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ジキル

<タイプ> <魔械人> タイプ ミュータント
種族 人獣 ジョブ ディフェンダー
HP 550 ATK 100
DEF 70 コスト 60
アビリティ
召喚 なし
覚醒 なし
超覚醒 フレンドアップD
アーツ
魔療術式 11号 【フィールド】範囲内にいる自ユニットすべての移動速度を上げる。
綺麗な赤毛だな――そう思っただけなのだが、悪い癖だ。
また私は思ったことの端っこを、気付かぬうちに口にしてしまっていたようだった。
その赤毛の持ち主である彼女は、少し戸惑った表情でこちらを見つめていた。
しまったな…私はなんと口にしたのだろう?
――私がまごまごとしていると、彼女はニコリと笑って言った。
「でもそれって ご自分の髪を褒めていることになりません?」
あぁ、やはりまた失敗してしまったようだ…きっと嫌な思いをさせてしまったに違いない――
そう思った私は、恐らくしでかした非礼を詫び、申し訳なさからそのまま下を向いてしまった。
しかし、彼女はいっこうに私の前から立ち去る気配を見せない。
次第に私は、こんな私の態度に彼女が困ってしまっているのではないかと心配になり、ちらりと目線を上げてみた。
すると、彼女の顔がすぐ近くで私の顔を覗き込んでいた。
私の鼓動は子ネズミのように飛び跳ねた。
「やっぱり 優しいんですね」
やっぱり? 私が? 
私は…このパーティーではないどこかで、彼女と会ったことがあるのだろうか…?
――いや、私は彼女の言葉よりも、その言葉の返答として自分のとった行動に驚かされていた。
元来女性が得意ではない私が、自ら手を差し出し、彼女にダンスを申し込んでいたのだ。
私は、自分のこの驚くべき冒険を、先ほど戯れに口にしたカクテルのせいだと思い込もうとしていたが、
それが、軽く目を伏せて笑う、彼女の愛らしい微笑のせいだともわかっていた。
そしてその心の片隅には、彼女ならばきっと申し出を受けてくれる――不思議とそういう小さな確信があった。
彼女は再び目を伏せ、見とれる程しなやかにドレスの端を軽くつまんで会釈すると、私の手を取った。
彼女の手は柔らかく、伝わる体温は…温かく…
この…冷たい手を濡らす、赤く、残酷な液体のように……温かく、粉々に、崩れ――。

「……また 記憶が… 彼女との思い出が消えて…
早く 早く彼女を見つけなければ…でないと…私はきっと…時間がない…」
男は、魔械の右腕に刺さった男をそっと地面におろすと、闇の中へと溶け入るように消えた。
身長 184[cm]
体重 127[kg]
最高速度 60[km/h]
かつての職業 外科医
好きなお茶 シナモンティー
好きなお菓子 ミンスパイ
イラストレーター るろお
最終更新:2017年03月10日 01:30