ラグレイク - ラグナロク@ ウィキ

争いを嫌った人類と神々が共存する都市
元々捨てられていた都市に住んでいる為に少し荒んでいる様にも見えるが、現在復興中
中立なのでどちら加担するといった事は基本無い

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カフェ:バッカスの雫

━━━━その喫茶での時間は正しく不可思議なものであった。
男であるくせに婦女子の言葉を用いる悪魔の店主、悪魔の店だというのに騒ぎもしない客達。
嗚呼、それ以上にその客達の雑多さと言ったら！
人の身で神と人狼の談笑に立ち会う私の気持ちが分かるか？その光景の異様さが想像出来るか？

━━━━三神 光人 著 『漫遊記』より抜粋

ラグレイクのとある場所で営業している小洒落た雰囲気のカフェ。
大通りから少し外れた場所に位置しており、喧騒から離れて落ち着く為には良い場所。
「来る者拒まず」の姿勢が特に有名であり、人、神、悪魔、魔物、亜人、デミゴッド……凡ゆる種族の来訪を受け入れる。
様々な種族の者が仲良く談笑する様は、或いはこの世界の理想的な結末を映しているのかもしれない。
コーヒーや紅茶等の飲み物の他、サンドイッチ等の軽食も提供しており、味の評価は上々。
何故か食べた後に心が落ち着いたりやる気が出たりすることから、「バッカスの食べ物には魔力が宿る」と言われているとかいないとか……
もしこの文を読んで行きたいと思ったのなら、何、躊躇うことなくその場所に向かい、その門をくぐるといい。
来る者を拒まないこの店の店主は、きっと笑顔で君の来訪を歓迎するだろうから。