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*== SYSTEM 24 == SYSTEM24はセガが開発したアーケードゲーム用システム基板。ビデオ出力の水平同期周波数が24kHzになり従来のものより高解像となった。24KHz対応モニターが必要。 基板にはいくつかのバージョンがある。前期版と後期版で搭載メモリ(DRAM)の容量が異なるものがあるので注意が必要。 リリース時期:1987年 *=== 基板のバージョンについて ===  基板の親形番(紙のシールで上書きしている形番ではなく、基板そのものにシルク印刷してある形番)により分類。 |CENTER:基板の親形番|CENTER:説明| |837-6442|スプライト用メモリ(推測)が256kビットDRAMx8個=256Kバイトしか実装されていない。&br()1MビットDRAM実装用パターンなし。&br()837-6442(紙のシールは837-6571 ホットロッドの基板)は256kビットDRAMしか実装されておらず、1MビットDRAM実装パターンがないバージョン。| |837-6442-01|スプライト用メモリ(推測)が256kビットDRAMx8個=256Kバイト実装され、かつ1MビットDRAMx4個=512Kバイト(IC85~88にMB81C4256または相当品が必要)が実装されているか、または実装されていない場合は接続用の実装エリアがありその部分にICソケットが実装されていて後付けできるようになっている。&br()DRAMの切り替えはジャンパーJ1で行う。基板正面から見て左が1M、右が256kビット。&br()&br()シルク形番 837-6442-01&br()&image(http://www40.atwiki.jp/arcadegames/?cmd=upload&act=open&page=SYSTEM24&file=SYSTEM24_NUMBER_01.jpg,width=320,height=68,title=シルク形番,http://www40.atwiki.jp/arcadegames/?cmd=upload&act=open&page=SYSTEM24&file=SYSTEM24_NUMBER_01.jpg,blank)&br()&br()パターン形番 171-5553-01&br()&image(SYSTEM24_NUMBER_02.jpg,width=320,height=50,title=パターン形番,http://www40.atwiki.jp/arcadegames/?cmd=upload&act=open&page=SYSTEM24&file=SYSTEM24_NUMBER_02.jpg,blank)| |837-6442-02|スプライト用メモリ(推測)が1Mビットx4個=512KB実装されている。&br()切換え不要のためJ1はなくなっている。| 参考資料[[ホットロッドの基板>>http://www.tvspels-nostalgi.com/Bilder/PCB/segahotrod_pcb.jpg]] 参考資料[[MAME sega24.c>>http://mamedev.org/source/src/mame/drivers/segas24.c.html]] 参考資料[[SYSTEM24 HOTROD 基板の回路図>>http://www.cityofberwyn.com/schematics/PDF/HotRodSchem.pdf]] #center(){ |837-6442-02のDRAM切換え回路&br()J1にてDRAMの1M/256を切換える| |&image(http://www40.atwiki.jp/arcadegames/?cmd=upload&act=open&page=SYSTEM24&file=837-6442-02_01.jpg,http://www40.atwiki.jp/arcadegames/?cmd=upload&act=open&page=SYSTEM24&file=837-6442-02_01.jpg,width=480,inline,center,blank)| } ---- *== 仕様 == ・クロック  クリスタルオシレータ   OSC1 32MHz   OSC2 20MHz ・ジャンパースイッチ(基板形番 837-6442-01のみ)  J1:DRAM容量切換設定 256Mビット/1Mビット ・コネクタ |コネクタ番号|ピン数|機能| |(CN1)|56ピン|コンパネ接続I/F(非JAMMA)| |CN2|60ピン|ROMボード、拡張I/O、FDD-I/fなどを接続| |CN3|10ピン|データコミュニケーションコネクタ|  |CN4|8ピン|ヘッドホン音声出力| |CN5|30ピン|拡張I/O基板などを接続| |CN6|10ピン|予備電源コネクタ| |CN7|4ピン|外部音声入力,音声出力| ・コネクタ詳細 CN1 [[コントロールパネル用コネクタのピンアサイン>>http://www.mikesarcade.com/cgi-bin/spies.cgi?action=url&type=pinout&page=system24.txt]] CN6 予備電源コネクタ |ピン番号|機能| |1|+5V| |2|+5V| |3|+5V| |4|+5V| |5|NC| |6|GND| |7|GND| |8|GND| |9|GND| |10|+12V| ・基板サイズ  メイン基板 300mm×280×20mm(CN5の高さ含む、IC81(アンプ)用放熱板の高さ含まず) *== 主要チップ一覧 == ・FM音源  [[YM2151]](OPM) (YAMAHA) ---- ・FM音源用DAC  [[YM3012]](DAC) (YAMAHA) ---- ・A CPU  [[68000]]-10MHz ---- ・B CPU  [[68000]]-10MHzまたはそれ相当のセキュリティチップ[[FD1094]] (日立)など ---- ・[[315-5242]] 画像用D/Aコンバータ  32ピンハイブリッドモジュール #image(http://www40.atwiki.jp/arcadegames/?cmd=upload&act=open&page=315-5242&file=315-5242_02.jpg,width=320,title=315-5242,http://www40.atwiki.jp/arcadegames/?cmd=upload&act=open&page=315-5242&file=315-5242_02.jpg,blank) ---- ・[[315-5292]] (富士通)  タイルマップ(BG面)ジェネレータとみられる  160ピンQFP #image(http://www40.atwiki.jp/arcadegames/?cmd=upload&act=open&page=315-5292&file=315-5292_01.jpg,width=320,height=332,title=315-5292,http://www40.atwiki.jp/arcadegames/?cmd=upload&act=open&page=315-5292&file=315-5292_01.jpg,blank) ---- ・[[315-5293]] (富士通製) オブジェクト(スプライト)ジェネレータとみられる  160ピンQFP #image(http://www40.atwiki.jp/arcadegames/?cmd=upload&act=open&page=315-5293&file=315-5293_01.jpg,width=320,height=295,title=315-5293,http://www40.atwiki.jp/arcadegames/?cmd=upload&act=open&page=315-5293&file=315-5293_01.jpg,blank) ---- ・[[315-5294]] (NEC製) ミキサーチップとみられる。[[315-5292]]から出力されるタイルマップ(BG面)と[[315-5293]]から出力されるオブジェクト(スプライト)を合成したり表示優先順位をきめたりするものとみられる。  100ピンQFP #image(http://www40.atwiki.jp/arcadegames/?cmd=upload&act=open&page=315-5294&file=315-5294_01.jpg,width=320,height=249,title=315-5294,http://www40.atwiki.jp/arcadegames/?cmd=upload&act=open&page=315-5294&file=315-5294_01.jpg,blank) ---- ・[[315-5295]] (NEC製) ※3つ搭載 アドレスバスの切り換え、データバスの切り換えなどを行っているものとみられる。  100ピンQFP #image(http://www40.atwiki.jp/arcadegames/?cmd=upload&act=open&page=315-5295&file=315-5295_01.jpg,width=320,height=260,title=315-5295,http://www40.atwiki.jp/arcadegames/?cmd=upload&act=open&page=315-5295&file=315-5295_01.jpg,blank) ---- ・[[315-5296]] (NEC製) I/O制御LSIとみられる。入出力ほかFM音源制御などもおこなっているものとみられる。  100ピンQFP #image(http://www40.atwiki.jp/arcadegames/?cmd=upload&act=open&page=315-5296&file=315-5296_01.jpg,width=320,height=264,title=315-5296,http://www40.atwiki.jp/arcadegames/?cmd=upload&act=open&page=315-5296&file=315-5296_01.jpg,blank) ---- *== ゲーム一覧 == |ゲーム名|ゲーム形番?|基板形番?| |[[ボナンザブラザーズ]]||| |[[クラックダウン]]|834-6570-04B|| |[[ラフレーサー]]||| |[[ゲイングランド]]||| |[[ホットロッド]]|833-6570-01|837-6571| //・[[]](834-7492-11E) *== 接続基板 == |シルク形番|パターン形番|機能| |[[837-7187]]-01|171-5875-01B|ROMボード(小) 2M~8MビットROMを最大8個搭載可能| ||834-6510|(A/D変換ボード)| |[[837-6443]]|?|(FDCボード)| *== リンク == ・[[セガ]](SEGA) *== 外部リンク == ・[[ Sega System 24 hardware description Version 0.3(03/27/03)>>http://cgfm2.emuviews.com/txt/s24tech.txt]] //[[ROAD "Unidentified" 4年待ったゲーム。「ラフレーサー」が遂に動きました。>//http://www.dropouters.com/k-two/index.php?itemid=605&catid=3]] ----
