【名前】
【種族】人間
【年齢】21歳
【性別】男
【容姿】身長150cm、体重43kg。顔つきは女顔で体つきも嫋やか。さらに小柄なため外見は実年齢より幼い。
髪型は肩にかからない程度の短髪、暗色の青髪をしている。
普段は黒を基調としたゴシックスーツを着用し、宛ら西洋の紳士を思わせる。稀に外套を羽織っている。
右目は碧眼、左目は義眼で赤眼のオッドアイ。左脚が義足。
【性格】聡明なリアリスト。狡猾で腹黒い面も兼ね備える。
多様な顔と二面性を持つが多重人格ではない。一種の処世術だが彼を知る者にとってはあざとさを感じる。
人間以外の種族にも平時の態度でコミュニケーションを取る。有益な者は生かし、無益な者は切り捨てるという考えはどの種族に対しても変わらない。
【特技/能力】
・錬金術
独学で知識を得た錬金術。卑金属を貴金属に、鈍な刀剣を鋭利な刀剣に精錬する等、無から有は生み出せないが実体のあるものをある程度自在に変異させられる。
対象によって要する時間や道具等手間が比例する。術には化学的な技巧から超自然的な力までを用いることでその幅は多岐にわたる。
・魔術
錬金術と同じく独学の魔術。複雑、大規模なものは不可能で火を発生させる、風を起こす、水を生成するといった基礎的な魔法を使える。
過去に一度召喚魔術を執り行い悪魔を喚び出したことがある。ただし召喚はノーリスクではなく契約や代償を必要とする為、現在は使わないようにしている。
【装備】
「無銘の野太刀」
名を持たず、無銘のまま継がれてきた神殺しの武具。元来とある神社に奉納されていた一振り。
刀身は三尺超。黒い鞘と柄には金を用いた装飾が施されている。この刀自体は特殊な力を宿していないが、錆となった神々の霊力を断片的に遺している。
あらゆる所有者の手を巡りめぐった中で数多の神々を葬った遍歴から、現存する神殺しの一つとして知られる。
「悪魔・セバスチャン」
召喚魔術に依り現し世に降臨した悪魔。セバスチャンとは人間社会での便宜上の偽名。今は従者という体で術者である司と主従の関係を築いている。
身長185cm。髪型は銀髪の天パ、服装は主に執事服姿。その姿は変幻自在だが基本的に人の青年の姿のまま過ごしている。
重度の好色漢で女性と見れば神ですら口説きにかかる。顔は美形の部類に入り、いわゆる残念なイケメン。
妙妙たる戦闘能力を具え、魔法などを用いない徒手格闘が基本の戦闘手段。
【履歴】
大手のカジノを経営し若くして成功を収めた稀代の逸材。マスメディアにも多く露出し、界隈では著名な経営者。
この顔も本物だが、裏の顔としてマフィアの首領という肩書きを持つ。違法カジノを初めとする違法店舗のオーナーでもあり、アンダーグラウンドな社会に精通している。
犯罪組織の構成員には人間の他に、各々の目的に利害の一致した獣人やアンドロイド、悪魔、神などの人外もいる。言動や理念は穏やかでない者の方が多い。
【備考】
司自身は元々身体能力が高くない上、義足という理由からあまり戦闘を好まずそっち関連はだいたいセバスチャンに一任する。
新鋭のテクノロジーで製作された精巧な義足は見た目と質感が生身に近く、機能も遜色ないため日常生活に不便はない。