アットウィキロゴ

似た者どうし/ドキドキ猫キュア




あぐり「レジーナ!また私のお菓子を!!」

レジーナ「いいじゃんちょっとくらい~ケチ!」

あぐり「何ですかその態度は!!(怒)」

まこぴー「またはじまった・・・」

ありす「あらあら(笑)」

ここはありす邸 いつものように始まる二人の喧嘩 まこぴーは止めることは出来ないので黙って見ています。ありすは微笑ましそうに見守っていますが。

六花「二人とも喧嘩しないの!!」

レジーナ「げっ!?六花」

あぐり「違います。レジーナが悪いのです。」

そこに六花がやって来てばつの悪そうな顔をするレジーナと慌てて言い訳するあぐり。しかし呆れたような顔で六花は言います。

六花「はいはい。どうせいつものことでしょう。全く懲りないわね二人とも 本当仲良しね(呆れ)」

レジーナ・あぐり「こんなのと一緒にしないでよ(ください)!!」

皮肉まじりの六花の言葉に同時に反論する二人。

まこぴー「ぷっ!息ぴったり・・・(笑)」

レジーナ「ちょっと真似しないでよ!!」

あぐり「それはこっちの台詞です!!」

また喧嘩が始まります。

六花「いいかげんにしなさい!」

レジーナ・あぐり「はい・・・」

まこぴー(なんか・・・可愛い・・・)

