trick or treat/ドキドキ猫キュア
ピンポーン ピンポーン 六花ー 六花ー!! ピンポーン ピンポーン
六花「はぁ・・・」
溜め息を付きながらも 六花はしぶしぶ玄関に向かう
声の主は誰かは分かってる そして目的も。 とうとうこの日が来たか・・・と、六花は思っていた。
レジーナ「もう、さっさと出て来なさいよ!!」
あぐり「客を待たせるとは感心しませんわね」
そこにはエースと小悪魔の仮装をしたレジーナとあぐりがいた。
六花「あぐりちゃんまで一緒になって 随分と楽しそうね(呆れ)」
あぐり「当たり前ですわ!仮装するだけでお菓子が沢山手に入る・・・こんな夢のようなイベントはありませんわ☆」
レジーナ「そうよ!だから六花もお菓子ちょうだい!!」
あぐり「トリック or トリートですわ♪」
六花「・・・ないわよ」
テンション高らかにせがむ二人につれない返事をする六花。
レジーナ「はぁ!?」
あぐり「どういう事ですの!!」
六花「だーかーら 無いって言ってるの! だいたい 私はあなた達に付き合ってる暇はありません 」
レジーナ「何よ!マナはももまんくれたのに六花の意地悪ぅ~!!」
あぐり「プリキュア五つの誓い 一つ!プリキュアたるものイベントを蔑ろにしてはならない!! 許しませんわよ六花!!」
六花「はいはい、お菓子が欲しいなら他をあたってちょうだい。」
そう言って六花は扉を閉めてしまいました。
レジーナ「ムカつく~!! なんなのよあの態度」
あぐり「仕方ありません、ありすの所にでも行きましょう」
レジーナ「そうねぇ きっとありすなら凄いお菓子をくれるに違いないわ」
二人は行ってしまいました。
ピンポーン ピンポーン ピンポーン ピンポーン
六花「しつこい!! お菓子は無いって言ってるでしょ!!」
まこぴー「ごめんなさい・・・(しょぼーん)」
六花「え、まこぴー!!ごめん またレジーナ達だと思って」
慌てて謝る六花
まこぴー「いいのよ 突然来た私も悪いし・・・」
六花「いや、ホントにごめん>< てゆーかその格好は何・・・」
ぬりかべの格好をしているまこぴーにちょっと引いてる六花
まこぴー「ハロウィンだからナッツハウスに遊びに行ったら こまちさんに捕まってこんな姿にされたの」
六花「まこぴーってホントにのぞみ達と仲がよいのね っていうかこまちさんのチョイス・・・」
まこぴー「りんの幽霊姿も凄かったわ!! そうそうみゆき達も来ていて なおがりんを見た途端超高速で逃げて行ったわ 流石は風のプリキュアね!」
いや、注目する所そこじゃないけど・・・と六花。こまちさんは恐ろしい人だと思いました。
六花「りんもなおも大変ねぇ・・・」
まこぴー「それでね 豆大福とシュークリーム沢山貰ったからみんなにおすそわけしようと思って♪」
六花「そうだったの わざわざありがとう」
まこぴーは六花に豆大福とシュークリームを渡しました。
六花「さてと 集中集中」
ピンポーン ピンポーン ピンポーン
六花「・・・今度は誰よ?」
トリック or トリート にんじーん♪♪
六花「・・・・・・」バタン
マナ「ちょ、ちょっとー六花 なんでそんなに冷たいの~><」
六花「一体何の冗談かしら マナ」
怖い顔をする六花 マナは慌てます
マナ「今日は ハロウィンなんだから そんな顔しちゃだめだよ~>< ほら 六花も楽しもうよ ね?」
六花「あのねー わたしは受験勉強で忙しいのよ そもそもあなたもそんなんで大丈夫なの?もう少し受験生としての自覚を」
突然説教を始める六花 マナはたじたじです
マナ「あううう~ 一応 毎日頑張ってるから大丈夫だよ 今日はハロウィンなんだから 六花も息抜きが必要だよ><」
六花「あなたはよくても 私はよくないの とにかく、今日は帰って頂戴!!」
マナ「六花様~><」
六花が相手にしてくれなくてマナは残念そうでした。
六花「全く・・・マナは浮かれ過ぎよ その気楽さが 逆に羨ましいくらいだけど」
そう愚痴をこぼしながら勉強を再開する六花。
六花「ふぅ・・・」
少し休憩しようかしら 一息付く六花
まこぴーに貰った豆大福を一つつまみます
六花「うーん おいひー♪ ・・・それにしても」
もうこんな季節なのね と六花。窓の外 遠くを見ながら六花は思います・・・
一年ってほんとあっという間 去年の慌ただしい一年もそうだったけど 今年ももう
10月も終わりか・・・
後どれくらい マナとどれくらい一緒に過ごせるのだろうか? 学校が違うからって会えなくなる訳ではないのだけれど
でも 一緒に過ごせる時間は少なくなるかも知れない この先 大学 社会人 そうなれば もっともっと少なくなるだろう
そう、近いような 遠いような未来の事を考えながら六花はまた一つ豆大福を食べていた。
六花「だめ だめ 暗い事考えちゃ 今は受験の事が一番 集中 集中!!」
ネガティブな考えを打ち消すように六花はまた勉強に戻ります。
ピンポーン ピンポーン ピンポーン
あぐり「六花ー 六花ー!!」
六花「また来たの・・・」
最初は無視しようと思っていましたが
余りにもしつこかったのとあぐりの尋常ではない様子に気になって六花は外に出ました。
六花「どうしたの?てゆうかレジーナは?」
あぐり「レジーナがお菓子の食べ過ぎでお腹が痛いと><」
六花「ハロウィンだからって調子にのるからよ(呆れ)」
レジーナは薬を飲まされて安静になっています。幸い大事には至っていないので大丈夫のようです。
六花「全く世話がやけるんだから・・・」
マナ「六花が来てくれて助かったよ~><」
六花「だいたい あなた達は少しは加減ってもんを知らないの? そんだけ食べれば普通はお腹を壊すでしょうに」
呆れている六花に不服そうにレジーナは言います。
レジーナ「六花が悪いのよ!」
六花「はぁ?」
レジーナ「六花が冷たいから マナとお菓子のやけ食いしてたの ねーマナ♪」
マナ「え、あ、うん・・・」
六花「どういう事よ」
マナ「だってハロウィンなのに六花が全然つれないから~ その事でついレジーナと盛り上がっちゃって~>< そしたら・・・その こんな事に」
六花「ふぅ・・・」
まこぴー「六花?」
六花「あなた達のせいで勉強投げ出してきちゃったわ(呆れ) というか今日はなんか集中できないし、レジーナも心配だし 今日の所はもういっそハロウィンを楽しむ事にするわ(笑)」
マナ「六花様~><」
六花「全く・・・(微笑み)」
ありす「あらあら♪」
何だかんだ言って嬉しそうな六花でしたとさ。
trick or treat 完
最終更新:2015年10月31日 01:47