大切な友達のために/ドキドキ猫キュア
「痛っ!」
慣れない手つきで 作業をする。キッチンで何かを作るというのは 家庭科の授業以来だった
「大丈夫?」
「はい・・・」
心配そうに 声をかけてくる友人に頷く。自分とは違いテキパキと作業をこなす彼女は凄いと思う。同い年なのに こうも違うのだろうか
「えれなは 凄いですね・・・ 私はまだ具材のカットすら出来てないというのに」
「私は普段 お家の手伝いで慣れてるからさ(苦笑)」
「やはり・・・凄いです」
私はいつだって自分の事で精一杯。そんな私とは違い気さくで いつも堂々としていて 私に出来ない事が出来る 彼女が憧れだった
「まどかも凄いと思うけどな」
「え!? 」
「料理なんて出来ないのに 友だちの誕生日を祝いたいから 作るなんて 普通出来る事じゃないよ」
「ひ、ひかるさんにはお世話になったので そのお礼も込めて 何かしたいって思ったのです・・・」
「ひかるはきっと喜んでくれるよ」
「えれな」
私の不安を見透かしたかのように えれなは答えた
「あの子なら キラやば~☆って嬉しそうにするよ(笑)」
「そうですね(微笑)」
その顔を想像して私はクスッとなる
「それじゃあ 美味しいごちそうとケーキを作っちゃおうか☆」
「はい(微笑) 」
最終更新:2019年04月13日 00:08