東せつな・カレンダーツイート2015 2月
【2月1日(日)】今日はブッキーと動物園に行ったの。「この季節に?」って思ったけど、冬に元気になる動物もいるのね。ブッキーって博識だし、準備がよくて気も利くし、なんだか私がお世話されてるみたい。あとブッキーの作るサンドイッチは美味しいわ。「料理上手ね」って誉めたら全力で否定されたけど、なぜかしら?
【2月2日(月)】どうにかラブの熱が引いて、学校にも行けたの。よく風邪はひくんだけど、治るのも早いんですって。まったく、弱いんだか、丈夫なんだか。でも、こじらせなくてよかった。今日は『夫婦の日』ね。ラブはもちろんだけど、お母さんにもゆっくりしてもらおうかしら。夕ご飯は、私が腕によりをかけて作るわ!
【2月3日(火)】今日は節分の日! 今年の恵方は西南西ですって。確かにヤツなら二人分は食べそうね……。なんでもない、こっちの話よ。そうそう、節分って「季(節)を分ける」って意味なのね。それなのに、どうして年に一度しかないのかしら? 翌年の季節と分けるなら年分になるはずよね? ともあれ、春の訪れね!
【2月4日(水)】今日は『立春』。春が始まった日って意味らしいの。そういえば陽射しが柔らかくなったし、風が草木の匂いを運んでくる。梅の花も咲き始めたわ。命が一斉に目を覚まして立ち上がる日なのね。ところがラブときたら、授業中に寝てばかり。春眠暁を覚えずっていうけど、ラブの場合は立春じゃなくて横春ね。
【2月5日(木)】みんなの好きな食べ物は何かしら。ところで料理って、食べる好きじゃなくて、作る好きもあるのね。今夜はラブの特製ハンバーグ。どの辺りが特製なのか聞いたら、肉汁と一緒に愛情をたっぷり閉じ込めてあるんですって。ラブって時々、何を言ってるのかわからないことがあるけど、その味は――本物よっ!
【2月6日(金)】食べ物の“好き嫌い”はいけないって言うけど、好きな物があるのはいいことよね? 嫌いってほどじゃないけど、ラブは人参、お母さんはホウレン草が苦手なの。どちらも美味しいのに。そうね、私もピーマンが苦手だけど、あれはとっても苦いもの。美味しい野菜が食べられないのとは違うはずよ……多分。
【2月7日(土)】美希の撮影会を覗いたの。街では見ないような服もあって楽しかった。「私は大人しいのしか着ないけど」って話したら、美希が何か言いたそうな顔してたわ。そうね、イースだった頃は、とにかく目立って私を見てほしくて必死だった。今はどこに居てもどんな服を着ても、ちゃんと見てくれる人がいるから。
【2月8日(日)】私たちは、ピックルンの力をシフォン以外に使うことはあまり無いの。ただ一人ブッキーを除いて。そんな彼女も、最近はキルンに頼らなくなったそうよ。話が聞けても、見つけられない病もある。聴くんじゃなくて、診るのが診察なんですって。その答えに辿り着けたのも、キルンのおかげかもしれないわね。
【2月9日(月)】今夜は、お父さんの特製肉ジャガなの。甘くて、アツアツで、ホクホクで、たまねぎがトロリと舌の上で溶けて、とにかくとっても美味しいの。「一品にかけるこだわりと情熱はラブそっくりね」って言ったら、お父さんは嬉しそうだったけど、ラブは嫌そうな顔をしてたわ。でも、肉ジャガはラブも大好きよ。
【2月10日(火)】さっき大きな荷物を抱えたお婆さんを見かけたから、家まで運ぶのを手伝ってあげたの。「やさしい子だね」って言われたけど、そうかしら。どう振舞っていいかわからないから、周りの真似をしているだけかもしれない。だったら、本当にやさしいのはこの街の人よ。
【2月11日(水)】今日は建国記念日よ。「建国をしのび、国を愛する心を養う」ための休日なんですって。建国をしのぶとかよくわからないけど、この国のことは大切に思ってるわ。ラビリンスにもそんな日があったのかしら。ううん――キュアエンジェルで解放したあの日こそ、ラビリンスの建国記念日ね。
【2月12日(木)】お手伝いは楽しいけれど、お買い物は正直言うと苦手。クローバータウン商店街を歩いていると、お店の人から色々なものを勧められるの。どれも魅力的なんだけど、メモに無いものは勝手に買えないし、断るのも申し訳なくて……。
【2月13日(金)】今夜も美味しかった、ごちそうさま。もうお腹いっぱいよ。ラブと一緒だとつい食べ過ぎちゃって。ラブは食べるのが大好きだけど、食欲だけが理由じゃないの。作った人の気持ちとか、家族やお友達の食べっぷりとか、色々なものを喜びに変えているのね。そして私も、そんなラブの笑顔を見るのが嬉しいの。
【2月14日(土)】今日は聖バレンタインデーね! お父さんはもちろんだけど、カオルちゃんにもあげるつもりよ。ウエスターとサウラーにも一応用意してあるの。間に合ってるだろうけど。そういえば、バレンタインデーは愛が生まれる素敵な日なのに、不幸のエネルギーが集まりやすい日でもあったわ。男の人も大変なのね。
