幸せのサンタさん 後編/ドキドキ猫キュア
クリスマスも近づいたある日、またしても問題が起こりました。
レジーナ「六花の嘘つき・・・」
六花「何よいきなり!!」
四葉邸に来てそうそうレジーナが顔を真っ赤にして叫びます。
マナ「レジーナ、どうしたの?」
レジーナ「サンタさんがいるなんてなんて嘘なんでしょ・・・」
マナ「急に何を」
レジーナ「クラスの子がいないって言ってたのよ・・・・」
マナ「それはその子がそう言ってただけでしょ(汗)」
慌ててごまかそうとする マナ。しかし
六花「そうよ。・・・その子の言うとおり サンタさんなんて実在しないわ。大人が子供を喜ばす為に作った架空の人物よ」
冷静に答える六花。その目は真面目でした。
マナ「ちょ、ちょっと六花!?」
六花の態度に慌てるマナ
レジーナ「やっぱり・・・どうしてそんな嘘をついたの・・・」
ありす「そ、それはですね・・・」
レジーナ「おかげで笑われて・・・私、すっごく恥ずかしかった・・・」
尚更顔が真っ赤になるレジーナ。
六花「それは私達のせいじゃないでしょ。」
レジーナ「信じてたのに六花の意地悪・・・
六花「ちょ!?プレゼントはあげるから・・・ね?そんな顔しないでよ~」
レジーナ「本当に・・・・プレゼントは絶対にくれるのよね・・・?」
六花「勿論・・・。サンタさんじゃないのは申し訳ないけど」
レジーナ「・・・なら、いい・・・」
六花「や、やけに素直ね・・・?」
マナ「レジーナ、そんなにショックだった?(困惑)」
レジーナ「そんな事・・・ない。」
六花「な、ならいいんだけど・・・。」
いつもより様子がおかしいレジーナ。何も文句を言わない彼女に六花達は 戸惑っていました。
あぐり「おまたせしました・・・?」
そんな時、あぐりがやって来ました。
あぐり「あの・・・何かあったんですか?」
微妙に気まずい雰囲気に あぐりは聞きます。
六花「別になんでもないわよ」
レジーナ「・・・」
マナ「ちょっと・・・ね(苦笑)」
あぐり「そうですか・・・それにしても寒いですわね」
マナ「そうだね」
レジーナ「寒い・・・」
ありす「みなさん、暖かい紅茶とお菓子をどうぞ♪」
あぐり「ブラボーですわ♪♪♪」
マナ「ははは・・・」
切り替えの早いあぐりちゃんに苦笑いのマナ。
あぐり「真琴は今日も仕事ですか?」
マナ「まこぴー忙しそうで倒れちゃわないか心配だよ~><」
相変わらず仕事が忙しいまこぴーを心配するマナ。今回はまた別な理由があるようですが それは?
六花「私としては幸せの王子のほうがよっぽど心配ですけど」
マナ「すいません・・・。」
ありす「あらあら(笑)ところで六花ちゃんは大丈夫なんですか?難しい高校を受ける為に頑張ってると聞きましたが」
六花「今は絶賛勉強中かしら。気を抜かずに頑張らないと」
マナ「大丈夫!六花なら絶対受かるよ♪」
六花「人の事より、自分の事を心配しなさいよ。人助けやプリキュア業で全く暇なんてなさそうなのに大丈夫なの?」
マナ「ははは・・・まあ、それはなんとか・・・。」
あぐり「全くマナは相変わらずですわね(苦笑)レジーナはどう思います。・・・レジーナ?」
レジーナ「・・・」
あぐり「レジーナ!」
レジーナ「な・・・何?」
ぼーっとしてるレジーナ。あぐり達は心配そうに 見ます。
あぐり「先ほどからどうしたのですか?」
ありす「顔色がよろしくありませんわ・・・。具合がよろしくないのでは?」
レジーナ「別に・・・ちょっとかったるいだけ」
マナ「本当に大丈夫?」
レジーナ「今日はもう帰・・・・・・」バタン
マナ「レジーナ!?」
立ち上がろうとして突然倒れるレジーナ。慌てて マナが駆け寄ります。
レジーナ「・・・・・・」
マナ「レジーナ!?」
レジーナ「マナ・・・わたしは・・・」
六花「動かないで!」
動かしたくても動かせないくらい辛い。レジーナはそんな状態だった。
六花「あなた、熱で倒れたのよ。全く心配したんだから」
レジーナ「・・・ごめんなさい」
しおらしそうに答えるレジーナ。
マナ「最近寒いからね~(苦笑)それにレジーナ色々頑張ってたもんね。きっとちょっと疲れちゃったんだよ♪だからゆっくり休めばすぐよくなるよ♪♪」
マナは優しくレジーナに言います。
六花「油断したら駄目よ!まだ風邪と決まった訳じゃないんだから。とりあえずしばらく様子をみないと」
レジーナ「マナみたいに優しくない・・・」
六花「これでも精一杯心配しているつもりだけど?」
マナ「まぁまぁ(苦笑)」
レジーナ「あぐり達は?」
六花「移るとよくないからあぐりちゃんは帰したわ。」
マナ「ありすは私達をソリティアに送ってからそのまま帰っちゃった。後は私達に任せるって。」
レジーナ「そう・・・」
話を聞き終わるとレジーナは目をつぶってしまった。
マナ「レジーナ・・・」
六花「今はそっとしておいてあげましょう」
しばらくしてマナ達も帰りました。マナ達の懸命な看病も虚しく六花の心配通り、彼女の熱は中々下がりませんでした。
