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九尾の狐

<タイプ> <怪異> タイプ 百鬼
種族 魔種 ジョブ マジシャン
HP 500 ATK 70
DEF 90 コスト 50
アビリティ
召喚 なし
覚醒 なし
超覚醒 白面金毛九尾
どうされた? 妾は見慣れたそなたの妃じゃぞ、何か別物にでも見えるかの?
ほほほ、そうか、化け狐に見えると申すか――
ふむ、妾のかけた術…ちゃんと解けとるようで安心したわ。

妾を謀った憎き『協会』の者どもを追ってこの世界に来た妾には、根城が必要じゃったでの。
故郷の地と似たこの朱夏――ここを治めるお主に“取り入らせて”もらったというわけじゃ。

――ほほ、気づかなんだか? 妾は「傾城」の九尾の狐ぞ。
そなたが気づかぬとて、それは致し方なきことよな。

そなたには感謝しておるぞ? なにせそなたは、“なんでも”言うことを聞いてくれたからの。
妾が桜が見たいと申せば立派な庭園をこさえ、
妾が空腹を訴えればすぐに贅を尽くした馳走を用意してくれた。

それに――「赤き瞳が怖い」などと妾が少ししなだれかかっただけで、
そなたは実の娘を座敷牢へと幽閉することまで厭わなかったのう。

その後もお主はちゃんと妾の言う通り、月如の童を娘の側人に付け、
最後にはふたりを大陸へと流してくれた――まこと、妾の思惑のままにようやってくれたわ。

…さて、それでは本題じゃ。
妾の知る、『協会・混沌派』と、この地に蠢く『教会』、そして朱御山雲行――
そなた、それぞれの関係について詳しく話してもらおうかの。

ほほほ、知っておったのか、じゃと。それは知っておるよ――最初からのう。

妾はもともと『協会・混沌派』の残党を追ってきたのじゃ。
お主へと行きつくのは偶然ではなく必然というわけじゃ。

じゃが、誤算があったとすればあの子ら――姫と月如の童の存在…。

あの子らに宿る紅き力――あれはまぎれも無く我が友に縁のある力じゃ…
あれをお主らの息のかかった者共に渡すわけにはいかなかったからのう、
じゃから、お前らがあの子らの力に気付く前に遠ざけた。

あの子らは、健気にも、なかなかに出来た強い子らじゃ。
自らの宿命に潰されることなく、いずれ果たすべく使命と宿命を果たすであろうよ。

では、差し当たって――
そうじゃな、昨夜そなたが怪しげな間者と話しておったことについて聞かせてもらおうか。
隠し立てはそなたのためにならぬぞ?
そなたの身体に残った妾の妖力の残滓が、
うっかりそなたの息の根を止めてしまうかもしれんからの。


――ほう………なるほど、『鍵』と『扉』か…
あの子らが必死に戦っておるその裏側で、そのようなことが――
なんとも下衆な…まこと、下の下じゃ……!

…怒り? そうじゃ、怒っておるとも。
あの子らへの邪魔立ては、この桜花御前への無礼と心得よ。

友と同じ力を持つ、側で成長を見守り続けた子ら――
あの子らは妾にとって、もはや我が子同然。
涙を飲んで見送ったあの子らの行く道を、そのようなつまらぬ、くだらぬ、謀りなどで――!

………まぁ、ここでそなたごときに言っても詮無きか…
さて、それでは最後の質問じゃ――本物の朱御山雲行はどこにおる。

ほほ、何を驚いた顔をしておる。先ほども言ったであろうが。妾は………んん?
なんとそなた、もう息をしておらぬではないか… ちと、やりすぎてしまったかのう…
まぁ良かろう。調べる手立てならばいくらでもある。

さて、ではそろそろ頃合いかの。もう用済みじゃ――そなたも、この国も。

…当然、あの子らの帰る場所を壊したりはせぬが、そなたと同じように、
少しばかり“掃除”はしていかねばならんがの。


~『朱夏国異聞』~
身長 1.58[meter]
体重 46.3[kg]
現在の敵 『協会』の意志を継ぐもの
目的 紅き魂の救済
趣味 昼寝
好き いなり寿司と桜餅
イラストレーター 煎茶
最終更新:2017年06月03日 14:46