怒られてしゅんとなる二人を見てキュンとなるまこぴー。

ありす「ふふふ。ところでマナちゃんはまだなのですか?」

六花「ええ。まーた部活の助っ人よ。」

まこぴー「相変わらずね(苦笑)」

六花「全く・・・幸せの王子は高校にななってもこの調子なんだから(呆れ)」

ありす「それがマナちゃんのいい所なのですわ(微笑)」

六花「まあ、そうなんだけどねぇ・・・。一年の内からこの調子じゃ来年が恐ろしいわ」

まこぴー「ああ・・・やっぱりヤル気なんだ生徒会長」

納得して六花に同情するまこぴー

六花「本人もヤル気だけど・・・なによりもう既に時期生徒会長候補として注目されてるから・・・人望って恐いわ~(苦笑)」

あぐり「流石マナですわね・・・」

これにはあぐり達も唖然としています。

ありす「じゃあ六花ちゃんも当然 」

六花「そりゃあやるわよ書記を。幸せの王子についていけるのは他にいる?どうせマナのほうから誘ってくると思うけどね。」

まこぴー「確かに・・・シロートには無理だわ~」

ありす「幸せの王子にはやはり燕さんが必用不可欠ですもんね(笑)」

六花「ちょっと~ありす、他人事だと思って暢気に笑わないでよ!!」

ありす「六花ちゃんが幸せそうでなによりですわ(笑)」

六花「ちょ!何言ってるのよありす!!わ、わたしは別に・・・」

ありすに心を見透かされて顔を真っ赤にして慌てる六花。

レジーナ「さっきから幸せの王子とか燕とか一体なんの話?」

ずっと黙っていたレジーナが質問してきます。落ち着きを取り戻して六花は言います。

六花「幸せの王子っていうのは童話のことよ。童話っていうのはレジーナも知ってるわよね。」

レジーナ「うん。マナに色々読んでもらったから。眠り姫とかヘンゼルとグレーテルとか。」

六花「幸せの王子もその1つなのよ。」

レジーナ「どんなお話しなの☆☆」

目をキラキラさせ興味津々な様子のレジーナに六花が話します。

六花「ある街に金ピカで宝石のついた王子様の銅像があるんだけど それがとっても優しい心の持ち主で困ってる街の人をほっておけないの」

レジーナ「まるでマナみたいね。というか銅像なのに心なんてあるんだ」

六花「童話に対してそういうツッコミはNGよ。でしょ!だから幸せの王子なのよ。それで通りすがりの燕さんに手伝って貰って街の人を助けるの」

レジーナ「なるほど その燕が六花って訳ね。それにしてもその燕も随分とお人好しね。」

六花「そうね・・・でもそれだけその燕も優しい心をもってたってことじゃないかしら?」

レジーナの発言に答える六花。レジーナは意地悪そうに言います。

レジーナ「六花とは大違いね(笑)」

六花「どういう意味かしら?」

レジーナ「だって六花すぐ怒るじゃん」

六花「それはあなたが言うことを聞かないのが悪いんでしょ!!」

レジーナ「ほ~らすぐ怒る(笑)」

六花「ぐぬぬぬ・・・」

レジーナ「なによ?」

ありす「あらあら」

まこぴー「二人とも落ち着いて~><」

あぐり「全くレジーナは・・・」

マナ「六花は優しいよ。」

第二の戦いが始まろうとしていましたがそこに救世主が来ました。

レジーナ「マナ~♪」

ようやくやってきたマナにレジーナは思いきり抱きつきました。マナはレジーナを撫でながら続けます。

マナ「六花はいつもわたしを助けてくれるもの。今でもいっぱいお世話になった。生徒会活動もプリキュアも レジーナの事だって何だかんだ言っても気にかけてくれてたし。」

六花「全く ほんと大変だったわ 幸せの王子は無茶ばっかりするから」

マナ「六花には本当に感謝してるよ♪いつもありがとう!」

六花「ちょ、ちょっと みんなが見てる前で 何よもー><」

感謝の気持ちを込めておもいっきり六花を抱き締めるマナ。六花は驚いて顔を赤らめます。

ラケル「相変わらずお熱いケル」

シャルル「本当に仲良しシャルね」

ダビィ「見せつけてくれるビィ」

ランス「レジーナぺしゃんこランス~」

マナ「あ・・・」

レジーナ「・・・」

ランスの発言でハッとするマナ。さっきまで抱きついていたレジーナがマナと六花の間に挟まれる格好になっているのに気がつき慌てて六花から離れました。

マナ「れれれレジーナごめーん><」

レジーナ「何よいちゃいちゃしちゃって マナのバカ~!!」

マナ「本当にごめん!!」

すっかりご機嫌ななめなレジーナに必死で謝るマナ。

レジーナ「そんなに好きなら一生六花にくっついてればいいじゃない!!わたしもう帰る~!!」

レジーナはそのまま去ってしまいました。

マナ「待ってよレジーナ~!!」

六花「大丈夫よ。きっと次の日になったら機嫌は元通りよ。」

マナ「そうだといいけど」

あぐり「六花の言う通り今放っておいたほうがいいですわ」

マナ「うん。」

あぐりに言われマナはとりあえずレジーナを追うのは止めました。一方、レジーナは・・・・・・

レジーナ「何よマナったら 六花と仲良くしちゃって!!幼馴染みがそんなにいいのかしら!!」

すっかりご立腹な様子のレジーナ。

レジーナ「だいたい幸せの王子とか童話のキャラに自分達を例えたとえたりなんかして意味解らないのよ」

レジーナ「そう言えば結局最後まで聞いてなかったきがする。・・・まあ、いいわ 気晴らしに本でも読もう。」

レジーナは図書館で幸せの王子の童話を探し読む事にしました。

レジーナ「六花の言ってた通り、マナみたいな像ね。巻き込まれた燕も大変ねぇ・・・よく考えたら一番頑張ってるの燕のほうじゃない?王子も体張ってるけど。」

レジーナはどんどん読み進めていきました。しかし、

レジーナ「・・・え?」

レジーナも物語の結末に衝撃を受けていました。

次の日・・・・・・

マナ「おはよう六花」

六花「おはよう」

レジーナ「・・・おはよう」

マナ「おはようレジーナ・・・えっと、昨日はごめん」

レジーナ「別に、もう気にしてないから。」

