「4対1」/Mitchell&Carroll
今日はマナ、六花、真琴、亜久里の4人が四葉家にお泊り。
みんなでお風呂に入ることになった。
「広~い!」
「サウナもあるのね!」
「見て、トラ(正確にはライオン)の口からお湯が立てる!」
「それに何かいい香りがしますわ!」
「薔薇の花を焚いていますのよ。」
キャピキャピとはしゃぐ年頃の娘たち。体つきもいよいよ女らしくなってきた。
その中でひとり幼児体型の亜久里は、自分はこの場にいてもいいのだろうかと、
疎外感のようなものを感じていた。
普段は上からものを言っているが、こうなるとどうしようもない。
明らかに自分が発達していないのを目の当たりにさせられているのだから。
四葉家特性ボディソープでそれぞれが体を洗っている時だった。
裸になって開放的になったのか、生徒会長が馴れ馴れしく
隣の亜久里の胸を触りだした。
「私もこれくらいの時があったんだよね。」
「ちょっ!」
「亜久里ちゃんあたしが洗ってあげる!...つるつる!亜久里ちゃん!」
マナの手が亜久里の下腹部にまで及んだ、その時だった。
スイッチが入ったように一斉に動き出す六花、真琴、ありす。
六花が亜久里の右腕を、ありすが左腕をしっかりとホールドした。
「何をするのです!」
そして真琴は亜久里の両足を背後から抱え込み、
あぐりはM字開脚のまま身動きが取れなくなってしまった。
「...!!」
見事な連携プレーである、こんなところで。
特に真琴は以前自分の歌を貶された事への恨みからか、
かなり重要なポジションに就くのだった。
まさか普段厳しく当っていることへの仕返しか、と亜久里は思った。ずばりその通りだった。
しかしそれがこんなところで起こるとは想定外だったようだ。
「亜久里ちゃ~ん?」
マナは亜久里の内ももをさわさわと撫で始め、その手は徐々に中心へと近付いていった。
「やめてください!破廉恥ですわ!」
「やめな~い」
亜久里の最も敏感な部分を包む皮の上で、円を描くマナの中指。
亜久里は目を閉じ、そして口を閉じ、鼻でフーフーと息をしている。
「ねぇ、この子感じてない?」
右腕担当六花が報告した。続いてありすが
「亜久里ちゃんは、もしかして一人でよくするのかしら?」
と、それは冗談で訊いたはずだったのだが、
動揺する亜久里を四人は察知し、妙な間が生まれてしまった。
そう、亜久里は毎日一人でするのだった。
文房具の先を使ったり、机の角に押し付けたり、枕にこすり付けたり...。
その秘密の部分を、薔薇の香りが漂う中で、
年上のお姉さん達に弄ばれるこのシチュエーションに、亜久里は酔ってしまった。
それはマナたちにも同様であった。
「こうなると指入れたくなっちゃうよね。」
「入れちゃえ入れちゃえ。」
石鹸の付いたマナの人差し指が、石鹸の付いた亜久里のそこにぬるりと入った。
「せまーい!」
感動するマナ。
「どれどれ。」
「私も。」
六花とありすの指も順番にその穴場を訪れ、
亜久里のそこは観光名所のように人気のあるスポットとなってしまった。
「こうするとね、気持ちいいんだよ~?」
マナは左手で亜久里の最も敏感な部分の付け根をグーッと押さえ込んで、
恥ずかしい部分をむき出しにし、右手の指で穴の中からその敏感な部分の根っこを刺激した。
亜久里は後ろに仰け反り、真琴に上半身を押し付けてきた。
様子がおかしい。
「ちょっと亜久里ちゃん?ねぇマナ、もうやめてあげて!」
マナは夢中になってやめようとしなかった。が、その指は押し返されて、
外に弾き飛ばされてしまった。プシューッという音を立てて、亜久里の股間から
液体が噴き出した。それが胸や顔にしたたかにかかったマナはおもわず「キャッ!」と叫んだ。
そして真琴の抑えが効かなくなるほど、亜久里の小さな太ももはガクガクと痙攣した。
はじめて見る光景に、四人は怖くなった。
「...じゃあ、このへんにしておこうか...?」
生徒会長による終了の言葉で、四人は散り、
ぽちゃん、ぽちゃん、と蛙が池に逃げ込むかのごとく湯船に浸かった。
四人は何事も無かったかのように湯を満喫しようとするのだったが、最後に亜久里が、
海に身投げするかのような重い足取りで湯に浸かったので、それはかなわなかった。
もうあなた達とは口もきいてやるもんですか、といわんばかりにうつむく亜久里を見て、
さすがにこの空気はまずいと、代表して六花が謝った。
「ごめんね、亜久里ちゃん。」
どこかに飛んでいったままだった亜久里の心が、元の位置に戻った。
それで五人は皆、安心した。安心ついでに調子に乗った真琴が、
好奇心からつい「気持ちよかった?」と訊いてしまい、
それに対し小さくコクンと頷く、亜久里のそのあまりに可愛らしい仕草から、
四人はもう一度襲いたくなる気持ちが沸き起こったが、
さすがに可哀相なのでやめたのだった。
おしまい
最終更新:2014年02月10日 18:23