ケラス・ノヴァから程近く、赤茶けた大地と建物の瓦礫のみが延々と続く荒野。
常に血色の月が空を彩り、唐紅の世界を展開する。
其処はかつて、主神と英雄がしのぎを削った舞台であり、既に終わってしまった土地の一つ。
廃墟の中に置かれたポータルによって主要な都市と繋がっており、来訪は比較的容易。
頂上戦争の果てに辺りにばらまかれたアーティファクトを狙う者、或いは争いを求める戦闘狂達が良くここを訪れる。
「望郷の都エスタンシア」……滅びた都市のその名前を、呼ぶ者は最早存在しない。
最終更新:2016年04月21日 23:33