踊り子に獣の熱情が迸る

32話 踊り子に獣の熱情が迸る

とある民家の中。
和室に敷かれた布団の上で、金髪美女とシェパード獣人青年が裸で絡み合っていた。
大きく股を開いた美女に向かってシェパード青年は涎を垂らしながら腰を振る。
美女の豊満な乳房を揉みしだき、舐め回し乳首にしゃぶりつく。

「はあぁん……あ……ん……気持ち良い? 賢通君」
「凄く、気持ち良いよぉっ……オ*ニーより何倍も何百倍も……お*んぽとろけちゃうっ、何回でもイけるよぉ!」
「へっ……すげぇな、精力絶倫じゃねーか」

既に何回も美女――板倉怜佳の身体で楽しんだ白狼、ハヤトは、少し離れた所で寝そべりながら、
怜佳とシェパード青年、上泉賢通の激しい行為を見物していた。
彼の股間のモノは、ギンギンに肥大し根元の瘤も完全に巨大化し、粘液と白濁液に塗れ先端からも白液が出ていた。
何度も絶頂に達した事を表していた。

「あっ、板倉さん、また出ちゃうっ!」
「良いよ、来て」
「アアァアアァ……! ア~ッ……」

賢通が腰を思い切り突き入れ、ビクビクと身体を震わせる。

「あぁ、あぁああぁあんっ……」

同時に怜佳も嬌声を発して達した。

「これで六回目……俺でも四回が限界だったのに」

賢通が達する回数を数え、その多さにハヤトは呆れた表情を浮かべた。
童貞で自慰ばかりしていたらしいがここまで精力が強いものなのだろうか、と。
やがて、賢通は怜佳のそこから自分のモノを引き抜き彼女の傍に寝転がった。
つーんと、雄臭い臭気がハヤトの鼻を刺激する。

「はぁ、はぁ、はぁ……」
「ハァ、ハァ……賢通君すごぉい……もう私のお腹、賢通君とハヤトの*液でパンパンだよぉ」

そこから溢れ出る濃厚な雄液をつまみながら怜佳が言う。
先に放たれたハヤトの分と合わせるともはや彼女の子宮と膣は神狼と犬獣人の雄汁で満杯になっているだろう。

(こんなに濃いの一杯出されたら、赤ちゃん出来ちゃうかな……まあいいか)

心の中で怜佳は妊娠の可能性を考えたが、二人に余計な気を使わせたくないため言葉にはしなかった。

「……はぁ」

賢通は夢心地なのだろう、仰向けに寝そべったまま天井を見つめ息を荒げ、無言だ。
股間のモノは怜佳の愛液と己の精で濡れに濡れ、日光で妖しく光っていた。

「でも……ちょっと疲れちゃったな……ちょっとだけ、寝て良い?」
「ああ、良いぜ」
「俺も……良いですか」
「おう」

激しい行為により体力を消耗した怜佳と賢通は仮眠を取る事にした。
ハヤトも疲労はしていたが眠くは無かった。
ただ、何か甘い物が欲しくなり、台所へ向かった。


【D-5/市街地神栖家/朝】
【上泉賢通】
[状態]全裸、恍惚、疲労(大)、仮眠中
[装備]マイナスドライバー
[持物]基本支給品一式、ペンタブレット
[思考]
基本:死にたくない。
1:最高……。
2:怜佳さん、ハヤトさんと行動を共にする。

【ハヤト】
[状態]疲労(大)、陰茎完全勃起&露出
[装備]無し
[持物]基本支給品一式
[思考]
基本:殺し合いには乗らない。
1:甘い物が食べたい
2:怜佳、賢通と行動を共にする。

【板倉怜佳】
[状態]全裸、体液塗れ、疲労(大)、仮眠中
[装備]ニンテンドーゲームキューブ
[持物]基本支給品一式
[思考]
基本:殺し合いには乗らない。
1:気持ち良かったあ……。
2:ハヤト、賢通君と行動を共にする。



031:来世ではきっと良い事ある、かどうかは知らん 目次順 033:行軍
019:覗きは良くないと思います 上泉賢通 043:生死と隣り合わせのスレチガイ
019:覗きは良くないと思います ハヤト 043:生死と隣り合わせのスレチガイ
019:覗きは良くないと思います 板倉怜佳 043:生死と隣り合わせのスレチガイ
最終更新:2013年03月21日 22:22