小火器

小銃に関する質問はこちらをご覧ください

全般

コッキングして第一弾を薬室に給弾したのにもかかわらずにも、結局一発も撃たなかった
場合には、その第一弾は薬室から排莢して再び安全装置をかけるんでしょうか?(489a:619)

それともそのまま安全装置をかけて、次の会敵時には安全装置を解除してそのまま
コッキングせずに撃つんでしょうか?

銃の安全状態の設定によります、状況が終了せずに即応態勢を解くのであれば
そのまま安全装置を掛け、ダブルアクション式であれば、デコッキングレバーを操作し撃鉄を落します
これは携帯時の安全性よりも即応性を重視した安全措置です。

また、完全に戦闘態勢を解除した場合には、薬室内の弾薬を取り出した後、銃を安全状態にして収納します、
その際には、当然ながら弾倉を排出してから排出操作をする事に成ります。
(489a:625:三等自営業 ◆LiXVy0DO8s)

銃の代名詞ではいまだにマシンガンが幅を利かせてますが
なぜアサルトライフルという呼称は普及しないの?(488:217)


専門的な区別に興味の無い一般人にとっては、
マシンガンとアサルトライフルは区別とか差が上手く理解できないから。
これを理解するにはある程度、軍事について一定の予備知識がないと、
それぞれ「どういう目的で使われ、どういう違いがあるのか」が実感しにくい。

ちょっと外れ喩えになるが、鉄道関係に疎い人が、
「電車」と地方路線では一般的な「ディーゼル機関車」の差がわからず
田舎だから電車化してない、遅れていると思ってしまうのと似ている。
(488:220)

銃器におけるブルパップ方式の"ブルパップ"は開発者の名前に由来するのか(485:144)

それと、ブルパップ方式と同義の日本語名があるか教えてくれ

「ブルパップ Bullpup」の意味は「ブルドッグ(猛犬)の仔犬」。

日本語に強引に訳すなら「山椒は小粒でピリリと辛い」的な意味。
(485:147)

ちゅーわけで、ブルパップという名称は寸詰まりで鼻(突き出した銃身)がない外見に由来する。

チャウチャウでもよかったんちゃう?
(485:150)

どこかに銃弾の規格についてわかりやすく説明しているサイトはないでしょうか?(483:516)

50口径とか22口径とか12.7×99mmとか、いろんな書き方がしてあってよくわかりません。

どっかのFAQに載ってる気もするが、サイトとしては知らない。しかし、次がわかっていれば簡単。

銃の口径:45口径とか22口径とか。正確にはその前に小数点が付いてるインチ表示。
 例:50口径=正確には .50口径 =25.4mm×0.50 =12.7mm

ただし、砲の場合は砲身長を表すことがあり、この場合は口径の何倍の砲身長かを示す。
 例:155mm 52口径 =155mm×52 = 約8mの砲身長

銃弾は口径(弾丸部分の直径) × 薬莢長で表し、薬莢底部にリムがあれば(普通はリボルバー用)Rを付ける。
 例:7.62×39mm = 弾丸の直径(口径) 7.62mm × 薬莢の長さ 39mm リムなし。

ただし、弾丸の直径が同じであっても、誤装填を避けるためにわざと少し口径を違えて表記することもある。
英文だとどっかにまとまったサイトがあった希ガス。

ああ、これこれ。 > 英文サイト
ttp://www.quarry.nildram.co.uk/ammotables.htm

(483:519、521)

拳銃

自動拳銃で撃てる口径の弾を使うリボルバー拳銃って今でも意味はあるのでしょうか?(489a:485)

信頼性は最新の自動拳銃なら十分高いし、それ以外なら強力な弾が使えるぐらいしかメリットは無いのでは。

なにより安い。整備も自動拳銃より簡単。信頼性も比較すれば高い。
わざわざ別に弾倉なんか用意する必要がある自動拳銃なんか
やたらに弾撃つ職業、薄い拳銃でないと困る職業でない限り、意味ないでしょ。
弾込めるんだってけっこう大変だよ(弾倉満杯にするとバネが硬くって)。
{(489a:487)

現在の警察の制式拳銃であるニューナンブM60は、戦国時代の火縄銃と比べるとどれだけ威力が高いのでしょうか?(488:330)

武者鎧や西洋の鎧などは貫けるのでしょうか?