*== SYSTEM 24 == SYSTEM24はセガが開発したアーケードゲーム用システム基板。ビデオ出力の水平同期周波数が24kHzになり従来のものより高解像となった。24KHz対応モニターが必要。 基板にはいくつかのバージョンがある。前期版と後期版で搭載メモリ(DRAM)の容量が異なるものがあるので注意が必要。 リリース時期:1987年 *=== 基板のバージョンについて ===  基板の親形番(紙のシールで上書きしている形番ではなく、基板そのものにシルク印刷してある形番)により分類。 |CENTER:基板の親形番|CENTER:説明| |837-6442|スプライト用メモリ(推測)が256kビットDRAMx8個=256Kバイトしか実装されていない。&br()1MビットDRAM実装用パターンなし。&br()837-6442(紙のシールは837-6571 ホットロッドの基板)は256kビットDRAMしか実装されておらず、1MビットDRAM実装パターンがないバージョン。| |837-6442-01|スプライト用メモリ(推測)が256kビットDRAMx8個=256Kバイト実装され、かつ1MビットDRAMx4個=512Kバイト(IC85~88にMB81C4256または相当品)が実装されているか、または実装されていない場合は接続用の実装エリアがありその部分にICソケットが実装されていて後付けできるようになっている。&br()DRAMの切り替えはジャンパーJ1で行う。基板正面から見て左が1M、右が256kビット。&br()&br()シルク形番 837-6442-01&br()&image(http://www40.atwiki.jp/arcadegames/?cmd=upload&act=open&page=SYSTEM24&file=SYSTEM24_NUMBER_01.jpg,width=320,height=68,title=シルク形番,http://www40.atwiki.jp/arcadegames/?cmd=upload&act=open&page=SYSTEM24&file=SYSTEM24_NUMBER_01.jpg,blank)&br()&br()パターン形番 171-5553-01&br()&image(SYSTEM24_NUMBER_02.jpg,width=320,height=50,title=パターン形番,http://www40.atwiki.jp/arcadegames/?cmd=upload&act=open&page=SYSTEM24&file=SYSTEM24_NUMBER_02.jpg,blank)| |837-6442-02|スプライト用メモリ(推測)が1Mビットx4個=512KB実装されている。&br()切換え不要のためJ1はなくなっている。| 参考資料[[ホットロッドの基板>>http://www.tvspels-nostalgi.com/Bilder/PCB/segahotrod_pcb.jpg]] 参考資料[[MAME sega24.c>>http://mamedev.org/source/src/mame/drivers/segas24.c.html]] 参考資料[[SYSTEM24 HOTROD 基板の回路図>>http://www.cityofberwyn.com/schematics/PDF/HotRodSchem.pdf]] #center(){ |837-6442-02のDRAM切換え回路&br()J1にてDRAMの1M/256を切換える| |&image(http://www40.atwiki.jp/arcadegames/?cmd=upload&act=open&page=SYSTEM24&file=837-6442-02_01.jpg,http://www40.atwiki.jp/arcadegames/?cmd=upload&act=open&page=SYSTEM24&file=837-6442-02_01.jpg,width=480,inline,center,blank)| } ---- *== 仕様 == ・クロック  クリスタルオシレータ   OSC1 32MHz   OSC2 20MHz ・ジャンパースイッチ(基板形番 837-6442-01のみ)  J1:DRAM容量切換設定 256Mビット/1Mビット ・コネクタ |コネクタ番号|ピン数|機能| |(CN1)|56ピン|コンパネ接続I/F(非JAMMA)| |CN2|60ピン|ROMボード、拡張I/O、FDD-I/fなどを接続| |CN3|10ピン|データコミュニケーションコネクタ|  |CN4|8ピン|ヘッドホン音声出力| |CN5|30ピン|拡張I/O基板などを接続| |CN6|10ピン|予備電源コネクタ| |CN7|4ピン|外部音声入力,音声出力| ・コネクタ詳細 CN1 [[コントロールパネル用コネクタのピンアサイン(非JAMMA)>>http://www.mikesarcade.com/cgi-bin/spies.cgi?action=url&type=pinout&page=system24.txt]] CN6 予備電源コネクタ |ピン番号|機能| |1|+5V| |2|+5V| |3|+5V| |4|+5V| |5|NC| |6|GND| |7|GND| |8|GND| |9|GND| |10|+12V| ・基板サイズ  メイン基板 300mm×280×20mm(CN5の高さ含む、IC81(アンプ)用放熱板の高さ含まず) *== 主要チップ一覧 == ||[[YM2151]](OPM) (YAMAHA)FM音源| ||[[YM3012]](DAC) (YAMAHA)FM音源用DAC| ||[[68000]]-A CPU 10MHz| ||[[68000]]-B CPU 10MHz&br()またはそれ相当のセキュリティチップ[[FD1094]] (日立)など| |&image(http://www40.atwiki.jp/arcadegames/?cmd=upload&act=open&page=315-5242&file=315-5242_02.jpg,width=320,title=315-5242,http://www40.atwiki.jp/arcadegames/?cmd=upload&act=open&page=315-5242&file=315-5242_02.jpg,blank)|[[315-5242]] 