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『あはれ!カッパードくん』/Mitchell&Carroll




ボルト「はああっ!!」

スウィーツ「たああっ!!」

むすび「二人とも、何をしてるです?」

名作「“プリキュアごっこ”だって。プリキュアは、2004年に放送が開始された――」

ボルト「ぬあああ!!」

名作「女の子達の、肉弾戦による――」

スウィーツ「ぐあああ!!」

名作「日曜の朝の――」

ボルト・スウィーツ「「だああああ!!!」」

名作「うぅるぅせぇえ!!」

つる公「パイセン!プリアラは肉弾戦じゃないッスよ」

名作「詳しいな、おい」

むすび「お茶漬け、ふりかけ、レトルトカレーにソーセージ、更にはトイレットペーパーにまで、パッケージにプリキュアのビジュアルをプリントしておけば、子供に強請(ねだ)られて、親は買わざるを得ない――“ガッポガッポ”ですぅ」

カッパード「なんという、歪んだイマジネーションだ!吸収しきれるか……!?」

名作「だっ、誰だ!?お前は!!」

カッパード「水も滴るイイ男――カッパード、参上!」

ノキオ「おい、聴き捨てならねえな。この俺を差し置いて、イイ男を名乗る気か?」

カッパード「何だ?貴様は……見たところ、ロボットのようだな。感電させてやる!喰らえ、カッパードストライク!!」

ノキオ「うわっ!?おい~、やめろよ!ビショビショじゃねぇかよ!!チッ」

カッパード「感電しない、だと!?貴様、ロボットではないのか?それに、この、紙が濡れた時の特有のニオイ……まさか、段ボ――」

ノキオ「え?あ、いや、ロボットだよ?俺。見りゃ、わかんだろ~。ほら、メーターみたいなのも付いてるし。な?ちょっと、今、フニャフニャに変形しちまったけど、これ変形モードだから。変形モード。ロボットの花形といえば変形だろ?これで、お前を今から――」

名作「もう、やめなよ……説明してる間に、どんどん、形が崩れていってるし」

むすび「うぅ~、よくも、ノキオを!」

カッパード「むぅ……お前とは、いずれ、別の形で出会う事になりそうだが……まあ、いい。喰らえ、カッパードストライク!!」

むすび「うわぁぁ~~!!」

名作「お粥になっちゃった!」

スウィーツ「ならば!このキュアピーチが相手だぁ~!!」

名作「やめろ!!東映に怒られるから!!」

カッパード「ふんっ!!」

スウィーツ「あ゛ぁ~~」

つる公「頭の先っちょ、切られたッス~」

スウィーツ「もうヤダァァァ」

ラッスィー「女々し過ぎるワン。本家キュアピーチの爪の垢でも煎じて飲ませてやりたいワン」

ボルト「そこまでだ!得体の知れない緑色の奴め!!」

名作「お前もだよ」

ボルト「アタタタタタ!!!」

カッパード「ぐはあああ!!ー―クッ!ここは一先ず、退散だ!」

ラッスィー「ハッハッハ。我々に恐れをなして、逃げていったワン」

メイ「バ~ブ~!」

カッパード「――何っ!?アジトに戻った筈なのに!?」

名作「メイ!?まさか、超能力で呼び寄せちゃったの!?」

メイ「バァ~ブゥ~!!」

カッパード「ぐあああ!!」

名作「メイ!!敵の髪の毛を引っ張っちゃダメ!!」

メイ「バブバブバブバブバブゥ~!!」

ラッスィー「ティッシュペーパーを次々と取るかの如く、敵の髪の毛を次々と引き抜いてるワン。名作よ、覚えておけ。赤ん坊は皆、ドSだワン」

名作「メイ!そこらへんにしといてあげて!!」

メイ「バブ~。カッパさん、お水」

名作「なっ!?メイ!敵の頭のお皿に、お水を補充してあげてるのか!?なんて優しいんだ!!」

スウィーツ「水っていうか、敵の目から出た涙だけどね」

ボルト「飴と鞭がエグ過ぎるまんねん」

カッパード「うぅ……なんて温かいんだ……」

つる公「体液だからッス」

カッパード「――今日のところは、見逃してやる!」

メイ「バブ~。また、遊ぼ」

名作「今度こそ、帰って行ったね」

ラッスィー「いや~、それにしても……」

ほぼ全員「「「禿げてたな~」」」

名作「失礼!!」


めでたしめでたし
最終更新:2020年04月07日 22:22