具体的な弾丸の威力(ジュール熱量とか)の数値がざっと検索した程度では見つからなかったんで、
そっちは分かる人に任せるが、
一般的に黒色火薬時代の火縄銃と現代の銃器の火薬は製法・精度からして段違いなので、
距離にもよるが、拳銃の有効射程距離であるならば、充分甲冑を貫くことは可能だろう。
(と、拳銃一般、ただし比較的小口径の物を除く、は言われている)
しかし、弾丸を当てる角度とか、距離がある程度離れるとかすると、弾かれてしまう可能性は残る。

あと、甲冑も時代によって微妙に強度が違うので、全部の甲冑が貫けるとも断言できないだろう…
これも、甲冑ごとの拳銃弾での実験比較データとかあればいいんだが、
ニューナンブの38スペシャルでのデータなんてまず無いだろうからなあ。
(488:342)
一番沢山出回った「堺筒」は、9mmパラベラム及び.45ACPとほぼ同等で、
平均的な弾丸威力の.38splよりも高い威力となっています
なので、一般には同等かやや劣る、と言った感じでしょうか。

なので、火縄銃の交戦距離より短い射程、およそ30~50m以内の距離でならば、鎧を貫通した事でしょう。
(488:460:三等自営業 ◆LiXVy0DO8s)

ピストルの長いマガジンってなんて言うんですか?(486:91)

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ピストルのこーいう長いマガジンってなんて言うんですか?

もしかしてフィクション?実在しない?

ロングマガジン
(486:93)
普通にあるけど、意味がないからあまり使わない
(486:94)
グロック17やベレッタM93Rなど、そういうロングマガジンを使うピストルはありますが、
実際に多用されてはいないようです
(486:95)
エクステンディド・マガジンともいう罠。フルオートで撃つ時でもないと意味ないからめったに使われない。

ピストルの長所は嵩張らないことなのに、嵩張るマガジン付けてどうするの、というのと、
フルオートでピストル撃ったら弾散らばるだけ、サブマシンガン使えよ、というのと。

まあ、こんなおっちゃんもいるけど。
http://jp.youtube.com/watch?v=kBjUDCyDCuI
(486:96)

軍や警察の特殊部隊が採用するガバメントモデルのカスタムにダブルカーラム仕様のものが少ないのはなぜなんでしょうか?(484:706)

七発あれば充分だから?

45口径の太い弾はダブルカラムが難しいのか、信頼性の高いダブルカラムのコルト45のモデルが無いから。

FBIのHRTチームにパラオーディナンスのダブルカラムの45が採用された事があるが、信頼性の確保が問題だったらしく
何度か改修を試みた結果、その後、シングルカラムの45が再採用になってる。
{(484:707)

漫画等で拳銃のバレルとスライドを長くするという改造をよく見ますが、逆に短くすると何かメリットが生まれるのでしょうか? (484:133)


軽くて小さいと取り回しが楽になるよね。
(484:138)

ついでに軽くなる。あと弱装弾を使いたい時(消音のため亜音速弾にしたいとか)、
そのままでは作動不良になることがあるから、バレル、スライドを短くして軽くする
(同時にリコイルスプリングも短くするとか)という事もあるだろう。

これは全自動射撃時の発射速度向上にもつながるが、拳銃では関係ないにゃんごろ。
(484:148)

拳銃用に9mm弾、小銃用に5.56mmとか7.62mmとかよく聞くけど要するに拳銃の方が太くて短い弾薬を使ってるわけ? (482:148)


そうなんだけど、ライフル弾ではボトルネックが普通だから、弾の口径は小さくても、
薬莢の直径は太かったりすることもある。

例えば5.56×45mm、NATOライフル弾の場合、リム(薬莢底部)の直径は9.6mmもある。
ttp://en.wikipedia.org/wiki/5.56x45mm_NATO
(482:150)

自動拳銃のハンマー式とストライカー式それぞれのメリットとデメリットを教えて下さい。 (480:560)


ハンマー式のメリットは、倒れた状態から指又は引き鉄で起こして撃発出来る事で
これは不発の場合に再度起こして撃発を試みる事が出来る点です
また、起きている状態を目視確認出来るので、装填動作を忘れて仕舞う事も少ないです

