撮影テクニック - (2010/05/13 (木) 03:41:17) の編集履歴(バックアップ)
撮影テクニック
自分用備忘録も兼ねています。
- 撮影用レフ板を使えば、ある程度暗くてもモデルの顔を明るく出来るほかプロの様なライティングで撮れる。
- ストロボは直接当てない
- クリップオンストロボを使用できる場合は ディフューザー などを使用する
- クリップオンストロボで部屋の天井が白い場合、天井バウンスすると自然なイメージに。バウンス出来ない場合はレフ版を使う
- スク水は質感を出したいならやはり濡らすべき。光沢感を出す場合は光を斜めから当てる。
- 水の場合表面には残らないのでローションやオイルの併用も有効。また水の場合は流しながら撮る。
- 部屋の中で撮る場合、窓際でレースのカーテンなどをバックにして撮ると柔らかいイメージに
- ストロボで光源の位置を変えたい場合は、ライトスタンドを利用してワイヤレス発光するか、モノブロックストロボを使う
- 露出は明るめにすると良い感じになる場合が多い(露出補正+0.7以上)
- 縦位置で撮る際、陰が気になる場合は L型ブラケット を利用してストロボの光軸をレンズと合わせる。
ライティング
写真撮影では構図やピントも重要だが、なによりもライティングが重要。
例え携帯のカメラで撮られた写真でも光の使い方がうまければ非常にうまく見える。
以下でそのテクニック、道具を解説する。
例え携帯のカメラで撮られた写真でも光の使い方がうまければ非常にうまく見える。
以下でそのテクニック、道具を解説する。
ストロボ
- クリップオンストロボ
主に一眼レフカメラの上部に取り付けて使用するタイプ。
カメラ内蔵のストロボより大きな光量が得られる。
発光部の角度を調整出来る物が大半で、これを利用した天井バウンスができる。
コンパクトカメラでも、スタンドに取り付け内蔵ストロボに合わせて発光させる(スレーブ発光)といった使い方も可能。
カメラ内蔵のストロボより大きな光量が得られる。
発光部の角度を調整出来る物が大半で、これを利用した天井バウンスができる。
コンパクトカメラでも、スタンドに取り付け内蔵ストロボに合わせて発光させる(スレーブ発光)といった使い方も可能。
- モノブロックストロボ
電源部と発光部が一体になったストロボで基本的にスタンドに取り付けて使用する。
クリップオンタイプよりも大きな光量が得られるため、商業写真などで一般的に使用される。
アンブレラ(傘)やソフトボックスを使うことで光を柔らかくし、より自然に撮影できる。
ワット数によって価格が異なるが、概ね2万円ほどから手に入る。
モノブロックストロボ一覧
クリップオンタイプよりも大きな光量が得られるため、商業写真などで一般的に使用される。
アンブレラ(傘)やソフトボックスを使うことで光を柔らかくし、より自然に撮影できる。
ワット数によって価格が異なるが、概ね2万円ほどから手に入る。
モノブロックストロボ一覧
レフ板
ストロボを使わないライティングの基本となる物。
片面が白や銀色をした板で、光を反射させて被写体に当てる目的で使用する。
自然光の場合でもモデルの斜め下から光を当てることで顔が明るくなる。
固定にはスタンドが必要になることが多いが、片手で持つことで一人でも撮影できるサイズの物もある。
レフ板一覧
片面が白や銀色をした板で、光を反射させて被写体に当てる目的で使用する。
自然光の場合でもモデルの斜め下から光を当てることで顔が明るくなる。
固定にはスタンドが必要になることが多いが、片手で持つことで一人でも撮影できるサイズの物もある。
レフ板一覧
ディフューズ・バウンス
ストロボの光は自然光の様に広範囲に降り注ぐ光源と違い、一点で強く発光する。
このためそのまま撮影すると被写体の後ろに強い陰がでたり、光沢が強調された不自然な写りになったりする。
これを解消するために行われるのがディフューズ・バウンスと呼ばれるもの。
ディフューズは半透明な紙(トレーシングペーパーなど)などに光を透過させる。
バウンスは天井や、レフ板などに光を反射させその光を被写体に当てる。
どちらも陰を薄くしたり、光を柔らかくする効果がある。
それでも陰が気になる場合は、光源の位置を出来るだけ高くし陰を下に落とすようにすると自然に見える。
このためそのまま撮影すると被写体の後ろに強い陰がでたり、光沢が強調された不自然な写りになったりする。
これを解消するために行われるのがディフューズ・バウンスと呼ばれるもの。
ディフューズは半透明な紙(トレーシングペーパーなど)などに光を透過させる。
バウンスは天井や、レフ板などに光を反射させその光を被写体に当てる。
どちらも陰を薄くしたり、光を柔らかくする効果がある。
それでも陰が気になる場合は、光源の位置を出来るだけ高くし陰を下に落とすようにすると自然に見える。
天井バウンス
普段我々が見ている自然光は上からの物なので、室内でストロボを使用して正面から光が当たる状態だと違和感を感じる。
このためストロボ撮影を行う場合は、光を柔らかくする目的も含めて天井に反射させて発光すると自然に見える。
これを天井バウンスといい部屋の天井が白い場合に有効。色の付いている場合は反射光がその色に被るので注意。
このためストロボ撮影を行う場合は、光を柔らかくする目的も含めて天井に反射させて発光すると自然に見える。
これを天井バウンスといい部屋の天井が白い場合に有効。色の付いている場合は反射光がその色に被るので注意。
ディフューザー
クリップオンタイプのストロボで前述のディフューズを行うためのもの。
発光面に被せるタイプ、本体に取り付けるタイプなどがある。
ルミクエストという製品が有名。
