140文字SS:フレッシュプリキュア!【20】
1.ラブ&イース(せつな)「ずっと言いたかったの」/ねぎぼう
「イース、会いたかったよ」
(え、ラブ。泣いてるの?)
「せつなはね、今、貴女が見つけた幸せをつかみとって、一生懸命頑張っているんだよ」
(そうね、一つ一つやり直しているわ)
「いつか、イースと笑って一緒にドーナツが食べられる日が来たらいいなあ」
(私もいつか、ありのままの姿でラブと……)
※【19】-10の続きの話。
2.ラブせつで【 たたかう理由 】/ねぎぼう
「せつなの幸せは何?」
へらへらと笑って訊いてくるあいつがプリキュアに姿を変える。
「貴女がたたかう理由は何?」
「私はただメビウス様のために……」
「それが……貴女の幸せ」
あいつは悲しい顔をする……
「夢か!?」
いい夢のはずなのに寝苦しい。
早く奪ってしまえば、こんな夢など見ずに済む。
3.ラブせつで『甘やかせる権利』/ねぎぼう
「無理しなくていいんだよ、せつな」
「ううん、大丈夫。ラブに迷惑はかけられないから」
あたしも、せつなを甘やかせる権利、持ってるはずなんだけどなあ。
だから、もっと甘えてくれても……
「でも、疲れたら少し胸を貸してね?」
「ふふっ、今でもいいんだよ」
「……馬鹿」
顔が赤いのは熱のせい?
4.ラブせつで【 ふりむかないで 】/ねぎぼう
門出の時。
「では、行ってきます」
「行ってらっしゃい」
ラブたちが精一杯の笑顔で見送る。
せつなは家族に背を向けて歩きだした。
もう一度皆の姿を……
「ふりむいちゃダメ!」
ラブが叫ぶ。
「前を見て歩いて!」
せつなは再び歩き出す。
(ふりむかないで、お願い。せつなに涙は見せたくないよ……)
5.ラブせつで『未練たらしい』/ねぎぼう
”しゅわしゅわ~”
ドーナツはすべてダメになったが、落ち込んだ姿は見せないカオルちゃん。
「また明日ドーナツ作るか~」
――
「ドーナツ食べたかったなあ……」
「いつまでも未練たらしいこと言わないの」
でも体を張って店を守り抜いたのはキュアピーチ。
ちゅっ
「それ、もっと食べたい!」
「……馬鹿」
6.ラブ美希で【こっちを見ないで / 無自覚な色気】/ねぎぼう
ラブ、ダレかの幸せのために一生懸命になるだけじゃなくて、
ダレかの幸せを守るために強くなったのよね。
相変わらずよく凹むけど、凹んだ分ずっと強くなるわ。
あの子のおかげね。
「大丈夫だよ」
そんな顔でこっちを見ないでよ……アンタとは友達。
その無自覚な色気にドキドキするのは心が痛いから。
7.ラブせつで【手をつないだまま / 秘密だよ】/ねぎぼう
一つのシーツの中でずうっと手をつないだまま、夢のさらにその先に思いを馳せる。
「あたし、世界中でダンスを踊るんだ。そしたら……」
「私は、ラビリンスをこの街のように笑顔でいっぱいにしたいの。そして……」
握ったその手に誓いを込めた。
「それまではね、ふたりだけの秘密だよ」
「うん、約束ね」
8.ラブせつで【手をつないだまま / 秘密だよ】2/ねぎぼう
ベランダでふたりはずっと夜空を見ていた、その手はつないだまま。
「そろそろ戻ろうか」
「うん」
でも手のぬくもりが名残惜しい、明日になればまた会えるのに……
「じゃ、おやすみ」
ちゅ
「二人だけの秘密のあいさつ、だよ」
「お、おやすみ」
せつなは自分の部屋で唇に手をあてる。
「二人だけの……挨拶」
9.ラブせつで【 ゆびきりげんまん 】/ねぎぼう
「あたしもいなくならないから」
「本当?」
「うん、約束。小指をこうして」
「こう?」
「で、こう!と」
二人は小指を絡めた。
「♪ゆびきりげんまん……」
――
「私が……針千本呑むのよね」
「でも、今こうしているじゃない?
もし、せつなが呑まないとダメならその半分あたし呑むよ」
「ラブ……」
10.ラブせつで『名字を捨ててあげようか』/ねぎぼう
テレビでは
「名字を捨ててあげようか?」
「それって、逆プロポーズ!?」
――
ラビリンス人には名字はないって言ってたなあ。
せつなも向こうではイースと言う名前に戻したってことだし。
あれも名字を捨てちゃったのかなあ?
ううん、そんなことない!
せつなは私の親友で家族で……
ラブの一人思い。
最終更新:2015年01月27日 23:56