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甘い印/ドキドキ猫キュア




あきら「お待たせ」

ゆかりが一人お茶をしていると 伸ばした赤い髪を結んだあきらが 少し息を切らしてやって来た。

ゆかり「待ちくたびれたわ」

あきら「ごめん ごめん」

ゆかり「冗談よ。仕事のほうは順調?」

あきら「覚えなきゃいけない事も沢山で大変だけど みくやみくのように苦しんでる人達を救う為なら頑張れるよ♪」

ゆかり「あなたは相変わらずね(笑)」

あきら「ゆかりもね(微笑)」

高校を卒業して それぞれ 夢に向かって走り出してから 早数年・・・ あきらとゆかりは 時々 会っては近況を話したりしていた。

ゆかり「この前 あおいのライブを見たわ。ワイルドアジュールもすっかり有名になったわよね(微笑)」

あきら「そうだね(微笑)」

ゆかり「ひまりはまさか本を出すなんてねぇ」

あきら「スイーツの科学の新しい本。立花先生も絶賛してるらしいね」

ゆかり「中々面白い本だったわ(笑)」

あきら「私も今度読んでみたいな」

ゆかり「貸してあげましょうか?(微笑)」

あきら「でも 読んでる暇があるかな~(苦笑)」

ゆかり「本当に 忙しいのね。返すのはいつでも構わないわよ」

あきら「ありがとう。」

ゆかり「シエル達は相変わらずみたいね」

あきら「またスイーツコンテストで優勝したみたいだね。お店も益々人気みたい」

ゆかり「お店と言えばペコリンがお店を出すなんてね」

あきら「あの小さかったペコリンが成長したよね(微笑)」

ゆかり「いちかは今頃何処にいるのかしらね?」

あきら「いちかちゃんならきっと笑顔でスイーツを振る舞っているさ」

ゆかり「そうね(笑)」

あきら「美味しいね また腕を上げた?(微笑)」

ゆかりのマカロンを一口食べてあきらが言います。

ゆかり「ふふっ。あきらのチョコも中々のものよ(微笑)」

ゆかりはあきらのチョコを食べてそう言います。

あきら「バレンタインデーとホワイトデーを一辺にやってるのなんて私たちくらいだよね」

ゆかり「いつ会えるか分からないものやれる時にやっておかないと」

あきら「でも 本当に美味しいや 久しぶりのゆかりのマカロン」

ゆかり「モテモテなあなたの事だもの チョコもスイーツも嫌という程貰ってるんじゃないの?(笑)」

あきら「ははは・・・ お返しが毎年大変でね(苦笑)」

ゆかり「ほんと 昔から変わらないわね」

あきら「ゆかり・・・!?」

ゆかり「やっぱり・・・他の誰かに取られないように印を付けておかないとね(微笑)」

そう言ってゆかりはあきらに口付けをした。口の中でチョコとマカロンが混ざったようにあきらは感じた。
最終更新:2018年03月02日 23:34