素敵な記念日/ドキドキ猫キュア
今日はマナ達がなんだか怪しい。そう感じたレジーナはマナに聞いてみた。
マナ「べべべ別になんにもないよ!!」
レジーナ「本当に~?」
六花「ねぇマナ今日も忙しいんじゃなかったっけ?」
マナ「そ、そうだった!それじゃレジーナまた後でね~(汗)」
息ピッタリで逃げるように去るマナと六花。
レジーナ「ねぇ」
まこぴー「そろそろ仕事の時間だわ!!」
まこぴーも行ってしまいます。
レジーナ「もう!何なのよ三人共。ありすとは連絡すら取れないし。」
あぐり「どうしたのですか?」
機嫌が悪そうなレジーナにあぐりが話かけてきました。
レジーナ「聞いてよ~><。マナったら私に隠し事してるのよ!!。六花達も何も教えてくれないし・・・」
あぐり「そう・・・ですか・・・」
レジーナの話にぎこちない返事をするあぐり。レジーナは怪しんで あぐりに詰め寄ります。
レジーナ「何、その反応?・・・あんた何か知ってるんでしょう!!」
あぐり「わ、わたくしは何も・・・」
あぐりは思わず視線をそらしてしまいます。
レジーナ「あんたまでそうやって私に意地悪するのね><」
あぐり「別にそのようなおつもりは・・・」
レジーナ「わかった!!私に内緒で何か企んでるんでしょ!!」
あぐり「考え過ぎですのよ!」
レジーナ「じゃあ、なんで何も教えてくれないのよ!!」
あぐり「だから・・・それは・・・」
返答に困るあぐり
レジーナ「やっぱり、そうなのね!もういいわよ、もう一度マナを問い詰めるから。私に内緒で何かしようったってそうはいかないんだから!!」
あぐり「ちょっと、レジーナ!・・・」
そう言うやいなやレジーナはソリティアを飛び出して行ってしまった。あぐりの制止も聞かずに・・・
その頃、マナ達は・・・
マナ「レジーナにばれるかと冷や冷やしたよ~><」
六花「確実に怪しまれてると思うけど、あなたのせいで。」
マナ「え~!?」
まこぴー「いざってなると胡麻かすのって難しいわよね。」
ダビィ「去年もあぐりに怪しまれたビィ」
ランス「セバスチャンも頑張ってギャグを言ってたランス~」
ラケル「それは大変だったケルね・・・」
マナ達はパーティーの準備に取り組んでいました。
シャルル「マナ張り切ってるシャルね♪」
マナ「だって今日はとっても大切な日だから。絶対素敵な誕生日にしようね♪♪」
六花「勿論よ♪」
まこぴー「去年よりもっと美味しいケーキを作るわ!!」
ありす「ふふふ。さあ、みんなでがんばりましょう。」
みんな一生懸命パーティーの準備をしています。
マナはとてもキュンキュンしているようですが、 その理由は・・・?
レジーナ「・・・」
レジーナはその様子を見ると、何も言わずに去ってしまいました。その様子は不満げでした。
あぐり「あの・・・」
やっと追いついたあぐり がレジーナに話しかけようとします。
レジーナ「・・・誕生日だったんだ。」
不機嫌そうな顔でレジーナが言います。
あぐり「え、ええ。」
ばつが悪そうに答えるあぐり。
レジーナ「もう、そんな時期なのね・・・」
一年前の事を思い出すレジーナ。あの頃は敵対していて、レジーナはパーティーを邪魔した。敵であるレジーナは当然、一緒にパーティーを祝うなんて事はしなかった。
レジーナ「あの時は悪かったわね。」
あぐり「過ぎた事ですから・・・」
気まずそうなあぐり。
レジーナ「あの時と同じ・・・私だけ仲間外れか」
あぐり「別にあなたに意地悪してるわけじゃ・・・」
レジーナ「じゃあなんで教えてくれなかったのよ!誕生日の事!!」
あぐり「それは・・・」
口をつぐむあぐり。
レジーナ「そんなに私が嫌い!?」
あぐり「そんな事は!!」
レジーナ「いいわね。あんたは祝って貰って・・・さぞかし幸せでしょうね。」
喧嘩越しになるレジーナ
あぐり「嫌味ですか」