デメリットとしては、ハンマーとファイアリングピンの間に物が挟まって不発を招く危険性が多少あるくらいですが
メカニズムとしては極初期から主流に成っており、信頼性は高いものになっています

ストライカー式のメリットは、撃発機構を内蔵する事になるため、
外側に露出する銃の可動部分を減らす事が可能で、これは衣服のポケット等で携帯する場合
抜く時の引っ掛かりを防止する事が出来、また引き鉄の引き代を短く出来ます

デメリットとしては、コッキング(発射可能)状態を見た目に判断出来ない為
装填動作を忘れて仕舞う事がままある、と言う点で
また不発が有った場合、再度プライマーを打撃すると言う動作が事実上不可能に成っています。
(480:567:三等自営業 ◆LiXVy0DO8s)

567氏が良くまとめられているが、補足。
ストライカー式だと、トリガープルの感触が不自然な感じになり、それを嫌う射手も多い。
(480:568)

で、グロックで採用されたファーストアクションと言うものがありまして
これがダブルアクション方式に近いストライカー撃発機構と成っていて
引き鉄と連動したトリガーバーが半分後退したストライカーを僅かに後退させてからリリースし
違和感の少ない引き味と安全性の両立を実現しています。
(480:569:三等自営業 ◆LiXVy0DO8s)

東南アジアの国でグアムのワールドガン並に評価の高い射撃場ってあるでしょうか?扱う銃もインストラクターも射撃場もちゃんとしてるのがいいです


A・ソウルのロッテワールド地下の射撃場。
  インストラクターは韓国軍のナショナルチーム出身者。

B・バンコク 国軍のやってる射撃場があるけど、拳銃だけ。
  アジア  いろいろ。
  中 国  昔は広州の駅横に広州市射撃場ってのがあって、フル撃ちで格安。

詳細はこちらで^^ ↓

(初心者質問スレ465:295)

旧式銃

回転弾倉式のライフルで使用する実包は拳銃弾と同じだったのでしょうか。(489a:272)

お尋ねします。
アメリカに昔、コルトピースメーカーをそのままサイズアップしたような
回転弾倉式のライフルがありましたが(たとえばこんなの↓)
http://www.thesteelsource.com/html/d1188.htm
使用する実包は拳銃弾と同じだったのでしょうか。
それとも拳銃弾とは別のライフル専用の実包だったのでしょうか。

この頃はまだ前装銃も使われていた時代で、
弾丸の種類も丸弾やらミニエ弾やらと多岐にわたっていた。
なので、特にライフル用、拳銃用といった区別も無く
その銃の様式にあった弾を使っていた。
(489a:280)
こいつは.56 caliber 5-shot(14.2mm)なのでライフル用の弾
The cylinder had to be removed, powder packed into each of the chambers, a bullet packed
on top of the powder, the chambers sealed with wax,.....
なのでパーカッションリボルバーと同じ構造と思われる。
(ttp://www.aotc.net/Spencer.htm The Spencer repeater、The Colt revolving rifleの項)
http://en.wikipedia.org/wiki/Colt_revolving_rifle

パーカッションリボルバー(Colt 1851 Navy Revolver)については
http://en.wikipedia.org/wiki/Colt_1851_Navy_Revolver
(489a:313)

ゲベール銃などの、先込め銃って火縄時代の銃ととどう違うの?(486:739)

火薬袋をちぎって、火薬を入れて、弾を棒で込めるって戦闘方法は長篠の戦いと変わらないですよね?
火薬の違いですか?

点火方式が違う
  • 火縄銃は火縄を火皿に押し当てて点火
  • ゲベール銃は火打石を火打ち金に叩きつけ、その火花で点火
(486:740)
性能的に有意な違いはほとんどない。
敢えて言うなら、フリントロックは機構上命中精度に影響がでる。
火縄銃は発射速度でちょっと負けてる。

幕末に余ったゲベール銃を掴まされた幕府軍や会津藩等は色々苦労をしてるね。
(486:744)
ゲベール銃と火縄銃では、性能的にはほぼ同じ。
ただ運用面で、火縄を使わなくなったのは効果が大きい。

