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レックス - (2011/09/01 (木) 23:42:23) の編集履歴(バックアップ)


名称 レックス
全長 100メートル
重量 10万トン
走行速度 時速480キロメートル
飛行速度 マッハ1
動力機関 メビウスエンジン
装甲材質 生体金属ライブメタル
武装 ストライクネイル、テールスイング、ファングレイジ、レイ・プロミネンス

「その行動は常識的なのか?」
「○○とはなんだ、教えてくれ」
「薫。おれに常識をくれ」


龍と呼ばれる巨大金属生命体。
山のようにそびえる隆々とした黒い体躯が特徴。ヒレのような突起が背筋にびっしりと生えている。
ぶっちゃけゴジラ体形の怪獣型ロボである。

人格を備えたAIを搭載しており、人間と変わらない思考を行える。
とはいえ、まだ生まれたばかりと言っていい状態なので、何でも知りたがる上、間違った知識を教えるとあっさり信じてしまう。
初めて起動した際に薫の漏らした「常識知らず」という言葉に反応し、「常識とは何か」と尋ねたところ「行動や判断をする時に考慮すべき基準であり、予備知識」と薫が答えたため、『常識』を強く欲しがる。

出自に関しての詳細は不明。
ただ、何者かに造り出された人工生命である、ということだけがはっきりとしている。

薫の住む街の上空を空輸されていたところ、輸送機がなんらかのトラブルで墜落。
好奇心から近づいてきた薫をマスターとして登録し、以後、薫の指示によって動くようになる。
本来はジャイアントロボ同様に音声入力で操作される物だったらしいが、薫が機体内のプログラム調整室に手を加えて手動操縦できるようにした。
そのため、運用法には

1:行動の全てをレックスの自由意思・自己防衛に任せた『自動操縦方式』
2:薫がLC(リスト・コンピュータ)から音声入力で指示を出す『遠隔操縦方式』
3:内部コクピットに薫が乗り込んで行動を操作する『手動操縦方式』

の3つがあり、作戦に応じて使い分けられる。


薫の指紋・声紋・DNA・脳波といったパーソナルデータを識別しているため、他の人間では操作できない。
また、無理にマスター情報を書き換えようとすると、濫用を防ぐためにメビウスエンジンをメルトダウンさせて自爆するようセットされている。
その際、メビウスエンジンの出力からいって、レックスから半径数百キロメートルはあとかたもなく消滅、劣化した波動をまき散らして地球全体を汚染してしまうという。


動力機関であるメビウスエンジンは、縮退した波動物質を用いて核融合反応を起こさせ、絶大なエネルギーを得るエンジンである。
ブラックホール同士を融合させてエネルギーを取り出す、といえば分かりやすいだろうか。
無尽蔵のエネルギーを半永久的に生み出し続けることが可能だが、二重三重にリミッターが掛けられているので無限と言うほどのパワーは出せない。

機体を構成する金属『ライブメタル』は非常に比重の重い金属で、レックスが10万トンもの超重量になっているのもこの金属によるところが大きい。
また、剛性と展性が奇跡的なバランスで両立した金属であるため、その強度は非常に高い。
他にもメビウスエンジンの波動エネルギーを吸収することで新陳代謝に似た活動をする性質があり、致命的なダメージでなければ自然に再生する。
さらに、ライブメタルは大量の波動エネルギーを吸収することで活性化してゆき、エンジンパワーが上がるほど機体の頑強さも増していく。


格闘戦における主な武器は爪や尾、牙。巨体と重量を活かしてのボディプレスやタックルも高い威力を持つ。
離れた敵に対しても、口から吐く放射波動光線『レイ・プロミネンス』があるため、隙なく対処できる。
巨体故に小回りや機敏さに欠けるものの、並大抵の攻撃は通用しないので、力で押し切る戦法が主流である。
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