心のエラー/ドキドキ猫キュア
理解不能・・・理解不能・・・
プリキュアの事を調べようとして 野乃はなに近づいた。 それは余りに簡単なもので わたしを警戒しないどころか わたしを構おうとする 野乃はなの言動には 驚いた。
だが・・・ わたしの任務は プリキュアの秘密を探り倒す事 かえって都合のいい事ではあった。
わたしは任務を遂行するだけ 周りがどう思おうと関係ない・・・ それなのに 野乃はなに 好きと言われて 胸の奥が締め付けられるように苦しくなった。
野乃はなは わたしを家族と言った・・・ ロボットであるわたしには それが何を意味するかは分からない 好きという言葉も・・・ それなのに 何故 こんなにも苦しくなるのだろうか・・・
わたしには野乃はなが分からない どんなに冷たくしても 構い続けてくる。普通なら 輝木ほまれや他のクラスメートのように不服そうな反応をするものだ・・・ 野乃はなはおかしい
薬師寺さあやのように賢い訳でもない 輝木ほまれのように運動神経がいい訳でもない それなのに 何故・・・? 野乃はなに キュアエールに チャラリートを止める程の力があったのだろうか・・・
結局 プリキュアの秘密を探る所か プリキュアを倒す事が出来ない わたしは任務に失敗した。 だから しかるべき処罰を受けるのは当然の事・・・
襲いかかる私を見て野乃はな・・・キュアエールはとても動揺していた それも当然の事だろう。しかし、私たちは敵なのだから 後は 倒すか倒されるか それだけの事だ
それなのに・・・ 何故 あなたはそんなにも 悲しそうな顔をするのですか? あなたはプリキュアとして私を倒せばいい チャラリートにしたように
ボロボロの姿で立ち尽くす彼女を見て 暴走してコントロールが効かなくなっていたはずの 私の動きが止まった。途端にまた胸の奥が締め付けられるように苦しくなった。目から何か熱いものが流れた・・・
その時 ようやく分かった気がした 好きという言葉の意味が。
おかしかったのは私のほうだったのかしれません・・・ そう感じた途端 ルールーは自身の機能を停止した
心のエラー 完
最終更新:2018年05月04日 22:46