マナ「よかった~」

六花「だから言ったでしょ、平気だって」

レジーナの機嫌が元通りでホッとする マナ。マナ達は高校ですが途中までは一緒なので朝はいつも通りレジーナと歩いているのです。

レジーナ「・・・」

マナ「?どうしたのレジーナ」

レジーナ「・・・なんでもない」

六花「何かあったら遠慮なく言ってね。出来るだけ力になるから」

レジーナ「・・・うん。じゃあね」

レジーナは中学のほうへすたすたと行ってしまいました。

六花「怪しい・・・」

マナ「うん・・・やっぱりまだ怒ってるのかな?」

六花「それはないと思うわよ・・・」

少し様子がおかしいレジーナ。マナ達も気にしているようてした。


六花「はぁ~」

ありす「あらあら、今日もお疲れのようですわね。」

六花「幸せの王子と一緒だと色々大変だからねぇ」

レジーナ「そんな大変なのに 六花もよく付き合うわね」

少し呆れたようにレジーナが言います。

ありす「六花ちゃんはマナちゃんが大好きなんですもの♪」

六花「ちょ、ちょっとありす何よいきなり!!」

レジーナ「ふうん・・・」

何か不満げな顔をするレジーナ

あぐり「レジーナどうしたのです?」

レジーナ「別に」

シャルル「もしかして!六花にマナを取られて嫉妬してるシャル!?」

レジーナ「そんなんじゃないわよ!わたしはただ・・・」

シャルル「ただ何シャル?」

レジーナ「その・・・・・・お人好し過ぎる誰かさんの気持ちがよく分からないってだけよ!!」

六花「そうねぇ・・・マナレベルの人の事を理解するのは普通の人は難しいわよね。」

マナ「なになに なんの話?」

ようやくやって来たマナが興味深そうに聞きます

六花「どっかの誰かさんはお人好し過ぎて大変!って話」

マナ「いやあ 恐縮です(苦笑)」

レジーナ「・・・」

マナ「レジーナ?」

まこぴー「さっきから様子が変なのよ」

マナ「朝も少し変だったよね」

六花「ええ。どうしたの?何か悩み事?」

心配そうにするマナと六花

レジーナ「だから別になんでもないって!」

シャルル「やっぱり六花に嫉妬してるシャル?」

レジーナ「そんなんでもないから!!」

マナ「レジーナ、本当に大丈夫?」

レジーナ「しつこいわねぇ 何でもないっていってるでしょ!!てゆうか 人のことより自分の事を心配したら?倒れてもしらないから!!」

マナ「あ、ちょっとレジーナ!?」

レジーナはそう言って去ってしまいました。


レジーナ「はぁ~」

やってしまった レジーナはベンチでうなだれていました。

あぐり「幸せの王子の結末はショックですわよね」

レジーナ「な、何よいきなり!?」

いつの間にか側にいるあぐりにレジーナは驚きます。

あぐり「読んだのでしょ 幸せの王子の話を」

レジーナ「そうよ。マナに読んでもらったお話しはおひめ様が幸せになったりとかみんなハッピーエンドで終わるから 幸せの王子の結末にはびっくりだったわ」

あぐり「わたしも初めて読んだ時はショックでマナをとても心配しましたわ」

レジーナ「知ってる あんたマナ達の文化祭で大暴れしたんでしょ(笑)?」

あぐり「どういう解釈をしたらそうなるんですか!!私はただ頼りない生徒の皆さんを鍛えただけです。」

レジーナ「皆お気の毒ねぇ・・・」

想像して皆に同情するレジーナ

あぐり「こほん!とにかく、あなたの気持ちもよく分かりますわ。でもマナならきっと大丈夫ですわ!中学の皆がそうだったように高校でもきっとマナの愛が皆の心を動かす・・・きっとそんな気がかします。」

レジーナ「それはそれ、これはこれでしょ?」

あぐりの力説に反論するレジーナ

あぐり「どういうことですか?」

レジーナ「幸せの王子とマナが違うことぐらい私にだって分かるわよ でも誰もがマナと同じじゃないのよ やっぱある意味マナは最高のジコチューだわ・・・」

あぐり「・・・」

レジーナの態度に呆然としているあぐり。不服そうにレジーナが言います

レジーナ「何よ?」

あぐり「珍しいですわね 誰かのことをあなたがそこまで心配するなんて」

レジーナ「悪い?」

あぐり「いえ、むしろ良いことですわ。あなたはこの世でマナ達と過ごして成長したのですね」

レジーナ「その子供の成長を見る親のような顔やめてくれる?」

あぐり「私はあなたの姉ですから(笑)」

レジーナ「こんな小さい姉がいる訳ないでしょ!!」

あぐり「あなただって対して変わらないじゃありませんか!!」

レジーナ「そのうち絶対あんたなんかよりおっきくなるんだから!!あーもう、時間の無駄だし帰る!!」

レジーナは去っていきました。

あぐり「絶対レジーナより大きくなって 今度こそ姉と認めさせますわ!!」

あぐりは無駄に燃えていました。


次の日、気まずく思ったレジーナは マナ達に会わずに一人で先に学校に行ってしまいました。

マナ「レジーナ、まだ怒ってるのかな?」

マナは様子がおかしいレジーナの事を気にしていました。

六花「本当にどうしたのかしらね・・・ふぅ・・・」

マナ「六花、大丈夫?」

少し疲れている様子の六花を心配してマナは言いました。

六花「ええ。大丈夫よ、ちょっと寝不足なだけだから」

マナ「勉強も大事だけど無理は駄目だよ?」

六花「いつも無茶してる誰かさんにだけは言われたくないわね~」

マナ「ぐっ!」

六花「さ、レジーナの事はまた後で考えるとして 私達ももう行きましょ」

マナ「ま、待ってよ六花~」

慌てて六花を追うマナ。この時はまだそんなに気にしていませんでしたが レジーナが恐れていた事態が後に起こりました。

六花が倒れた その話をレジーナが聞いたのは いつものようにありす邸に来た時でした。珍しく六花も来ておらず、昨日の事もあり 不安に感じていました。しばらくしてやって来たマナから六花が倒れた事を聞き、レジーナは余計に不安になりました。

