オクトバートとは、「禁忌・触れるな危険・封印すべきもの」を意味する古代言語であり、
どこから来たのか、どのようにしてもたらされたのか、その存在する目的は何か、
その全てが謎に包まれたモノの総称である。
オクトバートは、性質別にマテリア・モノリス・バイブル・メモリィ・レガシィ・レリック・タワー・アームの8つに大別される。
この世界で現在確認されている、どんな好物・金属とも異なる、異質な物質。
後述するモノリス・レガシィ・レリック・タワーの主たる構造素材であったり、アームの一部として用いられている。
神獣マルジアーマールの背中にて生成される特殊金属体との類似性を指摘する学者もいるが、
推測の域を脱していないのが現状である。
生成方法も、加工方法も不明であるため、転用の目処も立っていない。
触れたものに資格があれば、そのものに天恵を与える構造体。
触れた瞬間に知識が得られる、石碑が触れたものに語りかける、諸説あるが「常識外の知識を
与えてくれるもの」であることだけは共通している。
モノリスの中には、開放されたレガシィやレリックの内部詳細の説明のために語りかけるものもある。
紐解いた者に、この世界の外に存在すると言われている「何か」とを結び合わせると言われている書物。
結び合わされた「何か」がもたらす力は絶大とされ、紐解き中を見ただけで魂が汚染され絶命に至ることもある、
とされている。
(世界各地の大図書館・図書院にバイブルが数冊秘蔵されているとの噂もあるが、真偽は定かではない)
言葉でも、文字でもなく、およそ理解しがたい方法を用いてその内側に何かしらの情報を秘した、
と伝えられているモノ。
情報がその内に隠されているとしても、その情報を引き出す方法など存在しないので、どのような用途のものかは
現状定かではない。
中には、レガシィ・レリック・アームと対になっており、開錠具としての役割を持っているものもあるらしい。
その内部には古代文明の遺産が秘められているとされる建築物。
その多くは今も尚閉ざされており、力ずくか対になるメモリィを用いて扉を開けることで、中の存在を開放することになる。
外部は良く知られた物質で出来ている場合とマテリアで出来ている場合とあるが、内部主構造体はほぼ全て
マテリアで作られている。
(サミサール帝国(現
ミサミ・サ共和国)の急激な隆盛には、開放に成功したレガシィの存在に因るところが大きいと
されているが、その存在は高官にしか知られていないらしく、徹底的に秘匿されている)
俗に「形状不明の塔」と呼称される、建立された目的も、その使途も不明な施設。
レガシィと違い、特に内部に知識や技術の集積が存在しないことが多いが、それが逆に建築意図を不明瞭にしている。
一説には天界に続く架け橋とも、かつて存在していた浮遊大陸へ至る道とも言われているが、踏破したものが居ない、
帰ってきたもののレリックへ立ち入った記憶がない、などにより未だに研究は進んでいない。
目的も使途も不明だが、施設ではなくマテリアで作られた構造体・建造物。
モノリスと違い触れたところで何があるわけでもないのだが、おそらくは「そこにそれを作った」ことに
意味があるのではないか、とされている。
手のひらサイズから担ぐようなもの、巨人種向けまであるが、およそ人の手て取り扱うのであろうが
その使用方法の解析が進まないモノ。
その大半は遺跡や古戦場から発掘された後、形状の特殊性から美術品や骨董品として売買流通するため、
今どれだけのアームが掘り起こされているのかは定かではない。
かつては魔銃もアームに含まれていたが、比較的容易に使用方法が判明し、内部構造の解析ができ、劣化はあるものの
代替品の作成が可能になったため、現在はアームに含めて語ることはない。
初出:魔法学園120 その8
最終更新:2009年06月14日 18:24