ゲベール銃も幕末の時代には既に旧式銃。
パーカッションロックやミニエ弾使用の先込めライフルが輸入されると圧倒されていく。
(486:746)
晴れているとは限らない戦場で、火縄にすばやく火をつけ、消さないように持ち歩く苦労を、
想像して見てください。火縄が燃える匂いと煙で、待ち伏せが困難になる不利もね。
(486:741)

17世紀から19世紀のマスケット銃や19世紀後半からのマズルローダーの施条銃について調べているんですが(484:338)

なかなか良いサイトや書籍が見つかりません。
お勧めのサイトや書籍など、教えて下さい 。

佐山二郎さんの「小銃・拳銃・機関銃入門」(光人社NF文庫)とか、所荘吉さんの
「図解古銃事典」(雄山閣)、マール社の「武器」、宇田川武久さんの「鉄砲伝来の
日本史」…入手可能な本ならこの辺りかしらん。
(484:342:眠い人 ◆gQikaJHtf2)

戦争の世界史
火器の誕生とヨーロッパの戦争
(484:344)

火縄銃以前の初期の鉄砲は当時の弓矢より威力も有効射程距離も低かったのですか?(479:118)


ライフリングが入ってない銃の有効射程は弓矢より短いのが普通です。
威力はどう見るかが難しいのですが
(479:123)

火縄銃も含めて旋条が切られていない滑腔銃は弾道が不安定なので、熟練した射手の扱う弓矢よりも当たりにくい。
だからごく初期の銃は弾の威力よりも、音と煙で人馬を驚かせるために撃たれたようなものだった。
また工作精度も低かったので火薬の燃焼ガスの漏洩が多く、鎧も貫く長弓や弩弓などに比べれば威力は低かった。
しかし熟練するまで数年を要し体格にも左右される弓と比べて、銃のほうが射撃操作が簡単で誰でも扱えるというメリットがあった。
このため後期の火縄銃やフリントロック銃では、横に隊列を組んだ銃兵による一斉射撃で命中率の低さをカバーした。
(479:124)

ドラグーン(龍騎兵)の語源は何でしょうか? (472:431)

龍みたいに強いからとか?

手持ち火縄銃(ドラグーン)を装備していた事から由来している。
竜騎兵は年代にもよるが基本的に乗馬歩兵(移動手段として馬に乗る・戦場では歩兵)でした。

http://en.wikipedia.org/wiki/Dragoon
1)竜騎兵の持つ銃が火を吐く竜に喩えられてドラゴンと呼ばれたから。
2)竜騎兵の原型である乗馬歩兵を育成した11世紀のフランス貴族Guillaume de Gomiecourtの異名から。

既に解答が付いているが、余談的なというか、何故銃がドラゴンに喩えられたかについても
知っておくと面白いので補足

昔の銃は使用している火薬の精度が今よりよくなく、発砲時の煙とマズルファイアが
やや大きかった(無煙火薬が発明される前は特に)ため、
銃を隊列を組んで連続で撃ち続けていると煙幕でも張ったみたいになって視界が悪くなるほどだった
それを、ドラゴンの吐く炎(と煙)に喩えてドラグーンとも呼ばれるようになったわけ

(472:431-436)

機関銃

C-MAGみたいなドラムマガジンっていつから出てきたんでしょうか?(487:919)

最初期の時代からあった。
ドラムよりボックスマガジンの方が生産性が良いので軍隊はボックスを採用してただけです
(487:921)

.50AEの弾を使用するサブマシンガンは作れるでしょうか?(487:767)

実用的でないのは想像つきますが、洒落のつもりで作ってみた実例でもないでしょうか。
もしあるなら撃ってみたときの動画も見てみたいのですが。
技術的な問題のみ話すんだったら、作ろうと思えば作れる。
ま、わかってるとは言え、実用性がというか、何に対して使うつもりなのかが微妙だがな。

ライフル用の弾丸を使う拳銃とかを洒落で作ってる人とか
その実際の銃の画像とかは一部で知られてもいるが、
.50AEのSMGはさすがに聞いたことないなあ…
(487:771)
より強力な小銃弾・突撃銃弾でフルオート銃作れるんだから作れるよ。
たしかエネルギーが7.62×39弾と同じぐらいだろ?
むしろ弾種がマイナーすぎる方が問題
(487:773)
作れるかどうかならイエス。
だが、自動火器の製作、開発の手間はその大半が動作機構の調整にある。
だから、ちょっと作ってみた的なものってのは無い。
実質的に新銃開発と同等の手間、暇、金が掛かるから。
(487:792)

初期のガトリング砲があんまり活躍できなかったのは何で?

