140文字SS:Splash☆Star【1】
1.満&薫 「どうでもいいわ」/一六◆6/pMjwqUTk
「ねえ薫。咲と舞が、夏休みの計画を話してたわ」
「なんて?」
「咲は、みんなで海に行って瓢箪岩に登りたいって。舞は、みんなで花火というものを見に行きたいって。とっても綺麗なんですって。ねえ、薫はどっちがいい?」
「どっちも……コホン。どうでもいいわ」
「ふふっ、そうね。どっちもいいわね」
2.咲舞で【細い体を / 指先が】/ねぎぼう
咲を見つけ、スケッチブックに細い体を押し付けるように抱えて手を振る舞。
「さき~、こっちよ」
「まい~、今行く」
咲は息急き切って舞へと駆けていく。
「帰ろっか」
「うん」
手を繋ごうとして指先が触れ合う。
「ずっと、待ってた?」
「ううん」
描いていると時も忘れる少女。
そんな手をぎゅっと握る。
3.[競作2015]秘すれば花/アクアマリン
「ねえ舞」
「どうしたの?薫さん」
「夏なのにタートルネックの服着て暑くないの?」
ギクッ!!
「そ、そ、そんな事ないわ!トネリコの森って夏でも涼しいし、それに私ってちょっと寒がりだし」
「ふーん、ならいいけど」
(さすがにキスマークの跡を隠すためだなんて、いくら薫さんでも言えないわ)
4.[競作2015]満&薫「大切なこと」/一六◆6/pMjwqUTk
笑顔と挨拶が大事――そう教えて貰った。
それってお店にとって大事なんだろうと思っていたけど、
私にとっても大切なことかも。
お客さんに「ありがとう」って言われると、何だかとても嬉しいから。
ただ……。
「何してるの?」
「ううん、何でも」
それを薫に知られるのが、どうしてこんなに恥ずかしいの?
5.[競作2015]咲&満「大切なお客さまへ」/ねぎぼう
「パン好きはイイ人ナリ!」
咲が無邪気に言った。
「満も!」
こんな私の目の前で輝く、向日葵の花はちょっと眩しすぎる。
(アイツは……)
「そう言えば、チョココロネたくさん買ってくれた
ガタイのいいお客さん、来ないなあ……
今でもどこかで食べていて欲しいなあ」
咲の光はきっとアイツにも届く。
6.[競作2015]咲⇒舞「大切なこと(伝える)」/一六◆6/pMjwqUTk
「力一杯、一生懸命、そして楽しく」
お母さんが教えてくれたこと。
それってソフトボールだけの話じゃないよね。
だから舞に伝えたい。
文化祭のモニュメントのデザイン、とにかく楽しくやってみて、って。
楽しく描いたんだなって伝わるところが舞の絵の魅力だし、
何より舞には、楽しく描いて欲しいから。
7.[競作2015]舞⇒咲「大切なこと(受け取る)」/一六◆6/pMjwqUTk
「とにかく楽しくやってみて」
カボチャの頭が私の顔を覗き込む。
いつもそう。
困っている時、いつも私の手を取って、一番欲しい励ましをくれる。
咲だって、決勝戦で辛い思いをしたばかりなのに。
そう思ったら急に涙が溢れて、慌てて笑った。
ありがとう、咲。頑張るね。
何だか、大丈夫って気がしてきた。
8.[競作2020]S☆S『そのつきをすけっち』/金丼亭猫好
「舞、それ望遠鏡? 運ぶわ」
「ありがとう、満さん」
「それで、今日はどの星を見るの?」
「月のスケッチよ‥満さん?」
「なら、望遠鏡はいらない」
「え?」
「目で見りゃいい、だよね。満☆」
「咲?」
「ほら、スケッチしてやんなよ。満、ポーズは?」
「餅つきくらいなら‥」
「いらないから、もう!」
9.のうきん/かおす
SSで小咄
「おいおまえ達!
チャイコフスキー、ドストエフスキー、
チョムスキー、カンディンスキー、キントレスキー、タルコフスキー、アルペンスキー、
モルトウイスキーヤマザキくん
さあ、私はどれだと思う?」
「うあー、マジで脳味噌まで」
「咲ってば..」
10.SSで小咄 舞も大変/かおす
「タコがたばこをくわえたらなーんだ」
「はい? 咲、いきなりなーに?」
「あ..」
「咲はどうしたんだ?」
「タコが入れ歯をしたらなんになる? のつもりだったのよね?」
「う~」
「で、なんになるんだ?」
「みちる~!」
「どうしたみちる」
「かおる、実は咲が…」
「やんないでいーから!」
最終更新:2021年07月18日 12:07