ありす「六花ちゃん、大丈夫なんですか?」

マナ「ただの風邪だって。今朝も寝不足で顔色悪かったから きっと勉強のし過ぎで疲れてたんだね」

まこぴー「大したことなくてよかった。」

ほっとするまこぴー。

マナ「うん。一時はどうなる事かと思ったよ・・・あれ?レジーナ?」

いつのまにかレジーナはいなくなっていました。

まこぴー「何処に行ったのかしら?」

あぐり「・・・きっと六花の所ですわ」

ありす「レジーナさんも六花さんが心配なんでしょうね」

何もかも理解しているように答えるありす。

まこぴー「マナもいない・・・」

あぐり「相変わらず行動が速すぎますわ(呆れ)」


バーン

思いっきり開いたドアに驚く六花。意外な来客にもっと驚きました。

六花「レジーナ!?」

レジーナ「・・・六花が倒れたってマナに聞いたから・・・」

六花「わざわざ心配して来てくれたの?」

レジーナ「えっと・・・その・・・」

慌てて勢いで来たものの、どうしていいか分からないレジーナ。

六花「ありがとう。心配かけてごめんね 風邪だから大丈夫よ」

レジーナ「本当に大丈夫?」

六花「もお、レジーナは心配性ね(笑)・・・レジーナ?」

六花はレジーナの尋常じゃない様子に驚きます。

レジーナ「だって・・・だって 燕は死んじゃうから(涙)」

六花「私は死んだりなんかしないわよ」

その言葉の意味を理解し、優しく答え レジーナをぎゅっと六花は抱き締めました。

レジーナ「わたし、恐かった。幸せの王子の結末を知って もし、マナや六花に何かあったらって・・・お話だって分かってるのにずっと気になって仕方なかった」

六花「分かるわ・・・わたしも マナの事が心配だったもの」

レジーナ「わたしは六花のほうが心配 マナの事をお人好しって言ってるけど 六花も燕も相当のお人好しじゃない!」

六花「そうかも知れないわね。でもそれはきっと私も燕も幸せの王子の影響を受けたからかも知れない。」

レジーナ「影響?」

六花「ええ。私はマナの誰かの為に一生懸命な姿を見て 力になりたいって思ったのよ。」

レジーナ「だけど、倒れたら元もこもないじゃない!燕が死んで一番悲しむのは幸せの王子なのよ!!(泣)」

六花「もう~そんなに泣かなくても(汗)私は大丈夫だから、ね?」

泣きじゃくるレジーナをなだめる六花。不満そうに扉に向かって言いました。

六花「ちょっと~こういう時だけなんで見てみぬ振りなのよ!」

マナ「バレてた!!いや、何か入りずらくてさ・・・」

六花「全く・・・どうせレジーナの後を追っかけて来たとかでしょ?」

マナ「そんな感じかな~・・・それにしても、レジーナに結構心配かけてたんだね 本当ごめん><」

少し申し訳なさそうにするマナ。

レジーナ「そうよ!大体マナが自己チューすぎるのよ!!もっと 六花の事も考えなさい!!」

マナ「全く面目ないです・・・」

六花「そうね・・・でもなんか嬉しかったな」

レジーナに怒られてしょげるマナ。六花は微笑みます。

レジーナ「何よ・・・」

六花「レジーナが私の事をこんなにも心配してくれるなんて思ってもみなかったから」

マナ「レジーナは六花の事が大切なんだね(笑)」

レジーナ「な、何言ってるのよ!わたしはただ マナが悲しむのを見たくないだけよ!!」

マナ「照れちゃって可愛い(笑)」

レジーナ「別に照れてなんかないわよ!マナのばか~><」

六花「あらあら(笑)」

困惑して顔を真っ赤にするレジーナとそれをからかうマナ。六花はその様子を微笑ましそうに見ていました。

次の日

マナ「もうすっかり大丈夫みたいだね・・・」

六花「おかげさまでね それよりそっちが大丈夫?」

マナ「ごほっ、ごほっ 面目ない・・・」

ありす邸

あぐり「まあ、今度はマナのほうがお倒れに?」

レジーナ「知らない!自業自得よ」

六花と交代でマナのほうが風邪でダウンしたのですが 昨日の事を根に持ってるのか レジーナはお見舞いには来てくれませんでしたとさ。
最終更新:2015年06月13日 01:01