似たような機関銃が日露や第一次大戦であんなに猛威を振るったと言うのに。

銃口の位置が高く、また、防弾版がついてなかったので射手が狙撃されて
簡単に無効化されたから。
(462:725)

手回し式のガトリング砲は砲架に載せて運用しているだろ。
それくらい重い代物だったから、運用の手間が野砲並で歩兵に追従するのは難しかった。
にもかかわらず、射程が小銃並みと言う中途半端な位置づけだったのがネックだった。
更に防盾もなく、砲の取り付け位置も高い為、敵兵の射線に晒されると簡単に無力化されてしまう存在だった。

それと、無煙火薬登場以前というのもマイナスになってくる。
連射をすれば凄まじい硝煙が立ち込め、狙いを付けるのは不可能となる。
無煙火薬が登場する頃にはホチキスやマキシム機関銃が出ていて、衰退していった。
(462:726)

極初期の段階で弾薬側の加工精度の問題で信頼性不足であった点や射手を守る防盾を除けば、
本体にこれと言った問題はありません。
言うなれば、大量生産や銃撃戦の技術が未発達な時代に登場してしまったことから解決すべき
問題が出てしまった感じですか。

その後航空用として再注目される前に一度衰退します。
要は銃弾の加工精度が上がったり、防盾を装備して問題が解決された後に廃れるんですが。理由は以下の通りです。
 ・大きく重い。
 ・手動では大きさに見合う火力が得られない。
と言うことで反動利用式の機関銃が主流となります。
また、銃身が一本の方が冷却もしやすいですし。

で、外部動力(電気モーターやオイルモーター)が使えるようになって、圧倒的な発射レートを
得られる航空機関銃として再評価される訳です。
(462:914)

よく映画やゲーム、アニメなんかでバルカン砲がくるくる回って回転速度が速くなってから弾を撃ちだすけど、実際にあることなんですか?

論より証拠。
おそらく、装填位置から発射位置まで回るほんのわずかな時間しかタイムラグはないと思われ。
(458:750)

ない。一発目から電気的に撃発される。回転が上がって所定の発射速度に達するまで0.3秒かかるが、
その間も銃弾は発射されている。むしろ、この最初の0.3秒の間の方が照準が確かだという議論がある。

ただ、引き金を離すと電気発火は停止し、給弾されたタマは回転が停止するまで単に排出されるだけになる。
この間は空転することになる。「やば」と思って引き金を離せば、その場で発射が止まってくれるということ。

(458:752)

旧日本軍で軽機関銃に銃剣をつけていたのはなぜか

射撃時に銃(軽機)が安定して命中精度を上げるための重りとして付けたんじゃないのか?

銃剣を装着する事で命中精度が向上したのは副次的なもので
設計時に意図したものではないようです

当時の日本軍は、小火器全てに着剣装置を取り付け、
銃剣突撃に備える、と言う運用思想だったのです
軽機関銃と言えど、携帯火器なので当然の如く銃剣が付けられました。
(378:503)

じゃ、実際に軽機で銃剣突撃っておこなわれたの?
なんか激しく無駄のような気がするんだけど

旧陸軍の軽機は、他の分隊歩兵といっしょに駆けながら敵火点をバースト射撃で潰すのが目的なので、
必然的に普通の歩兵と一緒に突撃する事になる
(378:520)

機関銃の銃身交換とはどういう目的なのか,また必要とする銃器とそうでない銃器はどう違うのでしょうか?


 銃弾と言うのは30発も撃つと銃身が激しく加熱します.
 このまま射撃と続けると,加熱により銃身が焼損してしまいます.
 その為,加熱した銃身を予備と交換する事でクールダウンし,銃身命数を延長,さらには持続発射弾数(継続して射撃出来る弾数)を延ばす事を目的としています.
 これは運用上200発以上の持続射撃を必要とする軽機関銃では必須の機構です.
 通常は500発前後で銃身交換をするようになっていますね.

