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一六◆6/pMjwqUTkgの140文字SS【11】


1.まえむき・あしたエージェンシー「“スタートダー”ッシュ・ミーティング」④/一六◆6/pMjwqUTk


「え~!歌で歌の宣伝っすかぁ?」
「あんたたちも見たでしょ?あの子たちの歌は人を笑顔にする。聴けば、大切な誰かにもきっと聴かせたくなる。ねっ?何よりの宣伝じゃない」
「それってある意味あの娘たち任せ……私以上の人任せでは……」
「お黙りっ!あの子たちの歌、また聴きたくないのぉ?」


2.まえむき・あしたエージェンシー「“スタートダー”ッシュ・ミーティング」⑤/一六◆6/pMjwqUTk


「オレちゃん、ライブの予告動画作るっす!」
「私は会場を5分で探すぞ」
「うん、いい感じ♪じゃあ三人揃って、行くわよ~!」
「「「明日への希望よ、膨らめ~!!!」」」

「ルールー、あの人たちにお願いして、大丈夫でしょうか」
「解析不能……でも、何だか楽しそうです」
「ですねっ!」


3.ツインラブ「途切れてしまっても また始めればいい」/一六◆6/pMjwqUTk


突然の咆哮。人々の悲鳴。辺りを覆うトゲパワワの深い闇。
ギターを持つ手が震える。でも胸に宿ったこの心は、まだこんなにも熱い。
「ルールー!」
隣に立つ親友の声。気持ちは同じなんだって、すぐに分かった。
ならば負けない。絶対に。
「えみる!」
もう一度。何度でも。
届け!私たちの愛の歌!


4.ハグプリで「真夏の夜の、小さな光①」/一六◆6/pMjwqUTk


「ねぇ、えみる~。それ、いつまで抱えてるの?」
ルールーとの線香花火対決に敗れたはなが、怪訝そうな顔で問いかける。
「花火はとーっても危険なのです! だからいつでも火が消せるように、準備を怠ってはいけないのです!」
消火器を抱き締めて言い募るえみるに、ルールーが両手を差し出した。


5.ハグプリで「真夏の夜の、小さな光②」/一六◆6/pMjwqUTk


「次はえみるの番です。それは私が持っています」
「ありがとう、ルールー。決して火から目を離さないで下さいね」
そう言って消火器を手渡したえみるが、はなの顔を挑むように見上げる。
「はな先輩、勝負なのです!」
「よぉし、負けないよ~」
二つの小さな炎の花が、パチパチと可憐に瞬き始めた。


6.ハグプリで「真夏の夜の、小さな光③」/一六◆6/pMjwqUTk


「綺麗……」
不意に隣から小さな声がした。橙色の淡い光が、えみるの横顔を照らす。
その顔は本当に楽しそうで、愛くるしくて――そこでルールーはハッとする。
(いけません、火から目を離してしまいました)
消火器を持ち直し、一心に花火を見つめる。
その顔もまた、小さな光で幸せそうに輝いた。


7.ゆかり&コロネ「アイコンタクト」①/一六◆6/pMjwqUTk


「あら」
しゃがみ込んだゆかりの顔を、ひたと見つめる鋭い瞳。
少し警戒しているような、ふてぶてしいだけのような――それを見て、ゆかりが伸ばしかけた手を止める。
しばらく見つめ合ってから、先にゆかりの方が目をそらし、立ち上がった。
「邪魔したわね」
それと同時に、店のドアがパタンと開く。


8.ゆかり&コロネ「アイコンタクト」②/一六◆6/pMjwqUTk


パンのトレイ片手に出て来たいちかが、不思議そうに首を傾げる。
「あれ?ゆかりさん、コロネのことは撫でないんですか?」
その言葉に、ウフ、と楽しそうに微笑むゆかり。
「ナイトはそう簡単に、お腹を見せたりしないもの」
定位置で丸くなったコロネの尻尾が、それに答えるようにパタンと鳴った。


9.スタプリで「ララ、初めての子供の日」①/一六◆6/pMjwqUTk


「ララ~!今日は子供の日だよ!」
「わたしは大人ルン。関係ないルン」
いつもよりハイテンションのひかるに、いつも通り澄まして答えるララ。だが。
「えー。スタードーナツが、子供の日限定ドーナツを出すんだよ?」
「オヨ!?」
そこでララが、俄然慌てる。
「お、大人は、食べちゃ駄目ルン?」


10.スタプリで「ララ、初めての子供の日」②/一六◆6/pMjwqUTk


「大丈夫。うちのパパとママも、毎年楽しみにしてるもの」
「じゃあ、買いに行くルン!」
えれなの言葉にホッと胸をなで下ろし、ララが張り切って歩き出す。
「ひかる。どうしたルン?」
「な、何でもない!」
ララってば、子供みたいで可愛い――その言葉を、ひかるはすんでのところで飲み込んだ。
最終更新:2019年05月05日 22:15