そんなこんなでクリスマスを迎えました。残念な事に 今年も一人足りないクリスマスになってしまい、 マナはとても残念そうでした。
あぐり「レジーナはまだ治らないのですか?」
マナ「残念ながらね・・・。流行りの病気じゃないのは幸いだけど」
六花「レジーナの体が風邪になれてないからかも知れないわね・・・前の時もそうだったし」
まこぴー「今年こそはって思ってたのに残念ね」
あぐり「はい・・・」
マナ「来年はきっと大丈夫だよ♪」
六花「今度はあなたが倒れるなんて事がなければいいけど」
マナ「大丈夫だよ~><」
ありす「あらあら(笑)」
レジーナの事も心配ですが マナ達はクリスマスパーティーを楽しみました。
レジーナ「・・・」
風邪の為、一人寂しく横になっているレジーナ。
マナ「レジーナ調子はどう?」
レジーナ「・・・まだ辛い」
六花「今年は残念だったわね」
レジーナの所にマナと六花がやって来ました。
レジーナ「うん・・・」
六花「流石のあなたも文句を言う元気もないか」
六花は元気のないレジーナを心配していました。
マナ「まあまあ、そんな辛気臭い顔しないで!マナサンタさんからのプレゼントだよ♪」
マナはレジーナに似合いそうな可愛らしいりぼんをプレゼントしました。
レジーナ「マナ、ありがとう」
シャルル「まるで本当にサンタさんみたいシャル(笑)」
マナ「懐かしいな~こんな風にしたの六花の時以来だよ♪」
ラケル「何ケル♪」
六花「こほん!これがあぐりちゃんからの手作りのお菓子で、ありすからはぬいぐるみ。まこぴーからはナッツハウスで作ったブレスレットね。」
レジーナ「うわあ・・・」
みんなからのプレゼントに感動するレジーナ
六花「後・・・これは私から」
レジーナ「これって・・・!?」
それは六花と色違いのアクセサリーでした。
マナ「六花とお揃いだね~♪よかったねレジーナ♪」
レジーナ「うん・・・(微笑)」
六花「お揃い・・・ね・・・」
マナ「何か言った?」
六花「ううん・・・なんでもないわ」
ラケル「・・・」
そういう六花は何か悲しげでした。
レジーナ「わたしも・・・みんなにプレゼント・・・」
そう言ってレジーナは机の上を指差します。マナがそれを取ります。
マナ「うわあ~♪ありがとうレジーナ♪♪」
それは一生懸命選んだんだろう・・・可愛らしい キーホルダーです。
レジーナ「こんなもので悪いけど・・・」
マナ「そんな事ないよ!レジーナから初めてのプレゼント大切にするよ♪♪」
そう言って白い子犬のキーホルダーを握りしめるマナ
六花「・・・」
レジーナ「六花は嬉しくない?」
六花「そんな事ないわ><とっても嬉しい。可愛いカエルのキーホルダー♪」
レジーナ「よかった」
レジーナは安心したのか 眠ってしまいました。
レジーナ「・・・」
レジーナが目を覚ますと すっかり夜中でした。
マナ「・・・」
六花「・・・」
ずっと傍にいてくれたのか、二人はレジーナの部屋ですやすやと眠っていました。
シャンシャンシャンシャン♪
レジーナ「?」
綺麗な鈴の音が聞こえてきて、レジーナはふらつきながらも窓のほうに近づきます。そして驚きます。
レジーナ「あれは・・・」
マナ「サンタさん!?」
レジーナ「うわっ・・・」
びっくりして尻餅をつくレジーナ。
マナ「ごめん!だいじょうぶ?」
レジーナ「うん・・・」
六花「も~・・・何の騒ぎよ・・・」
六花も起きます。
マナ「六花!大事件!!大事件!!」
六花「ちょっとマナ、落ち着いてよ。一体何があったのよ」
マナ「サンタさんだよ!!」
六花「は?」
マナ「サンタさんが来たんだよ!!レジーナも見たよね」
レジーナ「うん」
六花「ちょっと・・・急に何言い出すのよ・・・寝ぼけてたんじゃないの?」
レジーナ「マナ・・・これ・・・」
マナ「見て!六花、サンタさんからのプレゼントだよ!やっぱりサンタさんが来たんだよ」
置いてあった三人分のプレゼントを見るマナ
六花「まさか・・・そんな事って・・・」
六花には何がなんだかわかりませんでした。しかし、翌日 更に驚く事がありました。
あぐり「やっぱりサンタさんはいたんですわ!」
まこぴー「やっぱりうららさん達の話は本当だったのね♪」
あぐりとまこぴーもサンタさんを見たらしいのです。
ありす「まさかのぞみさん達がサンタさんとお知り合いだったなんて・・・」
衝撃の事実に驚くありす。
六花「・・・ありえない(困惑)」
マナ「いいなぁ~♪わたしもサンタさんのお手伝いしたかった><」
レジーナ「わたしも~」
まこぴー「流石マナね(苦笑)」
あぐり「レジーナもすっかり大丈夫みたいですね(呆れ)」
ありす「ふふふ・・・マナちゃんの元気が移ったのかも知れませんね(笑)・・・六花ちゃん?」
六花「・・・」
ただ一人、六花は二人の仲良しな様子を寂しそうに見つめていました。
幸せのサンタクロース 後編 おしまい
最終更新:2014年12月25日 21:23