あぐりもついムッとして 言ってしまいます。
レジーナ「そっちが悪いんじゃない!!内緒で誕生日なんて祝おうとして」
あぐり「悪い事してるみたいに言わないで下さい!!」
喧嘩がどんどんエスカレートしていきます。
レジーナ「黙ってたくせに!!あぐりはずるい!!」
あぐり「そんなに祝ってほしいならはっきりと言えばいいじゃないですか!!あなたこそ我が儘がすぎます。」
レジーナ「何よ・・・自分だけいい思いしてるからって偉そうに!!あんたの誕生日なんて誰が祝ってあげるもんですか!!」
そう叫ぶとレジーナは去ってしまいました。
あぐり「・・・」
六花「何事!?」
まこぴー「あぐりちゃん・・・?」
あぐり「・・・」
マナ「あれ?今、レジーナもいなか・・・あぐりちゃん!?」
あぐりの目には涙が溢れていました。そのまま彼女も逃げるようにその場を去って行きました。
ありす「二人ともどうしたんでしょう?」
まこぴー「喧嘩でもしたのかな?」
二人の事を心配するマナ達。
マナ「駄目だよ!!今日は大切な日なのに。悲しい顔なんて」
マナが言います。
まこぴー「私・・・あぐりちゃんの様子を見に行ってくる。心配だから」
マナ「レジーナはソリティアに帰ってるのかな?」
六花「待ちなさい!!」
飛び出して行こうとする マナを六花が制止します
六花「まだ準備があるでしょ!?」
マナ「でも・・・」
六花「私が行くわ。」
マナ「六花~><」
まこぴーはあぐりに六花がレジーナに会いに行き、マナとありすがぶたのしっぽに残りました。
あぐり「くすん・・・くすん・・・」
まこぴー「あぐりちゃん。」
公園のベンチで悲しそうにしているあぐりを発見してまこぴーが近づきました。
あぐり「真琴・・・」
まこぴー「どうしたの?レジーナと何かあったの?」
あぐり「私は、せっかくの誕生日を台なしにしてしまいました。素敵な誕生日にしたかっただけなのに・・・」
悲しそうに言うあぐりに まこぴーが言いました。
まこぴー「そんな事ないよ!今回は気持ちがすれ違っちゃっただけ。」
あぐり「でも、私の身勝手な行動のせいでレジーナを傷つけてしまったのは事実です。」
まこぴー「あぐりちゃんはレジーナの事が好きだよね?」
落ち込むあぐりの目を真っすぐに見てまこぴーは言います。
あぐり「勿論です!」
まこぴー「だったら、その思いをレジーナに伝えよう♪」
あぐり「無理です。きっとレジーナは誕生日を祝いには来てくれません!」
まこぴー「大丈夫!きっと来てくれるわ!」
あぐり「どうしてそのような事が言えるのですか?」
まこぴー「だって、レジーナもあぐりちゃんが大好きだから♪」
あぐり「何です・・・そのまるで根拠のなさそうな理由(呆れ)」
まこぴーの発言に拍子抜けするあぐり。でも、その表情は少し明るくなっていました。
あぐり「でも、真琴に言われるとそう思える気がします。」
まこぴー「よかった。あぐりちゃんが元気になって♪」
六花「レジーナ!!いい加減、拗ねてないで出てきなさい!!」
レジーナ「うるさいわね!放っておいてよ!!」
一方、レジーナの所に向かった六花。レジーナは すっかり機嫌を損ねて部屋に閉じこもっていました。
六花「放って置く訳にいかないでしょ!!」
レジーナ「何でよ?」
六花「それは・・・」
レジーナの言葉に歯切れを悪くする六花。レジーナは業とらしく言います。
レジーナ「あぐりの誕生日だから?」
六花「えっと・・・」
何と言ったらいいか分からず、戸惑う六花。
レジーナ「ふん・・・だったら勝手に誕生日でもなんでもやればいいじゃない!私は関係ないんだから(嘲笑)」
六花「そんな事ないわよ!何で関係ないなんて寂しい事言うのよ!!」
レジーナの自虐的な発言に反論する六花。
レジーナ「じゃあ何で私に誕生日の事教えてくれなかったのよ!!」
