蒼衣

【名前】 蒼衣
【種族】 亡霊
【年齢】 不明
【性別】 女
【容姿】
色素の抜けきった真っ白なショートアと深く淀んだ。砥がれた刃のように鋭い目付き。その出自は不明だが、掘りの深い日本人顔をしている。美形と言えなくもない程度。

【性格】 冷静沈着な健啖家。
負けず嫌いであり、中々自分を素直に表に出せないことを悩んでいる。

【特技/能力】
 〈甞月〉
  そっと地に剣先を垂らすのが初動。
  そこからまるで水面を撫でるかのように手を振り上げれば、地を切り裂く一撃を放つ。
  斬撃に特化したその一撃は、些細な障壁や結界なら容易く粉砕し、対象を確実に真二つに断ち切る。
 〈斬骨〉
  自身の獲物の刃に微細な魔力を帯びさせる事で、一時的に切れ味を向上させる。
その向上した斬撃の威力は、岩塊すら一刀を以てして真二つに切り裂く程。
 〈百葉の一矢〉
   強風に吹き晒され、舞い落ちる葉を全て撃ち落とした経験から獲得した。
ほぼ百発百中の精度を誇る彼女の弓矢は、引き絞られた弦から放たれると同時にその姿を消し、殆ど半透明の状態で対峙する者を射抜く。
それは不可視の一撃。
   では如何にして消しているのか、それは至極単純で、単に鍛え上げられた腕力から成る速度による一瞬の風景への溶け込み。それが目に見えぬ程の速力を出しているように他者に感じさせるのである。
 景楼雷奔

【装備】
〈大烏_OhoGarasu_〉
  読み方はそのまま。
  全長五尺に及ぶ大太刀。最早彼女の身長すら凌駕するその武装は、ひと振りを以て大勢の人を屠る。
  その名の通り、鞘と柄は濡羽色。刃に至ってはさながら烏の瞳のように美麗な灰刃をしている。
  重量感マックスと言った大太刀を、だが彼女は優雅に舞い踊るように振り扱う。
〈黒樹〉
  ある神を屠った際に獲得した、黒塗りの大弓。
   優に彼女の身長を超える大弓から放たれる矢が、一本だと思う事無かれ。
   最大で五本を連続して番え、掃射する事を可能とする。
   それには至極当然な筋力が必要となるが、神を殺めた時点で彼女の腕力は常人の十数倍はあるため問題無し。
   その弓自体の強固さも相まって、咄嗟にそれで殴り付ける事もするのだとか。


【履歴】
神々と人類の大戦に巻き込まれて死亡した女性。自分を殺めた神への復讐心から亡霊と言う形で再び現界した。

【備考】人類には非常に友好的、確実な悪人に対しても刃を向けるのを躊躇する程。人類の危機となり得る神々なら殺めることに迷いはないが、敵対心のない者には友好的。
最終更新:2016年04月27日 16:28