140文字SS:ドキドキ!プリキュア【4】
1.まこりつ=『悪癖』+「いつまでたっても変わらないな」/ねぎぼう
本を読んでいると、あの頃みたいにまこぴーが覗き込んでくる。
「どうしたの?」
「な、何でもないわ」
でも、また覗き込んできたんだけど、
その内寝ちゃうものだから肩を貸しっぱなしで動くに動けなかった。
(いつまでたっても変わらないわね……)
寝息を立てる貴女に今日は特別に膝を貸してあげる。
2.まこりつで【身も心も。 / 押し倒して】/ねぎぼう
「お姉の身も心もあんたのものだって判ってるの。
なのに、アイツに粉掛けてんじゃないわよ!」
真琴はマナを押し倒して涙をこぼす。
「まこぴー……」
「私、お姉が好き、大好き!
だから、もう悲しい顔は見たくないの!
お願い、これ以上悲しませないで!
六花が好きだって、ちゃんと言ってよぅ……」
3.まこりつで『香水』/ねぎぼう
マナの部屋には不思議と心地のよい香りがただよっていた。
ありすの香水とは違うわね……
「まこぴー来てた?」
「何でわかるの!?今日は仕事で学校来れなくってさ。今日のノート見せてほしいって」
「そ、そうなの……」
(私じゃ駄目なのね……というかどうしてそんなこと思うんだろ?マナに嫉妬?)
4.まこりつで【横たわり… / カギのかかった部屋】/ねぎぼう
「ごめんなさい、ダビィ。私をひとりにしておいて」
(出番まではまだあるし……しょうがないわね)
カギのかかった部屋の中、真琴はソファに横たわり……一人たゆたう。
心がかきむしられるような嫌な感覚。
届かぬ思いに心を焦がす歌なら歌えそう。
そ、あなたの心はあの人のモノだものね。
「りっか……」
5.[競作2015]甘くて暑い夜/アクアマリン
「おはようございます。マナちゃん、六花ちゃん」
「ふあー、おはよう」
「あら?お2人とも眠そうですわね」
「うん。昨日六花の家でお泊まりしたら夜更かししちゃって」
「まあ、昨夜はお楽しみでしたわね」
ギクッ!!
「ちょ、ちょっと!ありす、何言って……」
「ふふ、目は覚めましたか?」
6.[競作2015]六花「唯一の、嫌い(大切な親友)」/mizuiram
私、マナが好き。
元気な所も強い所も明るい笑顔も、誰も見捨てない「幸福の王子」な生き方も。
みんな大切、みんな大事。そんなマナなら総理大臣の夢だって、きっと叶えてしまうわね。
でもね、だからこそ。
「六花!」
向けられる笑顔が、私だけの笑顔じゃない事が。
そこだけが唯一の、嫌い。
7.[競作2015]レジーナ&あぐり&アイちゃん「大切な仲間との触れ合い…?」/mizuiram
「…飽きた」
「何を甘えた事を!レディたるもの、勉学に勤しみ己を磨かずしてどうします」
「あたし難しいことわかんなーい、お菓子食べちゃお」
「きゅぴ!」
「ってワタクシの限定品スイーツを!こらぁ!待ちなさーい!」
「うんうん!仲良きことは美しきかなだね」
「大丈夫、かな(特に家の中)…」
8.まこりつで【押し倒して / イイ子にしててね】/ねぎぼう
誰もいないロッカールームに貴女と二人。
何故か傍にあの子がいない。
「今日は、ひとり?」
寂しそうな瞳。
耳に翼の生えた強欲の化身はもう眠りについた筈なのに……
気がつけば押し倒していた。
「イイ子にしててね」
自分勝手に思いを遂げようとしておきながら、
貴女にそれを求めるなんて虫のいい話だわ。
9.[競作2015]ドキドキプリキュア・まこと「大切な友達」/mizuiram
「あの、サインの事だけど」
「ああ、もういいよ」
「え!?」
あっさりとしたマナの言葉に、まことは目を丸くした。
「みんなは?」
「ワタクシはスイーツの方がいいですわ」
「雇用主ですので…」
「私はサインとか興味ないし。それに」
皆で視線を交わし、笑う。
「友達からサイン貰うなんて、変でしょ?」
10.あなたはまこりつで【息をはずませて / 普段はこんな顔しないのに】/ねぎぼう
真琴が息をはずませてやって来た。
何だか顔が赤いような……普段はこんな顔しないのに。
「どうしたの、まこぴー」
「り、六花。コレ……あげるわ」
一輪の赤い薔薇。
「この世界では今日は女性に赤い薔薇をあげるのだったわよね」
そのためにわざわざ……貴女はこの花の意味わかっていて、くれるの?
最終更新:2015年02月14日 08:19