後ほねっこ男爵領

高位北国人+犬妖精2+船乗り+亜細亜の曙

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atohone

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高位北国人+犬妖精2+船乗り+亜細亜の曙


             

嵐吹くとも 吹雪くとも♪

とある行軍歌より

~~~~~

志半ばで倒れるならば、前のめりで倒れたい。
膝を屈するなんて中途半端は、彼女には似合わない。
最後まで力を尽くして、ぱったりとエネルギーが切れるのが、彼女らしい終わり方だと、
わたしは信じている。
どんな困難も、どんなに高く見える壁も、彼女を諦めさせることなど出来はしない。
いつものように、いつもの如く、それがごく当たり前のことでもあるかのように、彼女は
壁を乗り越えるための努力を始めるだろう。
見知らぬウェブサイトを閲覧することにすら、勇気を振り絞る必要のあった少女は、今や、
目に映る全ての苦しみに手を差し伸べようとしている。
それは嬉しくも寂しい変化であり、成長だ。

見守る相手だった彼女の背を、今、わたしたちは必至になって追いかけている。


『亜細亜の曙』


後ほねっこ男爵領の夏は、それなりに暑い。
湿度こそ低いものの、その分日差しは烈しく、強い。
こんな時ばかりは、船乗りの、布地の少ない服がありがたかった。
日差し避けの布の彼方、光で漂白された視界の果てに、少女の影を確認する。
緩やかに波打つ黒いロングヘアー、浅黒い肌。
こうして見ると、ごくごく普通ポイ女の子にしか見えない。
亜細亜ちゃんだ。
大きく手を振って挨拶する。
ぶんぶんと振り返してくれる姿に、わたしは、思わず微笑んだ。


「今日呼んだのは他でもありません」

「はい」

「この度、後ほねっこ男爵領は、亜細亜ちゃんを全面的にバックアップすることになりま
した」

「はぁ……って、え?」

暑い中立ち話もなんなので、と入った喫茶店で、わたしは開口一番こう切り出した。
亜細亜ちゃんの目が、皿のように丸くなる。


きっかけは、共和国の崩壊だった。
悶え苦しみながら分解しつつあった共和国を救うため、亜細亜ちゃんが藩国を飛び出した
とき、後ほねっこ男爵領は、ただただ遠くから見守ることしか出来なかった。
NWにその名を轟かす弱兵ぶり故に、である。
誰よりもヒロイックに振舞った彼女を、追う事も、手伝うことも出来なかったという事実
は、藩国上層部の心に深い影を落としていた。
亜細亜ちゃんの心と眼差しには、黄金の価値があると、藩国の誰もが信じていた。
だからこそ、それが無為に失われるのではないかと、恐れていた。
だが、危険だからと言って、安全な場所に縛り付けても、やはり、その眼差しの意味は損
なわれる。
……危険と承知で、見知らぬ誰かを救いに行くような亜細亜ちゃんだからこそ、我々はそ
の心を尊いと思うのだから。

ならば、と誰かが言った。
ならば我々がその心を守れば良い。
困難を分かち合い、共に危険に向かって走り出せば良い。
倒れる時は、亜細亜ちゃんを守って倒れよう。
彼女の心に黄金の輝きがある限り、一人が倒れても、きっと誰かが後に続くだろう。
例え志半ばで倒れようとも、最期に彼女を救えたならば、笑いながら逝けるに違いない。

かくして、後ほねっこ男爵領が次に取得するアイドレスは決定し、わたしは亜細亜ちゃん
に連絡を取った。


「まあ、そんなわけで」

「えっと、その……」

「よろしくお願いしますね」

爽やかに笑う。
こここそ、行きては帰れぬ分岐点。
表情は軽く。あくまでも軽く。何一つ危険などないかのように。
その決定が重要なものだと悟らせないよう。
悩む間など与えず、それがコンビニで雑誌を買うごとく、ごく当たり前の選択だと、そう思
わせなければならない。
焦りを表情に出さないよう、奥歯をかみ締める。
長い長い、一瞬。

「あ、はい。よろしくお願いします」

ぺこり、と下げられる頭。目の前に、亜細亜ちゃんの旋毛。
内心の快哉を押し込めて、私も頭を下げる。
まるで詐欺師にでもなった気分。

だが、それも仕方ないと自分に言い聞かせる。
亜細亜ちゃんという少女は、傷つく痛みを知るが故に、誰かが傷つくことを好まない。
故に、自分と行動を共にすることの危険に気づいてしまえば、絶対に承諾はしないだろう。
こっそりと影ながら見守ることも検討されたが、咄嗟の事態に即応できない可能性があるこ
と、そして、何よりも、もはや亜細亜ちゃんがただ守るべき存在ではなく、共に戦う戦友で
あるという事実が、その選択肢を選ばせなかった。

だから、今はまだ、こんな不意打ちのような方法を許してもらおう。
何時の日か、私たちの覚悟が亜細亜ちゃんに伝わる日が来ると信じて。

