中世におけるヨーロッパの医学はアラブの影響を受けたものだったが、 ルネサンス期になって人体図と活版印刷が生まれると、さらに大きく進歩した。 15世紀にもゆっくりとながら科学の進歩は始まっていたから、 以前と比べれば医療らしい医療も行われるようになっていたが、 昔ながらのやり方が一番だといって、村のまじない師のほうへ通う人もまだまだ多かったんだ ちなみに1350年の疫病によってたくさんの死者が出て以来、 多くの医者は患者を治療するときに特別な服を着るようになった。 感染を防ぐため、ロウを塗ったケープをはおり、 鳥のくちばしのような形をした、いわばガスマスクの原型のようなものをつけたんだ