六花「・・・」
レジーナ「何で私だけ仲間外れなのよ!!」
六花「・・・」
レジーナ「ちょっと!何とか言ったどうなの!!」
六花「・・・」
レジーナ「何で黙ってるのよ!?」
何も言ってくれない六花にイライラするレジーナ。少しの沈黙の後、六花 の口が開きます。
六花「・・・ごめんね、レジーナ。」
レジーナ「何よ急に・・・何で六花が謝るのよ!!」
六花「私達のせいで、またあなたに辛い思いをさせてしまったのよね・・・」
レジーナ「べ、別に私は・・・」
六花の発言に戸惑うレジーナ。
六花「でも、これだけは分かってほしいの。みんな決してあなたの事が嫌いじゃない。勿論あぐりちゃんも。」
レジーナ「そんな事!!分かってるわよ・・・私はただ、あぐりが羨ましかっただけなの(半泣き)つい、あんな酷い事を言っちゃったけど・・・本当はそんなつもりじゃなかった。おめでとうって言いたかった・・・」
本当の気持ちを叫ぶレジーナ。
六花「全く・・・あなたって子は(呆)」
マナ「だったら一緒に祝おうよ♪」
六花・レジーナ「マナ!?」
マナの登場に驚く二人。
六花「どうしてマナが!?誕生日の準備は!?」
マナ「二人が遅いから心配して見に来たんだよ。みんな待ってるよ。」
レジーナ「でも・・・」
マナ「一緒に祝おう♪素敵な誕生日を。あぐりちゃんも待ってるよ。」
レジーナ「・・・わかった。」
レジーナが部屋から出てきました。
六花「やっと出てきてくれたわね(微笑)」
マナ「さあ、行こう♪」
レジーナ「うん・・・」
マナ達はレジーナとぶたのしっぽに向かいました 。
あぐり「・・・」
まこぴー「大丈夫、レジーナは必ず来てくれるわよ♪」
レジーナが来るか期待と不安がいっぱいで仕方ないあぐり。落ち着きのない様子でそわそわしていました。
そんなあぐりを微笑ましそうに見る茉莉さん。
茉莉「あらあら・・・まるであの時のようですね(笑)」
(元)王様「そういえばそういう事もありましたな(笑)」
レジーナのパパも微笑ましそうに言います。
まこぴー「何の話ですか?」
まこぴーが茉莉さんに聞きます。
茉莉「レジーナちゃん達が家に来た時の事を思い出していたんですよ(笑)」
あぐり「御祖母様><」
顔を真っ赤にして慌てる あぐり。
シャルル「その反応・・・とっても気になるシャル♪♪」
あぐり「た、大した話しではありません(焦り)」
茉莉「この子ったら、今みたいにレジーナちゃんが来るのが待ち切れなくて、そわそわして玄関前と自分の部屋を行ったりきたりしてたんですよ(笑)」
まこぴー「へー(笑)」
あぐり「御祖母様><」
ありす「ふふふ(笑)あぐりちゃんは本当にレジーナさんが大好きなんですね♪」
あぐり「ちちち違いますわ!!別にそういう訳では・・・ただ、レジーナが心配なだけで(汗)」
顔真っ赤にするあぐり。
まこぴー「あぐりちゃんは本当にレジーナの事を大切に思っているんだね♪♪」
あぐり「真琴~><!!」
マナ「お待たせ♪」
シャルル「やっと戻ってきたシャル」
まこぴー「レジーナは?」
マナ「勿論!ほら、入って♪」
レジーナ「・・・やっぱりいい~><(泣)」
六花「今更何言ってんの!!」
レジーナ「きゃっ・・・」
六花に押されてぶたのしっぽに入るレジーナ。 あぐりと目が合い気まずくなります。
レジーナ「・・・」
あぐり「来てくれたのですね・・・」
レジーナ「一応ね・・・」
つんけんな態度を取るレジーナ。
あぐり「あの・・・」
レジーナ「・・・おめでとう」
あぐり「え・・・?」
レジーナ「だーかーら!お誕生日おめでとうって言ってるのよ!」
あぐり「・・・」
レジーナ「何よ?嬉しくないの」
あぐり「いえ・・・そんな事は・・・(泣)」
レジーナ「ちょっと!?何もなく事ないでしょ!」
レジーナの言葉に嬉しかったのか涙ぐむあぐりと それに戸惑うレジーナ。
