アットウィキロゴ

ジークフリート

<タイプ> <帝剣> タイプ プリンス
種族 神族 ジョブ アタッカー
HP 550 ATK 70
DEF 120 コスト 60
アビリティ
召喚 なし
覚醒 ヒールシール
超覚醒 【白】ハイリジェネ/【黒】ニーベルング
チェンジ
今日も多くの悪を倒した。

一人戦場に残ったワタシは、指輪の力を鎮め、悪に染まった者共を見下ろした。
皆、恐怖に怯えた顔をしている。悪だからこそ、死ぬことが善人より怖いのだろうか。
しかし、仕方がない。この者達は悪なのだから、
悪魔にもおとる非道を繰り返し、悪逆の限りを尽くしたのだから。
この者らがしたことは――この者らは……何をした?

頭が痛んだ。痛みが、それ以上考えるなと言っているようだった。

いつからだろうか、正義について考えなくなったのは…剣に誇りを求めなくなったのは…。
いつからだろうか…悪を考えなくなったのは…倒した敵を悼まなくなったのは…。
駄目だ、早く眠りたい…妻の横で…安らぎを感じたい…安らぎ…あの夢…あの夢の乙女に…。

痛む頭を押さえ、ワタシは戦場を彷徨った。
そこには死が充満し、どこを見ても昏い闇だった。闇の中で…ワタシは一人…。

その時、光が見えた。その光は、ワタシの心をいたく揺さぶった。
光を凝視していると、それは次第に形を成し、乙女の姿となった。あれは…戦乙女であろうか…?
その顔を見た時、ワタシは目を見開いた。

「君は……」

驚いた。その乙女は、ワタシが毎夜のように夢に見る乙女にそっくりだった。
乙女も、また、ワタシを見て驚いている様子だった。そして乙女は――ワタシの名を呼んだ。

心臓が、小鹿のように跳ねた。

「君は……ワルキューレかな? なぜ、ワタシの名を?」

ワタシは、跳ねる鼓動を抑えるように、努めて冷静に振る舞い尋ねた。
しかし、ワタシの声を聴くや否や、乙女は立ち上がり後ずさった。

――行ってしまうのか…待ってくれ!

ワタシは乙女を引き留めようと手を差し出したが、その手をすり抜け、彼女は走り去った。
ワタシの手から逃げていくその後ろ姿を見ている内に、心の奥から何かがこみ上げて来た。
それは…熱い…なんだこれは…そう、この炎のように熱い想い…そうだ――

「――ブリュンヒルデ!!!」

気付くとワタシは叫んでいた。それが何を意味する言葉なのか分からなかった。
ただ、とても大事な言葉だという事だけは分かった。
そして同時に頭に激痛が走り、彼女の背を見守りながらワタシは気を失った。

気付くと、妻の腕の中にいた。ワタシは戦場で思い出した大事な言葉の事を妻に伝えようとした。
しかし、頭の奥が痺れ、上手く声がでない。

「…お苦しいのですね。もう大丈夫、このお薬を飲めばすぐ楽になります」

そう言って妻は悲しそうな顔で、ワタシに甘やかな薬湯を飲ませてくれた。
妻の肩越しに、その様子を笑って見つめる義兄が見える。
薬のおかげか、心が落ち着き、次第に頭の痛みも無くなっていった。
そしてワタシは…大事な言葉を…言葉…それは…なんだ…。

泥のような眠りへと堕ちるワタシを見て、義兄の口が何かを告げていた。
上手く聞き取れなかったが、一言だけこう聞こえた――[[[ 祝福を ]]]
身長 1.87[meter]
体重 75[kg]
現在の生息域 グンターの館
武器① 神剣ノートゥング
武器② 黄金のニーベルング
義兄 グンター
イラストレーター 風間 雷太
最終更新:2017年05月01日 14:10