 銃身交換を必要としない銃器は,軽量である事が至上である自動小銃の他,軽便性を重視した主にロシアの分隊火器で,これらは100~200発で射撃を一端停止,移動する事で時間を置き,銃心を冷やすと言う運用形態を採用しています.
(三等自営業 ◆LiXVy0DO8s)

小銃を打つときは左手でハンドガードを持つのに、M60やミニミを射撃するときには左手でハンドガードを持たずに顎の下に添えるのはなぜですか?(479:696)


あれは、銃床を押さえている。

小銃を手持ちで射撃するときは、前方を支えてやる必要があるので、ハンドガードを保持する。
一方、二脚付きの火器を射撃するときは、前方は二脚で支持されるので、後方の保持をさらに確実にするため、
銃床を押さえる。

MINIMIなんかでも、二脚を使わずに射撃するときは、前方のハンドガードを持つよ。
(479:699)

MP40を構えた時、片手がマガジンを握っているように見えるんですが装弾不良や暴発といったトラブルは起きなかったのでしょうか?(480:720)

素人考えでは発砲時にマガジンが動いてしまうのはマズイと思うのですが

おっしゃるとおり、MP38/40のマガジンはそれほどがっちり固定されていないため、
マガジンを持って支えてしまうと装弾不良の原因になりました。

このため、銃の下部か、マガジンの上のマガジンホールドの部分を持つように指導されていました。
しかし銃身にカバーがないため、銃の下部を持つとちょっとしたはずみで銃身に触れて火傷することがあり、
マガジンホールド部で支えるのが好まれることになります。

すると往々にしてマガジン部で支えることも生じ、装弾不良の原因となる・・・と。
もともとMP38/40のマガジン自体に、装弾不良を起こしやすい設計上の欠点もありました。
(480:728)

PKとかに使われる7.62mm×54R ってどんな欠陥があるんですか? (481:940)


薬莢底部に縁のある、所謂リムドカートリッジである事が最大の欠点です
具体的には、弾倉内部でスタックしないように設計するのが難しいようで
威力的には必要充分で機関銃弾としては優秀で、いまでも旧東側を始め主力たらしめています。
(481:952:三等自営業 ◆LiXVy0DO8s)

「R」とついてるところからもわかるように、「リムド」と呼ばれる
薬莢の後端にリム(縁)のついた薬莢形状をしている弾薬なので、
重ねて弾倉に収めることが難しい。極端に書くと、T (下の側が先端(弾丸の方)
の形してるので。

そのため、自動小銃用の弾薬に使うことが難しかった。
(481:955)

M249はどういう構造でベルト給弾とボックス給弾を両立してるのですか(483:942)


ベルトリンク用の給弾口から入った弾は、装填器がリンクから引き抜いて
斜め下のボルトが後退して出来てる空間に放り込む。それを今度は後退していた
ボルトが前進してチャンバーに送り込み、閉鎖、撃発となる。
マガジンの装着部はベルトリンク用の給弾口の下にあって、マガジンからの弾は
直接ボルトが前進する時にチャンバーに送り込んでゆく。

尚、マガジンの装着部には断面形が く 形のカバーがあって、これは
ベルトリンクを装填するとマガジンの装着口を、マガジンを装填すると
ベルトリンクの装弾口を塞ぐようになっている。
なのでベルトリンクとマガジンを同時に使うことは出来ない、という
安全設計。
(483:946)

その他

M79やM203などの携帯式/装着式グレネードランチャーの40×46mm弾と、
Mk19などのフルオートグレネードランチャーの40×53mm弾、共用弾薬でないのはなぜでしょうか?(493:20)

共用にしてしまえば、コストも安くなると思うのですが。

40mm×46を元に、発射薬を増加して射程を拡張したものが40mm×53で
弾薬としては.357Magと.38splの関係と同じく、上位互換性を持っています
なので40mm×53を使用可能な発射機は40mm×46も発射出来ますので
必要充分な互換性を備えているため、装備の更新が進めば問題は解消します。

補足しますとM203は、砲身スライド式なので
弾種によっては40mm×53が装填出来ませんし
また反動が過大となるため使用は推奨できません
完全な上位互換性は手動式に限られます

