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卑弥呼

<タイプ> <先導者> タイプ クィーン
種族 神族 ジョブ ディフェンダー
HP 550 ATK 70
DEF 110 コスト 60
アビリティ
召喚 サクリサポートA
覚醒 サクリサポートA
超覚醒 真揮『沖津鏡』
アームズ
天津祓 【アームズ】一定時間ダメージを受けなくなり、全ての移動速度変化の効果を受けなくなる。
ある日、神がやってきて、少女に告げました。
――卑弥呼よ、これからお前は私の言葉を民に伝えるのです。
少女は、人々の役に立てることが嬉しく、喜んで従いました。

ある日、村人がやってきて少女に尋ねました。
――卑弥呼や、田畑が痩せてきておる。神の御言葉を。
少女は神の声を聴き、民に治水の法を教えました。
神の言葉に救われた人々は、少女を敬い社を立てました。
少女は、皆がそう望むならばと、喜んで社に入りました。

ある日、村長がやってきて少女に尋ねました。
――卑弥呼殿、疫病が蔓延し始めております。どうぞ神の御言葉を。
少女は神の声を聴き、民に薬の法を教えました。
神の言葉に救われた人々は、少女の言葉を人に奪われまいと、
少女に社から出ないように頼みました。
それが、皆を護るためならばと、少女は喜んで従いました。

ある日、神官がやってきて少女に尋ねました。
――卑弥呼様、隣国が攻めて参ります。どうか神の御言葉を。
少女は神の声を聴き、民に戦の法を教えました。
神の言葉により敵を追い返した人々は、少女を称え、少女に女王になってくれと頼みました。
それで、民が幸せになるならばと、少女は喜んで従いました。

女王となった少女には、もはや決まった下女以外何者も近づけず、
毎日ただ、国の行く末を定める神の声を伝えることだけが求められました。
少女は、それが民の望みであり、皆が笑顔になってくれるのならばと、
喜んで神の御言葉を伝え続けました。

ある夜、少女の元に不思議な青年が訪れました。
少女は、片方の目に朱の差した見慣れぬ青年に驚きつつも、いつもの明るい笑顔を浮かべ、
神に何を尋ねたいのかと聞きました。

青年は、まっすぐ少女の目を見て言いました――
「神の言葉」などに用はない、お前に会って、「お前の言葉」を聞きに来た、と。

少女はしばし呆気にとられたように黙っていましたが、やはり笑顔で言いました。

「可笑しな人だね。そんなことを言う人には初めて会ったかな。」

そう言って笑う少女の頬には、一筋の涙が流れていました。

~『紅蓮古事記』 編外の③~
身長 1.65[meter]
体重 49[kg]
出身 邪馬台国
異能 鬼道
使命 神の代弁
人としての欲求 あってはならない
イラストレーター Tomatika
最終更新:2017年05月08日 15:36