【2月15日(日)】ブッキーがリンクルンを無くしたって大騒ぎ。隠したのは動物病院の子犬だったの。てっきり叱るものだと思ったんだけど、ブッキーはその子を抱きしめて謝ったわ。「最近、構ってあげられなくてごめんね」って。キルンもまだリンクルンの中なのに、寂しいって気持ちがわかったのね。少し感動しちゃった。
【2月16日(月)】来週は授業参観があるのよ。中学にもなると参加する保護者もまばらなんだけど、今回はお父さんが来てくれるんですって。なんだか緊張するわ。お父さんと聞いて、一瞬だけメビウス……様を思い浮かべちゃったの。イースだった頃、そんな目で見ていたのかもしれないわね。今となってはわからないけれど。
【2月17日(火)】蕎麦屋のお兄さんは、いつも配達に忙しそうなの。「蕎麦屋は側屋ってな、足使ってナンボよ」ですって。お昼時に食べるものだから、みんなお店に行く時間が取れないのね。でも風味が落ちやすいから、本当はお店で食べるのが一番らしいの。今度みんなで行かせてもらうわ。
【2月18日(水)】お母さんは昔、ミス四つ葉町に選ばれたことがあるんですって。写真を見せてもらったけど、本当に綺麗だったわ。中学の時の写真もあったんだけど、同じ歳のお母さんを見るのって不思議な気持ちね。もしもこの時代に生まれていたら、ラブたちのように親しい友達になれたのかしら。
【2月19日(木)】今日は『雨水』よ。『立春』の次で、「空から降るものが雨に変わり、雪が溶け始める頃」なんですって。本格的な春の到来ってことね。学校から帰宅したらお雛様を飾るの。日本神話で、雨は命の源なんですって。だから雨水にひな人形を飾ると、良縁に恵まれると伝えられているの。まだピンとこないけど。
【2月20日(金)】ラブの口ぐせは、「みんなで幸せゲットだよ」よ。英語苦手なのに時々外来語が混じるのは、ラブの名付け親でもある源吉お祖父さまの影響なんですって。四つ葉町商店街からクローバータウンストリートへ。移り行く時代を惜しみながらも、前向きに受け入れようとしていた。とても器の大きな方だったのね。
【2月21日(土)】ウエスターとサウラーは、まだバレンタインのチョコが食べ終わらないそうよ。若い女性の人気ならサウラーだけど、チョコの数ならウエスターの方が断然多いわ。ご老人や、小さな子にも人気があるからね。誰にでも優しいからだけど、驚くことにメビウスのしもべだった時に親切にされた人もいるらしいの。
【2月22日(日)】美希のお家は美容院。ブッキーのお家は動物病院。クローバータウンストリートはお店の集まりなの。うちだって昔は畳屋さんだったそうよ、今はサラリーマンだけど。それにお祖父さんの魂はちゃんとお父さんが継いでいる。カツラを見る時の真剣な目は、レミおばさまや正おじさまと同じく輝いているから。
【2月23日(月)】美希の口ぐせは、「アタシ完璧」よ。そうあるために日々努力しているの。でも、本当に完璧なのはレミおばさまなんですって。いつも自然体で、無理せずに楽しく生きていて、それでいて歌も、ダンスも、美容師としての腕も一流。華麗で、優雅で、余裕があって。アイドルをやめた今でも美希の目標なのね。
【2月24日(火)】お母さんの名前は“あゆみ”。意味は、ゆっくりと前へ進むこと。人格を形作る経験のこと。そして相手との距離のこと。それら全てが私を救ってくれたの。迷っていた私を、傷つけない距離で接してくれた。目の前の私を見て、素性を問わずに信じてくれた。一つ一つやり直せばいいと、言ってくれた人なの。
【2月25日(水)】ラブと一緒に、いつもより帰りの遅いお父さんを出迎える。きっと仕事を抜けて、授業参観に来てくれたから。観て貰えて嬉しい気持ちと、不安な気持ち。ちゃんと期待に応えられたかしら? 気になって聞いてみた。「せっちゃんが生き生きしてて安心したよ」って。それじゃお父さんが見たかったのは……。
【2月26日(木)】ブッキーのお父さんは名医なの。来るもの拒まずって感じで何でも診てくれるのよ。この前なんて観賞魚の診察をしてて驚いちゃった。そんな正先生でも、昆虫の病気だけはわからないみたい。持ち込んだ、小さな男の子のお話を丁寧に聞いて、「力になれなくて、ごめんね」と話している姿が印象的だったわ。
【2月27日(金)】今日はタルトの紹介をするわ。ラブのペットでしゃべる珍しいフェレットなの。芸もするし赤ちゃんの世話もできるのよ。好物はドーナツで趣味は高い所に登ること。なんて冗談。実はパラレルワールドから来たスウィーツ王国の妖精で、しかも王子様なの。なぜか本当のことの方が嘘っぽく聞こえるわね……。
【2月28日(土)】ラブに新しい友達を紹介してもらったの。小さな女の子で、名前は千香ちゃん。ところで趣味があるのは良いことだけど……イースの写真を私に自慢げに見せるのはやめてね。どうしてあの子がプリキュアに憧れたのか、私にはわかる気がする。体が弱かったからよ。人は、自分に無いモノに憧れるものだから。
最終更新:2015年03月01日 12:57