丁寧な手つきで、
その体のすみずみまで調べ始める。
そして、たっぷりと時間をかけて調べ終わると、男は腰を下ろし、トロイに向かって静かに言った。

「ワシはな、これまでそれなりに武器を作ってきて、腕も持ってるつもりだ。
できるなら、お前をもう一回、動けるようにしてやりたかったんだが…
だがよ――ワシはお前を葬らなきゃあならんようだ…」

男は改めてトロイの、かつては美しい流線型であったろう体をしげしげと眺める。

「お前の仕組みはわかった。その傷を治して、絡繰りをかつてのままそっくりに作りあげることはできる…
だがいかんせん、その絡繰りを動かしていた“動力”がそっくり失われてる以上、
ワシにはお前を動かすことはできん――」

そう言って、男は悲しげな表情を浮かべた。

「何か神力を秘めたもんさえあれば代用できるんだがな、
お前ほどの武器を動かすにゃあ、普通のもんじゃあ代わりになるめぇよ。
いけすかねぇアスガルドのやつらの『グングニル』や『ミョルニル』、
オリンポスの『イージス』くれぇの力が必要だ。
武器でなきゃ『ヘスペリデスの林檎』ぐれぇな――
お前のような偉大で優れた武器が、役目を終えても戦いを忘れられなかったりすると、
呪いを集めたり、ろくでもない神に悪戯されたりしちまうんだ――
ワシの“息子”みてぇに…だから、俺はお前を完全に壊して、
その魂が弄ばれないようにしてやるしかできねぇんだよ…すまねぇなぁ…」

男は槌を持ってゆっくりと立ち上がる。

「ワシは神は好かねぇが、お前が次はいい風に生まれ変われるように、
たまには運命の神に祈るとするよ――」

男がそう言って祈りをささげ、槌を振りかぶったそのとき――
はるか彼方の上空から、金色に輝きながら落ちてくるものがあった。

それはまっすぐに男の頭を直撃し、「あいたぁ!」と、男はその衝撃に倒れた。

「…な、なんだぁ!?」

若干痛む石頭を擦りながら顔を上げると、男の目の前に、金色に光る林檎が転がっていた。

「なんでこんなとこに金ぴかのりんごなんかが降ってきやがる…!!
神の野郎どもが食いかけて落としたのか…? ん…? 金の林檎……? それって……」

男は林檎が放つ神力に気づくと、槌を放り出し、トロイに向き直って興奮気味に叫んだ。

「おい、こんな巡り会わせってあるか!? お前の動力になる力が勝手に降ってきやがった!
ちょっと待ってな、すぐに直してやる、いや、ワシ流機甲技術も加えてもおおおおおっと強くしてやっからな!
ぐははははは、このアームマスター・ダーイン様にかかりゃあ一瞬よおおお!」
全長 測ろうとすると変形
重量 測ろうとすると攻撃
制作された場所 トロイア
かつての製作者 オデュッセウス
特技 神殺し
とりあえずこの神は許す 運命の神
イラストレーター moi
最終更新:2017年04月06日 00:55