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高校生さんへ - (2008/04/02 (水) 17:12:53) の編集履歴(バックアップ)


『私は、工学部なのに医学や物理学など幅広い分野を学ぶことができるこの学科に大変興味を持ちました。超高齢社会が進み、福祉の充実が求められるこの時代、より直接的に人間に役立つ工業が必要だと考えます。私は福祉医療機器を改善、開発することを通して、社会貢献したいと考え、この学科を選びました。また私は、福祉工学を学べる大学は全国えもわずかであるにもかかわらず、近隣の岩手大学で学べることを知り、地理的な面でもとても気に入り、志望しました。』


これは、私が高校3年生の時に福祉システム工学科を志望した理由です。


皆さんの中にも、同じような志望理由をお考えの方がいらっしゃるのではないでしょーか!?


私は、高校生の時、理系教科(数学、物理、化学…)が得意かつ大好きでした。
その反面、文系教科(国語、英語、現代社会、地理、歴史…)は不得意かつ大きらいでした…


でも将来何になりたいか、と考えたとき。
1番最初に思い浮かんだのは、”福祉”という言葉。


これからの時代、福祉という概念なしには生活していけない。
日本にはもっともっと福祉の充実が必要なんじゃないか。


そぉかんがえました。


では主な仕事ってなんだろう。


福祉といっても、その範囲は膨大。


でも福祉という言葉を聞くと、だいたいの方は高齢者を対象とした言葉、というイメージが強いのではないでしょうか。


少なくとも私はそう考えてました。


なので、思いつく職業は、社会福祉士、理学・作業療法士、介護福祉士…など、高齢者と直接接するようなものでした。


私も最初は以上に述べたような職種を希望し受験勉強していました。


しかし。



得意の理系教科をあまり生かすことができませんでした。


これらの職種は、文型教科が強い方の方が有利だったんです。


自分自身、上に述べた仕事をしてみたい、という願望はあったものの、せっかく大学にいくなら、大好きな理系教科(とくに物理)の知識を増やしたい、生かしたい…


しかし、理系教科を学ぶ学科といえば、
工学部、農学部、理学部、医学部(は頭の関係上無理…笑)etc…


正直、名前を聞いただけでは堅苦しいイメージ。
そしてどんな職業に就けるのか想像できません。


そして福祉とはかけ離れていく…


悩みました…。


しかし、そんな中、”福祉工学”という言葉を耳にしました。
はじめは何だろう、と思いましたが、岩手大学のオープンキャンパスに来て、話を聞き、情報を集めているうちに、福祉工学という言葉に引かれていきました。


理系の知識も増やせる。そして、直接的ではないけど、間接的に福祉に貢献できるのではないか…


リハビリ、カウンセリング、介護…など、人間のできることには限界があります。
やはり機械、機器なしには成り立たないんです。
私がなりたかった理学療法士や介護福祉士などが快適に使えるような機械を開発、改良してみたい、と考えました。


そして福祉システム工学科に入りました。


入ってから思ったこと。


確かにイロイロな分野を学べます。
材料、化学、生物、医学概論、生理学、数学、電気、情報など…
本当に幅広いです。

しかし、それらを専門に勉強している人の知識(たとえば電気を専門に勉強している人の電気の知識)に比べたら、うちの学科で学べる知識は本当に初歩的なもの。
敵うはずがありません。
いうなれば、浅く広く…といったところでしょうか。


これだけ聞くと、あまりいいイメージを持たないかも知れません。


しかし、工学部だけど、生体系も学べるんです。
普通の工学部は工学の知識しかありません。



これが福祉システム工学科の特権だと思います!!!



なかなか珍しい学科で、あまり普及はしていませんが、
一緒に福祉システム工学科で学びませんか??!(*^∀^*)
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