Mk19や自動擲弾発射機のような自動式の場合には、
動作に必要な反動が得られない為40mm×46の使用に適していません
(493:21,25:三等自営業 ◆LiXVy0DO8s)

M203等で撃ち出す40mmグレネード弾にロケット推進アシスト付きの弾種あるいはそれに近いものがあるか教えてくれ(489a:173)


ない。精度とペイロードが落ちすぎて射程が伸びても意味ない。

で、ロケットアシストの有無と無反動砲とは無関係だから、
仮にロケット付けてもM203は無反動砲に分類されない。
射出が有反動で行われるから。

ロケットアシストの砲弾装填するたびに
155mm自走砲が155mm無反動砲に改名したりしない。
(489a:188)

散弾銃はセミオートよりポンプアクションの方が装弾不良が少ないという説はよく広まってますが
よく考えたらこれっておかしくない事ですか?(489a:488)

散弾銃のセミオートは通常の突撃銃や拳銃でも使っている「反動を利用した排莢」なのですから
現在の突撃銃の連射具合などを見ても装弾不良の割合がセミオート>ポンプアクションになるとは
とても考えにくいのですが・・・

おかしくない。

突撃銃や拳銃でも、いくらでも作動不良を起こす。L85なんかもっとすごい。
反動を利用するより、外力で強制的に動かすほうが確実に決まってるじゃん。
(489a:491)
ガス圧作動式の銃というのは、

発射ガスの圧力
 (+時間経過による圧変化)
 (+弾丸の抵抗)
 (+ガスの漏れ)
作動部品の重量
複座スプリングの強度
各部の摩擦

などがバランスすることによって初めて正常に動く。
バランスが崩れると壊れたり、作動不全を起こしたりする。
手動式なら手の方が勝手にバランスを取ってくれる。。
(489a:493)
 数発をあまり連射せずに撃つという状況に特化し、ほぼ絶対の信頼性があるのがポンプアクション。
 いくら数十発撃ちまくり状況でオートの信頼性が向上しようと、原理的に「いつか必ずジャムる」限り、
ポンプアクションと同様な使い方をしても「いつか必ずジャムる」。
 ならば、ポンプアクションで間に合う使い方をしている限り、その「いつか」が来ないポンプはオート
に勝る。

 まあ、幾らポンプアクションでも、度が過ぎたムチャすれば壊れるけどね(引き金引きっぱなしで
ポンプで猛烈に速く動かして「フルオート」するとかw) 。
(489a:501)
突撃銃や拳銃は、基本的に使う弾は一種類に決まっていて
雑多な種類の弾を混合して装填して撃つなんてことはしない。

だが散弾銃はそれをする。一粒弾を撃ったり、散弾でも一つ一つの粒が小さかったり大きかったり、
はてはゴム製の低殺傷弾など、様々な種類の弾を一つの銃で撃ち分けられるのが散弾銃の利点。

違う種類の弾は反動も違い重さも違い発生するガスの圧力や量も違う。
その全ての弾に対応して快調に作動するシステムなんてものを作ることは不可能。
散弾銃に手動装填式のものが多いのはそういった理由もある。

レピーター(ポンプアクション)式の銃は、箱形弾倉ではなくてチューブ式の弾倉を持ってるものが多いのは、
「最後に装填した弾が最初に発射される」というチューブ式弾倉の特徴が、
状況や必要に応じて多くの種類の弾を使い分ける必要がある散弾銃に適しているから。
(この特徴は箱形弾倉にも若干当てはまるけれど利便性という点でチューブ式弾倉には勝てない)
(489a:505)
ポンプアクション式の手動装填装置は、100年以上の歴史を持つ、非常に信頼性の高い連発機構です
また薬室に装填された弾薬を簡単な操作で取り出し、別の弾種へと即座に切り替える事が出来ると言う
特筆すべきメリットがある為、今日でも散弾銃の機構として主流となっています。
501
一部のポンプアクション式散弾銃では、引き金を引いたまま先台を前後する事で発砲可能な
「ラピッドファイア」機構を採用したものもあり、ある程度までの発射速度までなら十分対応しています。
(489a:591:三等自営業 ◆LiXVy0DO8s)

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最終更新:2009年03月18日 00:49
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