~~~~~

我らが心は快活ぞ♪
我らが心は快活ぞ♪


あけぼののうた



風うけ 羽ばたく その翼
我らの娘は 輝く娘


我らの決意は 何より重く
何より尊く 何より常識

雪の王宮後にして 荒波乗り越え 修羅場抜け
頭の環(かんむり)捨ててまで 娘の背中を おっかける


その名 あけぼの
夜よりいでて 少女がどこを目指そうと
その道照らすは 我らの使命

星を信じて 千尋の
谷をまたいで 宙を飛び

地獄の池を泳ぎきり 果ての雪山越えようと

大人が 守ると決めた道

少女が 振り返らなくても

艦剣ふって ぬばまたの
夜を切り裂き 振り払う

我らあけぼの 亜細亜の曙



みらの サイドストーリー



/*/

合成で見づらくなってしまった個人個人のイラストを展示。


(文:深夜 あけぼののうた:南天 絵:いも子、南天 合成:南天 ページデザイン:ユーラ、南天)



一般性能開示

L:犬妖精2 = {
 t:名称 = 犬妖精2(職業)
 t:要点 = 犬耳,尻尾
 t:周辺環境 = なし
 t:評価 = 体格4,筋力4,耐久力3,外見5,敏捷4,器用5,感覚6,知識4,幸運5
 t:特殊 = {
  *犬妖精2の職業カテゴリ = 基本職業アイドレスとして扱う。
  *犬妖精2はコパイロット行為ができる。
  *犬妖精2は追跡行為ができる。この時、追跡の判定は評価+3され、燃料は必ず-1万tされる。
  *犬妖精2は白兵戦行為ができ、この時、攻撃、防御、移動判定は評価+2され、燃料は必ず-1万tされる。
 }
 t:→次のアイドレス = ぽちファンクラブ(職業),強犬妖精(職業),オペレート犬(職業),帝國メード(職業)
}

/*/

L:船乗り = {
 t:名称 = 船乗り(職業)
 t:要点 = 髪を隠す帽子か布,艦剣,膝までのズボン
 t:周辺環境 = 帆船
 t:評価 = 体格1,筋力2,耐久力0,外見2,敏捷2,器用3,感覚3,知識1,幸運0
 t:特殊 = {
  *船乗りの職業カテゴリ = ,,派生職業アイドレス。
  *船乗りの位置づけ = ,,{パイロット系,コパイロット系}。
  *船乗りのパイロット資格 = ,,搭乗可能(艦船系)。
  *船乗りのコパイロット資格 = ,,搭乗可能(艦船系)。
  *船乗りの緊急輸送能力 = ,,ボートで2万tの物資を緊急輸送することができる。
  *船乗りの艦上補正 = ,条件発動,(位置づけ(艦船系)の乗り物の艦上で活動する場合での)全能力、評価+2。
 }
 t:→次のアイドレス = 赤鮭(ACE),青カモメ(ACE),海の魔女(職業),海賊(職業),冒険家(職業)
}

/*/

L:亜細亜の曙 = {
 t:名称 = 亜細亜の曙(職業)
 t:要点 = 微笑み,信頼した顔,普通ポイ
 t:周辺環境 = 亜細亜ちゃん
 t:評価 = 体格0,筋力0,耐久力0,外見0,敏捷0,器用0,感覚0,知識0,幸運0
 t:特殊 = {
  *亜細亜の曙の職業カテゴリ = ,,派生職業アイドレス。
  *亜細亜の曙の特殊能力 = ,,亜細亜が発言するたびにトークン1を得る。このトークンは1ターンの間続く。
  *亜細亜の曙のトークン = ,,亜細亜の発言回数。
  *亜細亜の曙のトークン補正 = ,,全判定、評価+<*亜細亜の曙のトークン>。
 }
 t:→次のアイドレス = 火足水極(ACE),オタポン、ポチ最大の守護者(ACE),アイドレスプレイヤー(職業),亜細亜のコイン(アイテム)
}

/*/

L:高位北国人 = {
 t:名称 = 高位北国人(人)
 t:要点 = 涼しげな服装,白い肌で美しい人材,白い髪,頭環
 t:周辺環境 = 雪の中の王宮
 t:評価 = 体格2,筋力2,耐久力0,外見2,敏捷0,器用0,感覚1,知識1,幸運0
 t:特殊 = {
  *高位北国人の人カテゴリ = ,,高位人アイドレス。
  *高位北国人の根源力制限 = ,,着用制限(根源力:25001以上)。
  *高位北国人のイベント時食料消費 = ,条件発動,(一般行為判定を伴うイベントに参加するごとに)食料-1万t。
 }
 t:→次のアイドレス = 呪術師(職業),吟遊詩人(職業),船乗り(職業),藩王(特別職業)
}

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  • HQボーナスと適用範囲
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