140文字SS:ふたりはプリキュア&Max Heart【2】


1.プリキュアってだけで/かおす


MHで小咄

「ほのかといえば…」
「才色兼備、頭脳明晰、ちょっぴりおちゃめ」
「なんでそーゆー話になるのよ!」
「黒くて太い眉!」
「やめてよ恥ずかしい…」
「でも、ほのかさん可愛い…」
「だよねー うらやましいくらい。あたしなんて…」
「あたし達プリキュアってだけで、みんな仲間よ!」


2.MHで小咄 まだ18年だからねー/かおす


「20年かー。20年前40才だとしたら60才」
「なぎさ、それを言うなら…」
「4才の子が24才..すごいですね」
「20才のお母さんが40才の」
「だからどうしてそっちなのー?」
「ぶっちゃけありえなーい!」
「ありうるから怖いのよ」
「ひかりがたこ焼き売って20年!」
「まだ18年です」


3.『いっぱいいたから』/Mitchell & Carroll


殻から身を取り出し、“ワタ”を丁寧に除去する。パセリを加えたガーリックバターと共にタコ焼き器で熱せられると、やがてジュワジュワと沸騰し始める。テーブルに出されるや否やそれを頬張るなぎさの手は一向に止まる気配を見せない。
「美味しい!ねぇ、ひかり、これ、一体、何?」
「カタツムリ…」
最終更新:2022年07月13日 21:04