『冬のあったか祭り2014~開幕~』/夏希 ◆JIBDaXNP.g
ラブ「せつな~! 美希たーん! ブッキー! はやく、はやく、はじまっちゃうよ~!」
せつな「どうしたの? ラブ。何が始まるの? またパーティーかしら」
美希「今の時期だとバレンタインで決まりよね。ズバリ友チョコの交換会でしょ?」
祈里「女の子同士でってことなら、ひな祭りも近いよね」
ラブ「え~っとね、よくわからないけど、“ぬくもり”をテーマに盛り上がろうってイベントらしいの」
美希「よくわからないものに乗っちゃうのね。まったくラブときたら、お祭りなら何でもいいんだから」
せつな「でも、ぬくもりってどういうものかしら? 漠然としたイメージならあるけど」
祈里「そうよね、あらためて聞かれると定義って難しいかも」
ラブ「簡単だよ! あったかくて、幸せゲットって感じじゃない!」
せつな「そうだけど……。テーマにして語るなら、その『感じ』が説明できなきゃダメでしょ?」
祈里「わたしは動物さんを抱っこしてるとぬくもりを感じるわ。人の肌と同じか、それより少しあたたかい温度のことなんじゃ?」
美希「モデルの仕事で『ぬくもりのファッション』なんてテーマがあったの。『ぬくもりが感じられる笑顔』なんて、無茶な要求をされたこともあったわね」
ラブ「そっかー、必ずしも温度のことじゃないんだね」
せつな「おとうさんが作ってくれた木製の勉強机は、ぬくもりが感じられるわ。手作りとか、自然の物って意味はあるんじゃないかしら」
祈里「『ぬくもりが感じられるストーリー』なんてのもあるよね、おとぎばなしとか」
美希「収拾が付かないわね。辞書を引いてみましょう」
>“ぬくもり”とは、人の優しい心の働きのこと。心で感じ取るあたたかさのこと。
>または物理的な温度のこと。人が心地よさを感じる程度の、エネルギー量や熱量のこと。
ラブ「うーん。わかったような~、わからないような」
美希「でも、話してたので大体合ってるんじゃない?」
祈里「曖昧なのは、『心で感じ取る』とか、『心地よさを感じる』って部分よね。人によって違いそう」
せつな「でも、必ず共通してることが一つだけあるわ」
ラ美祈「「「それは?」」」
せつな「ぬくもりが感じられるってことは、あたたまるってことよね? それはつまり、今は寒さを感じてるってことよ。心にしても、体にしても」
ラブ「せつならしい考え方だね。じゃ、みんなで“ぬくもり”を持ち寄って、幸せゲットしようよ!」
美希「それならアタシにまかせて! みんなの心も体も、完璧にあたためてみせるわ」
祈里「春が訪れるようなあたたかい企画になるって、わたし信じてる」
せつな「そうね、私も精一杯がんばるわ!」
ラブ「それとね、実はあたしたちだけじゃないんだ」
謎の少女たち「ラブ~、みんなぁー、久しぶりっ! 招待状ありがとーっ!」
美祈せ「「「その声はっ!!??」」」
最終更新:2014年02月08日 01:22