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ミリア

<タイプ> <闇ノ者> タイプ サキュバス
種族 魔種 ジョブ アタッカー
HP 300 ATK 5
DEF 5 コスト 10
アビリティ
召喚 モノサモンマナ
覚醒 なし
超覚醒 なし
あの人の隣にいたい――ずっと、ずっと悩んでいたことだった。
あの人を追い、『扉』をくぐったその時から、私の願いはただ一つだった。

でも、流れ着いた異界の地で、私は新しい居場所を見つけてしまった。
全てを委ねてもいいとすら思える人にも出会えた。
でも、アイツらと歩く道は、あの人との別れの道だった。
そんな葛藤を胸に秘めながら旅を続けてきたけれど、
あの人の元へと近づくにつれ、ある未来の光景が頭を何度もよぎるようになった。
敵として、あの人の前に立つ私。
そして、そんな私を、失望と悲しみに満ちた紅い瞳で見つめるあの人――。

もちろんこれは妄想だ。でも、耐えられなかった。許せなかった。
そしてとうとう、私はアイツらの元を去った。
誰にも告げず、誰にも会わず、
会えばきっと、私はアイツへの罪悪感に押し潰されてしまうから…。

あの人の元へ…その想いだけで、
単身あの人のいる塔へと侵入を果たした私が目にしたものは、変わり果てたあの人の姿だった。
ただ、どうしようもなく、怖かった――
もし、私を優しく見つめてくれた紅い瞳が、私を冷たく見下ろし、
私に名前をくれたあの声が、私の名前を呼んでさえくれなかったら…。
結局、私はあの人に声をかけることはおろか、姿を見せることすらできず、逃げ出していた。

「ホント、何やってるんだろ、私…」

全てを捨てる覚悟でここまで来た結果がこの有様だ。
私の想いとはこの程度のものだったのか――自己嫌悪で思わずその場にへたりこんでしまう。
今更アイツらの元には戻れない。
かといって、あの人の目を覚まさせてやる、
なんて簡単に言ってのけるほどの勇気も今は湧かなかった。
でも、あの人がそこにいるなら――今は少しでもあの人の側にいたい…。

「結局、一人になっちゃったなぁ…」

「………そこで、何をしているの?」

不意に背後からかけられた寂然とした声に、私はびくりと身体を震わせた。
やっちゃった――敵陣の只中で気を緩めた自分の失態に顔を歪めながら振り返る。
そこにいたのは顔の半分を仮面で覆い隠した少女だった。

「アハハ、こ~んにちは♡」

動揺と警戒を悟られぬよう、私は努めて軽い口調で少女へと話しかける。
そんな私に少女は表情ひとつ変えず、
硝子のように冷ややかな瞳でしばらく私を見つめていたかと思うと、ぽつりとつぶやいた。

「…魔物なのに、あなたの感情はとても豊かで、複雑なのね。でも…」

半端者、私と同じ――そうつぶやいた少女の言葉は、あまりに鋭く私の心を貫いた。
身長 え~とぉ♡…え、興味ない?
体重 あ♡…これも興味ない?
最高速度 すっごくはや…せ、正確に?
可愛い♡けど冷めてる系?
最近の悩み 名前で呼んでくれない
女の子同士 案外アリかも♡
イラストレーター 四々九
最終更新:2017年06月04日 23:59