発光面に被せるタイプ、本体に取り付けるタイプなどがある。
ルミクエストという製品が有名。
アンブレラ・ソフトボックス
- アンブレラ
前述のバウンスを天井のないところでも行うための物。レフ板でも代用できる。
素材がしっかりしているため一般の傘より高価で、概ね5000円ほどからある。
モノブロックストロボには普通アンブレラを固定する部分が付いている。 - ソフトボックス
バウンスを行った後、前面に張られた半透明の素材でディフューズを行うもの。
ストロボとセット販売されていることが多い。
アンブレラでも前面にトレーシングペーパーなどを貼ることで同様の効果が得られる。
自作
ソフトボックスは市販のクリップライトなどを使って自作することが出来る。ボックス自体は段ボールなどで
ディフューザーにはトレーシングペーパーやクッキングシートなどを使うと良い。
光量は少ないが工夫次第で様々な使い方が出来る。
ディフューザーにはトレーシングペーパーやクッキングシートなどを使うと良い。
光量は少ないが工夫次第で様々な使い方が出来る。
水中撮影
一部の防水カメラを除き、多くデジタルカメラは防水ではないので水中撮影では
ハウジングと呼ばれる防水ケースが必要になるが、これはダイビングなどでの撮影を目的としているため
水深3m程度のプールではオーバースペック(深くなるにつれ水圧にも耐える必要があるため)。
そのため簡易防水ケースというものが販売されている。
防水ケース一覧
ハウジングと呼ばれる防水ケースが必要になるが、これはダイビングなどでの撮影を目的としているため
水深3m程度のプールではオーバースペック(深くなるにつれ水圧にも耐える必要があるため)。
そのため簡易防水ケースというものが販売されている。
防水ケース一覧
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撮影場所
着用の着用場所参照。
デジタルカメラの画素数の豆知識
多くの人が勘違いしているが、画素数が多い=高画質ではない。
下の表にもあるように、CCDのサイズが小さいままで画素数のみを増やすと様々な弊害がある。
このことはメーカーも当然知っているが、高機能化によるコスト上昇や価格の問題で小さくをせざるを得ない。
多くのデジタルカメラは素子のサイズが1/2.5インチだが、1/1.8インチ以下の製品も一部存在する。
新しい高画素の製品より、画素の少ない旧製品の方が画質が良いこともあるので、サンプル画像などでよく検討することが必要。
なお、これについてはCCDのサイズが小さい方がいいと主張する人もいる。
下の表にもあるように、CCDのサイズが小さいままで画素数のみを増やすと様々な弊害がある。
このことはメーカーも当然知っているが、高機能化によるコスト上昇や価格の問題で小さくをせざるを得ない。
多くのデジタルカメラは素子のサイズが1/2.5インチだが、1/1.8インチ以下の製品も一部存在する。
新しい高画素の製品より、画素の少ない旧製品の方が画質が良いこともあるので、サンプル画像などでよく検討することが必要。
なお、これについてはCCDのサイズが小さい方がいいと主張する人もいる。
CCDのサイズ 大 小
ダイナミックレンジ 広い 狭い
レンズの要求解像度 低い 高い
ノイズ 少ない 多い
レンズの要求解像度 低い 高い
ノイズ 少ない 多い
画素数 多い 少ない
実解像度 高い 低い
画素数が多いと画像の細かさ=解像度が上がるが、
レンズの要求解像度も上がるので安物レンズだと逆に解像度が低下して見える
安いカメラほどレンズも安物なのでこれでは本末転倒
逆にCCDのサイズが小さくても、良いレンズを使っていれば解像感の高いものもある。
また、CCDのサイズが小さいとノイズも乗りやすくなるのでこれをノイズリダクションで誤魔化す
結果ディテールのないのっぺりした画像に。
例: http://panasonic.jp/dc/gallery/sample/fp8/P1000146.JPG
ダイナミックレンジは表のようにサイズの大きい素子ほど広いが、富士フィルムのように画素を斜めに配置することで一画素当たりの面積を増やしこれを改善した製品もある。
※ダイナミックレンジ
素子が明暗どの程度の明るさまで感じとることができるか。白飛び、黒つぶれのしやすさ。
富士フィルムは「スーパーCCDハニカム」という名称でこれを克服したCCDを開発している
レンズの要求解像度も上がるので安物レンズだと逆に解像度が低下して見える
安いカメラほどレンズも安物なのでこれでは本末転倒
逆にCCDのサイズが小さくても、良いレンズを使っていれば解像感の高いものもある。
また、CCDのサイズが小さいとノイズも乗りやすくなるのでこれをノイズリダクションで誤魔化す
結果ディテールのないのっぺりした画像に。
例: http://panasonic.jp/dc/gallery/sample/fp8/P1000146.JPG
ダイナミックレンジは表のようにサイズの大きい素子ほど広いが、富士フィルムのように画素を斜めに配置することで一画素当たりの面積を増やしこれを改善した製品もある。
※ダイナミックレンジ
素子が明暗どの程度の明るさまで感じとることができるか。白飛び、黒つぶれのしやすさ。
富士フィルムは「スーパーCCDハニカム」という名称でこれを克服したCCDを開発している
関連リンク:
レンズの解像度
関連リンク: デジタル一眼レフのストロボを使って人物を撮る際のポイントは?
関連リンク: 富士フイルムに聞く「眼のメカニズムに迫る スーパーCCDハニカムEXR」 メーカーに聞く
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