あぐり「だって私はあなたを傷つけてしまったのに、そんな事を言ってくれるなんて思わなかったから・・・」
レジーナ「別に気にしてなんかないわよ!・・・あれは私も悪かったんだし。」
あぐり「あの・・・」
レジーナ「何よ?まだ何かあるの?」
あぐり「レジーナ、お誕生日おめでとうございます・・・
レジーナ「は?」
突然の言葉に困惑するレジーナ。いつのまにか出されていたケーキを見て 尚更驚きました。だってそこには・・・
【あぐりちゃん レジーナ お誕生日おめでとう】
マナ「今回のパーティーはね、あぐりちゃんだけじゃなくて、レジーナの誕生日も祝うつもりだったんだよ♪」
ありす「あの時はまだ準備の途中でしたから、勘違いするのも無理ありませんわね(苦笑)」
六花「レジーナの誕生日をしてほしいって言ってきたのはあぐりちゃんなのよ(笑)」
レジーナ「え!?」
その事に尚更驚くレジーナ。
あぐり「去年のこの日、あなたがとても羨ましそうにしてたのを思い出したので・・・」
照れ臭そうに言うあぐり
レジーナ「そうならそうと早く言ってくれればいいのに!」
六花「わかってないわね~。あなたに喜んでもらいたかったから内緒にしてたのよ」
レジーナ「へ?」
マナ「サプライズパーティーって事だよ。」
あぐり「まあ、結局計画は失敗だった訳ですが・・・」
まこぴー「でも結果的に成功だったんじゃない?レジーナは衝撃の事実に驚いていたし(笑)」
レジーナ「・・・驚く通り越して呆れたわよ・・・馬鹿みたいじゃない、喧嘩なんかして・・・」
あぐり「レジーナ・・・?」
レジーナの目には涙が溢れていました。
レジーナ「わたし、あぐりがマナ達と楽しそうにしてるの見て 悔しくて・・・自分からマナの元を離れたのに 可笑しいでしょ?」
あぐり「レジーナ・・・」
レジーナ「今日、あぐりの誕生日だって知って、マナ達があぐりの為に楽しみに準備してるのを見て、去年の事を思い出して 寂しさと羨ましいって気持ちでいっぱいになって・・・つい、あんな酷い事を言っちゃって」
あぐり「秘密にされて 不安になっても仕方ないのに きつい言い方をした私も悪かったんです!! レジーナの気持ちを考えず こんな事をして すみません><」
レジーナに申し訳なさそうにするあぐり。しかし、レジーナが言います。
レジーナ「違う そんな事ない・・・あぐりは私の事考えてくれてた みんなも。 私、 今とっても嬉しいの・・・みんなが誕生日を祝ってくれて 」
あぐり「レジーナ」
まこぴー「よかったね。レジーナが喜んでくれて♪」
あぐり「はい・・・(微笑み)」
マナ「さあ、仲直りも出来たようだし そろそろ誕生日パーティーを始めようか♪」
全員「あぐり(ちゃん)レジーナ(ちゃん)(さん)お誕生日 おめでとう♪♪」
楽しい誕生日パーティー が始まりました。初めての誕生日にレジーナはとても嬉しそうでした。あぐりもそんなレジーナを見て嬉しそうでした。
レジーナ「あぐりのほうが大きい!」
あぐり「どっちも同じです!!それより・・・ケーキの上のチョコを独り占めするなんてずるいですわ!」
レジーナ「あんたは去年も食べたんだからいいでしょう(笑)」
あぐり「ここは公平に半分に分けるべきです!」
レジーナ「やだよ~(笑)」
あぐり「レジーナ~(怒)」
マナ「こらこら 二人共 喧嘩は駄目だよ~><」
六花「全く仲直りしたと思ったらすぐこうなんだから(呆れ)」
ありす「喧嘩するほど仲がいい・・・ですわね(笑)」
まこぴー「ふふふ♪」
またいつものように喧嘩になる二人。それをマナ達は 微笑ましそうに見ていました。
今日はレジーナにも あぐりにとっても 忘れられない 素敵な日になった事でしょう
素敵な記念日・おしまい
最終更新:2014年12月01日 23:15