32ピンハイブリッドIC&br()画像用D/Aコンバータ| |&image(http://www40.atwiki.jp/arcadegames/?cmd=upload&act=open&page=315-5292&file=315-5292_01.jpg,width=320,height=332,title=315-5292,http://www40.atwiki.jp/arcadegames/?cmd=upload&act=open&page=315-5292&file=315-5292_01.jpg,blank)|[[315-5292]] 160ピンQFP (富士通)&br()タイルマップ(BG面)ジェネレータとみられる| |&image(http://www40.atwiki.jp/arcadegames/?cmd=upload&act=open&page=315-5293&file=315-5293_01.jpg,width=320,height=295,title=315-5293,http://www40.atwiki.jp/arcadegames/?cmd=upload&act=open&page=315-5293&file=315-5293_01.jpg,blank)|[[315-5293]] 160ピンQFP (富士通製)&br()オブジェクト(スプライト)ジェネレータとみられる| |&image(http://www40.atwiki.jp/arcadegames/?cmd=upload&act=open&page=315-5294&file=315-5294_01.jpg,width=320,height=249,title=315-5294,http://www40.atwiki.jp/arcadegames/?cmd=upload&act=open&page=315-5294&file=315-5294_01.jpg,blank)|[[315-5294]] 100ピンQFP (NEC製)&br()ミキサーチップとみられる。&br()[[315-5292]]から出力されるタイルマップ(BG面)と[[315-5293]]から出力されるオブジェクト(スプライト)を合成したり表示優先順位をきめたりするものとみられる。| |&image(http://www40.atwiki.jp/arcadegames/?cmd=upload&act=open&page=315-5295&file=315-5295_01.jpg,width=320,height=260,title=315-5295,http://www40.atwiki.jp/arcadegames/?cmd=upload&act=open&page=315-5295&file=315-5295_01.jpg,blank)|[[315-5295]] 100ピンQFP (NEC製)&br()※3つ搭載&br()アドレスバスの切り換え、データバスの切り換えなどを行っているものとみられる。| |&image(http://www40.atwiki.jp/arcadegames/?cmd=upload&act=open&page=315-5296&file=315-5296_01.jpg,width=320,height=264,title=315-5296,http://www40.atwiki.jp/arcadegames/?cmd=upload&act=open&page=315-5296&file=315-5296_01.jpg,blank)|[[315-5296]] 100ピンQFP (NEC製)&br()I/O制御LSIとみられる。入出力ほかFM音源制御などもおこなっているものとみられる。| ---- *== ゲーム一覧 == |ゲーム名|ゲーム形番?|基板形番?| |[[ボナンザブラザーズ]]||| |[[クラックダウン]]|834-6570-04B|| |[[ラフレーサー]]||| |[[ゲイングランド]]||| |[[ホットロッド]]|833-6570-01|837-6571| //・[[]](834-7492-11E) *== 接続基板 == |シルク形番|パターン形番|機能| |[[837-7187]]-01|171-5875-01B|(ROMボード(小)) 2M~8MビットROMを最大8個搭載可能| |[[834-6510]]|?|(A/D変換ボード)| |[[837-6443]]|?|(FDCボード)| *== リンク == ・[[セガ]](SEGA) *== 外部リンク == ・[[ Sega System 24 hardware description Version 0.3(03/27/03)>>http://cgfm2.emuviews.com/txt/s24tech.txt]] //[[ROAD "Unidentified" 4年待ったゲーム。「ラフレーサー」が遂に動きました。>//http://www.dropouters.com/k-two/index.php?itemid=605&catid=3]] http://www.mamechannel.it/files_free/arcade_manuals_unpacked/crkdown.pdf/ ・[[CRACKDOWN OWNER'S MANUAL>>http://www.mamechannel.it/files_free/arcade_manuals_unpacked/crkdown.pdf]] ----

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